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貴生川での眺鉄 by 坂本 理恵 (12/05)
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2018年11月16日

名古屋へ移動します

金山で途中下車しました。


真っ暗な早朝にもかかわらず、
弁当売りの人やサラリーマンなど
通常の動きという感じで
駅がだんだんと活発になっていく
様子が分かりました。



改札を出て左に歩くと金山駅前です。

タクシーなどが多少停車している以外は
それほど車の往来などはありませんが、
それでも、続々と通勤客が
自家用車で駅に向かってきていますね。



関東を離れるとよく見る
自家用車の流れ作業を見ながら
周りを歩きますが、
それほど見どころがなさそうですね。


なので、ホームへ戻りましょう。



戻る最中に、何気なく金山駅舎を見ると
「金山総合駅」となっていました??


金山には間違いありませんが、
これはどういうことなんでしょうね??



JR線と名鉄線を利用できるから
総合と付けたのでしょうかね。


ちょっと疑問が残った駅でした。



三重県に行くには、名古屋が便利です。
そして、今度来る列車は
中央線の方が早そうですね。


中央線ホームへ向かいます。



中央線ホームはガランとしています。


名古屋方面に行く人は、通勤で
反対方面多治見、中津川方面に
行く人はハイキング等だと思うので、
もう少し遅くなると賑わうのかもしれませんね。



それに対し、名鉄線は
どういうわけか頻繁に列車が
行き来していますね。


多方向へ線路を延ばしている
名鉄線ですが、それ以上に
利用客の差が歴然としていました。


名鉄のホームには人がたくさんいます。


つまり、JR線より名鉄線の
方が利用しやすいということなんでしょうね。



中央線の名古屋行の列車は
6時19分に到着しました。


113系列車で、ボックスシートに
座ることができましたが
わずか4分なので、気にしませんでした。



久しぶりに到着したJR線に乗り
名古屋には定刻通り
6時23分に到着しました。



ここから関西本線に乗ります。



地下通路を通って、東海道新幹線に
一番近いホームが関西本線の
乗降ホームです。








2018年11月17日

三重県へ行きます

名古屋で関西本線ホームへ来ました。



今日は関西本線に乗って進みます。


既に列車が停車していました。


2両編成の普通亀山行です。


車内は転換クロスシートなので
これはのんびりゆったり楽しめますね。



シートに座り、突然思い出しました。

朝食を食べていないことに・・・



早めに開いている駅弁屋があったので、
事なきを得ましたが、
ちょっと焦りました(^^;



転換クロスシートであるし、
通勤客とは逆方向に進むので
車内で食べながら、
車窓を眺めることにします。



しばらくは出発を待っていると、
車掌のアナウンスが入りました。


これは当たり前のことなので
何気なく聞いていましたが、
どうやら女性の声ですね。



たまたま後ろの車両に乗っていたので
最後尾の車掌室を見ると
女性車掌が一生懸命にアナウンスを
していました。

その横では、お偉い風の男性車掌が
目を光らせていました。



どうやら研修を兼ねているようですねにこにこ

まだ緊張しているのか
途中でだいぶとちってしまいましたが
それでもなんだか新鮮で良かったです。



JR東海やJR西日本では
女性車掌の姿を見る機会が増えました。


JR東日本では、まだ見たことが無いので
自分にとっては目新しいのですが、

こちらの人にとっては、当たり前のようです。


自分以外の人は、誰一人として
驚いた感じがありませんでした。



出発時刻の6時40分になると
列車は静かにホームを離れました。



ここからは車庫の横を通り、
近鉄線と並行して走ります。



自分はというと、
弁当を頬張りながら
上りホームの通勤客を見て
ちょっと優越感に浸っていました(^^)










