【広島】矢野、末包、森下、栗林らがトークショー 末包はファンを前に来季目標25本塁打を宣言
12/8(日) 17:15配信
日刊スポーツ
トークショーで、来季の本塁打の目標に25本を掲げた広島末包=撮影・高垣誠
広島・呉市のホテルで8日、ファンイベント「CARP FAN FESTA くれ」が開催された。午前の部は野間峻祥外野手(31)、末包昇大外野手(28)、矢野雅哉内野手(25)の野手3人が、午後の部は森下暢仁投手(27)、栗林良吏投手(28)、森浦大輔投手(26)の投手3人がトークショーを行った。
末包は来季の本塁打の目標を「25本」と掲げた。今季は自己最多79試合に出場し、打率2割3分8厘、9本塁打、37打点を残したものの、膝の故障で開幕に間に合わず、シーズン中にも故障で離脱した。その反省から、現在減量に取り組んでおり、目標の5キロ減間近の4キロ減で、現在体重106キロ。トークショー後「膝のために減量してみようと。食事量は変えず、練習量を増やして落としました」と話す。
本塁打に関しても「まずは20本というか、まだ達成したことないことをしっかりやっていきたい。そのプラスアルファで25本っていう感じで」と来季を見すえた。
森浦は逆に、昨オフから体重増のため朝食にモチ5個、あとはプロテインとゼリーを摂る「モチトレ」を敢行。体重8キロ増でシーズンに入り「最後まであまり疲れを感じないでいけた」と効果を実感。今季53試合に登板し2勝0敗17ホールド、防御率2・51と中継ぎで安定した活躍をモチが支えた。現在は78キロで、来季は投球の出力を上げるため、あと2キロ増の80キロを目指している。今季140キロ台後半だった平均球速を「150キロが普通に出るようになったらいい」と、今オフも「モチトレ」を続行するつもりだ。
トークショーでは、選手が口々に9月に大失速して優勝を逃したことを悔しがった。栗林はイベントの締めくくりに「来季は9月に失速しても優勝できるくらい頑張りたい」と話し、ファンの喝采を浴びた。
末包選手にとって、今季は自身も納得のいくものではなかったと思います。今季は79試合に出場しましたが、打率.238、9本塁打、37打点と低迷しました。しかも、古傷の膝の故障で開幕に間に合わず、さらにシーズン途中にも故障で戦線を離脱しました。昨季は打率.273で二桁の本塁打をマークしていただけに、今季は悔いが残ったに違いありません。来季に巻き返しを図らなくてはいけませんが、新外国人選手の加入や、若手選手の台頭などで、レギュラー争いがかなりし烈になります。末包選手にとっても、来季は勝負のシーズンになりますので、このシーズンオフから本気モードで練習に取り組まないといけないと思います。
ドリヨシは森浦投手は入団当初から線が細いなと感じていました。なのでスタミナ的にどうかなと思っていました。森浦投手自身もそれを感じていたようで、昨年オフから体重の増量に取り組み、8キロ増で今季に突入し、53試合に登板。2勝0敗17ホールド、防御率2.51と中継ぎの役割を果たしました。ドリヨシ的には、森浦投手は痩せる体質だと思いますので、しっかり食べてしっかりトレーニングをして、さらに体重増で来季に臨んで欲しいと思います。
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