2018年11月18日

主要駅亀山

名古屋から関西本線2両編成の
普通列車で亀山に向かっています。



朝食の駅弁も食べ終わり、
しばらく列車の揺れに体を
任せていたら、いつの間にか
寝ていました。


だいぶ疲れが出てきたようですね。



目を覚ますと車内は
スーツを着た人たちと
学生たちの集団に占領されていました。



自分のような旅人はそれほどいないので
肩身の狭い思いをしながら
車内で揺られて、亀山に到着しました。



亀山からは、関西本線を走るのですが、
乗換えになります。


今まではどちらかと言えば、
住宅街の中を走ってきたのですが、
ここからはローカル線ともいえる
関西本線になります。



亀山では、少しの学生が
自分と同じく乗換えでしたが、
ほとんどの人がこの亀山の
改札口を出ていきました。



だから、乗り換えて関西本線は
それほど混雑しませんでした。



その他、亀山からは伊勢方面にも
列車が分岐しているので
多少乗客が分散されるという
ことも影響しているとは思います。



8時00分ジャスト。
加茂行のディーゼルカーが
亀山を出発しました。




ここからは非電化区間になるので
ディーゼルカーですね。


41 関西本線.jpg



残念ながらロングシートなので
雰囲気はいまいちですが、

ディーゼルエンジンの音を
久しぶりに聞いたので
良い気持ちになりながら
西に向かいます。


列車もエンジン音高く
快調に走っていますね。




草津線との接続駅柘植を過ぎ、
自分の下車駅伊賀上野へ到着しました。



なぜ伊賀上野かというと
忍者の代表的なところで
先に進むよりは途中下車
した方が面白そうだからです。



ホームに降りるのは
自分ともう一人の女学生だけで
他の乗客は、この駅には
まったく興味がなさそうに
そのまま行ってしまいました(^^;















2018年11月19日

伊賀上野で忍者列車?

亀山からディーゼルカーで
伊賀上野に来ました。



一緒に降りた女学生は
慌てる素振りが全くありませんが、
現在の時刻が8時45分です。

学校に間に合うのだろうか??

完全な遅刻だと思いますが・・・・(^^;



さて、伊賀上野の改札を出ると
忍者の里という感じで
PRの貼り紙がありました。


ところで、どこに忍者屋敷があるのでしょうかね。


調べてくればよかったと
このときになって初めて思いました。



57 伊賀上野駅.jpg



時間があれば探しても良いのですが、
駅前をグルっとしただけで
諦めました。

やはり眺鉄の方が
どうしても良いので(^^)



駅に戻り、柘植へ向かうので
階段を上り反対側ホームへ向かいます。



そのときに、ピンク色の列車が
目に入りました。



98 近鉄上野線.jpg




近鉄伊賀線で、伊賀上野から
伊賀神戸までを結んでいます。


伊賀神戸では、
難波や名古屋、京都、鳥羽
などと結ばれている近鉄線と
接続しているので、

この伊賀上野に
来るには意外と近鉄線で来た方が
便利だったのかとも思いました。



さて、柘植に向かう亀山方面
ホームに戻り、亀山行が到着したので
乗り込みます。



少し戻る感じになりますが、
柘植まで移動します。



柘植からは草津線が出ているので
その路線に乗る予定です。






2018年11月20日

伊賀から甲賀へ

伊賀上野から乗った亀山行は
9時21分に柘植に到着しました。



そして、乗換える草津線は
9時24分発なので
急いで乗り換えが必要なんですが、
同じホームの反対側に
停車していたので慌てずに済みました。


たまたまですが、久しぶりに
【急行】を見ました。



99 かすが.jpg



急行【かすが】です。

名古屋と奈良を結んでいる【急行】で
名古屋から、四日市、亀山を経由し
関西本線をそのまま走って
加茂、木津を通って奈良まで行っています。


今では大変珍しい【急行】なので
眺鉄できて良かったですにこにこ



さて、移動に戻ります。

伊賀に行ってきたので、甲賀へ行きます。

あるアニメの影響でしょうか。
伊賀忍者と甲賀忍者と頭にあるので
なんとなく行ってみたいと思いました(^^;



ちなみに伊賀は「いが」と読みます。

甲賀は・・・・「こうか」です。

濁らないんですね。



自分は「こうが」だと思っていたので
これには驚きました。



柘植からは10分程で到着です。


対面式ホームに降り改札へ向かうと
小屋のようなところですね。


もちろんと言ってはなんですが
無人駅なので車掌が切符を確認し
下車するという流れでした。


58 甲賀駅.jpg




駅前には何もなく、
バス、タクシーさえ停まっていませんね。


ここで降りたらどこへ行くのか。


伊賀上野もそれほど栄えておらず
ちょっと拍子抜けしましたが、
甲賀はそれ以上に閑散としていました。



しばらく駅周辺を散策しましたが
本当に何もなく、
駅へ戻らざるを得ませんでした。



駅待合室と思われるところで
次の列車を待ちますが、
このまま草津方面の列車を
待つのも暇ですし、寒いので
戻る形にはなりますが、
柘植方面の列車に乗ることにします。



というのも、次の草津方面の列車は
甲賀を10時35分に出発する列車です。



その前に柘植方面に来る列車が
甲賀を9時53分に出発します。



10分で柘植に着くということは
柘植着が10時01分。

つまり、甲賀10時35分の
草津方面の列車は、
この列車の折返しになりますね。



なので、柘植方面の列車に乗り、
少しでも暖を取ろうと思います。








2018年11月21日

次は、貴生川で眺鉄

甲賀を9時53分発の柘植行に乗り
柘植に10時01分着。

戻ってきました。



想像通り、この列車が折返し
10時27分に柘植を出発する
草津行になったので
ホームに降りずに車内に残ります。



車内は保温が十分で暖かいですね。

この作戦大成功です(^^)



10時27分になると列車は
柘植を離れ、先ほど下車した甲賀を通り
次の目的に貴生川には
10時47分に到着しました。



貴生川からは近江鉄道と
信楽高原鉄道が接続しています。


近江鉄道は、米原や彦根で
何度も見たことがありますが、
信楽高原鉄道は初めてですね。



信楽高原鉄道が走っていると
知ることになったのが、あの悪夢です。


あの大事故により日本中に知れ渡った
路線ですね。



まだ記憶に新しい列車同士の正面衝突です。


死者も出てしまった大惨事で
この事故により自分も信楽高原鉄道と
いう路線を知りました。



貴生川のホームはJR線と
信楽高原鉄道が共同で使用しています。



ホームはさっぱりときれいです。



それに対し近江鉄道は
ホームも改札口も別に設置しています。



もう少しすると信楽高原鉄道が
到着する予定なので、
しばらくホームで待ちます。



折返し10時50分発の
列車というか1両のディーゼルカーが
ホームに入ってきました。



100 信楽高原鉄道.jpg




車内からはパラパラと人が降りてきて
改札口へ向かう階段を上っていきます。



本当にちょっとの乗客だったので、
この先廃線にならないか
心配になりました。



折返し列車の乗客も
ほとんどおらず、
列車は定刻に信楽へ向けて
ゴトゴトと出発しました。






2018年11月22日

貴生川での眺鉄

貴生川で信楽高原鉄道を
眺鉄し、自分も改札口への
階段を上って、
駅の外へ出てみることにしました。



観光するところは何もないらしく
ただ人が住んでいる街という
イメージが第一印象です。



歩いている人も多くないので
まだこれから街を作り上げていく
という感じにも受け取れました。



駅舎はというと白でかなり立派です。



59 貴生川駅.jpg




まだ街が駅舎とマッチしていない
ので、街の開発や人の誘致を
しなければいけないようにも思いました。



駅前にはバス停もロータリーも
備えられていますが、
バスの本数がやたらと少なく
もったいない作りでした。



しばらく外にいましたが、
せっかくなので近江鉄道も
眺鉄しましょう。


ホームに戻り、柘植方面の
ホームからは近江鉄道のホームが
見えそうなので行ってみることにします。




狭いホームではありますが
列車が停車していました。



101 近江鉄道.jpg101 近江鉄道2.jpg





車内には人がちらほらいるだけで、
運行が継続されるのか
微妙な空気を感じました。



貴生川での時間はここまでです。


草津方面の列車が到着する
ホームへ戻ることにします。













2018年11月23日

なんとなく嫌な予感が・・・・

貴生川では信楽高原鉄道と
近江鉄道の眺鉄をしました。


滅多に来ることができないので
ちょっとでも列車たちが
出現してくれてよかったです。



草津方面の列車が到着するホームへ行くと
いつの間にか人がかなり増えていました。


サラリーマン、学生、赤ちゃんを抱いた人など
いろいろな人が草津行を待っていました。



しばらくすると、草津始発の
当駅貴生川止まりの列車が
ゆっくりとホームに入ってきました。



102 草津線.jpg




自分が乗る列車ですが、
ホームにたくさんの人がいても
ここ始発なので座れることは
間違いないですね。



ただ、なんとなく嫌な予感が
このときはしました。



草津行の列車は、定刻の
11時20分に、自分の不安など
関係なく貴生川のホームを離れました。



列車は貴生川出発時は
快調にスピードを上げて
草津を目指して走っています。



順調に走っているように
思っていたのですが、

駅に停車するたびに
停車時間の延長や
走行速度が明らかに遅くなるなど

どうも順調ではない動きが
見え始めました。



どうやら、草津付近で
東海道線が何らかの影響で
遅れているらしいです。


自分の不安が的中しました(^^;



そして、この草津線は
東海道線が遅れることが
関係しないと思っていましたが、

京都から直通する列車もあることから
影響を受けてしまったということです。



まぁその影響もあり
たまたま途中下車する時間もでき
石部駅でちょこっと降りました。


60 石部駅.jpg




ちょっとだけなので
散策もしませんでしたが、
なんとなくその土地土地の
雰囲気を味わいたいですからね。




草津線は遅れながらも
少しずつ草津には近付き
本来であれば、草津に
11時44分に着くはずが、
12時近くになって
やっと到着しました。







2018年11月24日

予定通りに行かなくなりました

東海道線の遅れの影響で
自分の予定が大幅に狂いました。



本来であれば、草津に
11時44分に到着し、
草津から米原へ移動し、
米原には12時22分に到着するはずでした。



まぁこういうのも旅の面白さ
かもしれませんね。



どうあがいても予定通りには
行きそうにないので、
ここではこのずれを
楽しむことにします。



草津から米原行ではなく
野洲行の乗って少しだけ
米原に近付きました。



予定外の野洲にも
降りることができたので
良しとしましょう。



61 野洲駅.jpg




野洲は車庫があり、
野洲始発の【新快速】や【普通】があります。



姫路や大阪、京都では
行き先表示で何度となく目にしているので
興味がある駅でした。




ちょっとだけ降りてすぐに
ホームへ戻り、米原方面へ
行く列車に乗りました。



遅れの原因は無くなったようで
列車はスピードを落とすことなく
走っています。


そして、米原には12時50分頃に
到着できました。



本来の予定であれば、米原を
12時28分に出発する
列車で大垣へ行くつもりだったので、
まったく間に合ってはいませんが、

大垣に行けないわけではないので
とりあえず、12時58分発の
大垣行に乗りました。



よくよく時刻表を調べると
この列車でも予定していた
列車に乗ることができることが
判明しました。



自分の予定はここで元に
戻すことが可能ですね。

まぁ昼飯の時間がまったく
無くなってしまいましたが(^^;



大垣からは13時30分発の
美濃赤坂行に乗り換える予定です。


米原から乗った列車は、
大垣に13時28分に到着するので
ギリギリ間に合いますね(^^)



と、残念ながらここでも
事件が起こりました。



大垣には13時28分に
到着しなければいけないのに
この列車も5分ほど遅れてしまったのです。



途中でその遅れを挽回できず
大垣には13時33分頃に到着でした。







2018年11月25日

予定が狂い、どうしよう・・・

米原から乗った列車が
定刻に大垣に到着すれば
問題がなかったのに・・・・

と思いながら大垣へ到着しました。



落胆しながら、大垣到着の
アナウンスを聞いていると

どうも、風向きが変わってきました。



どうやら、米原から乗ったこの列車が
そのまま大垣始発の美濃赤坂行に
なる列車だったようです。



つまり、13時30分には
間に合わなくても、乗りたい列車には
間に合ったということです。



ラッキーでした(^^)



美濃赤坂までは東海道線ではありますが、
本数が極端に少ないので、
うまく乗ることができ、ホッとしました。



大垣では、到着するや否や
運転手と車掌がダッシュで
入れ替わっています。


予定より遅れているので
少しでも早く出発させるためですね。



車掌も息を切らせながら
走っていたのですが、
大垣から美濃赤坂はワンマン運転
ということで、大変なのは
運転手だけでした。



運転手はすぐに準備をはじめ
車内放送も流し、
遅れてはいますが
美濃赤坂へ向けて出発しました。



列車は東海道線を走るのですが、
垂井より手前で右に曲がっていきます。



そして、荒尾に停車後
終点の美濃赤坂には13時40分頃
到着しました。



運転手は、折り返すために
また前後の移動をしていました。



予定より遅れての到着なので
余裕時間があまりありませんが、
それでも駅の外へ出ることができました。



昔ながらの駅でなんとなく
時代が戻ったような気がしました。



62 美濃赤坂駅.jpg



駅構内も今は廃れていますが、
昔は賑わっていた様子を
ヒシヒシと感じました。



103 東海道線.jpg



今乗ってきた列車がホームに
横付けされていますが、

その横には貨物列車が停まっていました。


砂利や土などを運ぶ要所だった
ように思います。


人よりも工業優先という感じがしました。



そして、川崎市に住んでいた頃
砂利を積んで走る貨物列車を
よく見ました。


それと同じ貨物が停まっていたので
懐かしく感じました。



また、美濃赤坂はまさに終点で
先の方の線路はぶち切れていました。


すべてにおいて他の駅とは
様相が異なっていました。



もっと周りを歩くと面白い
発見もあるかもしれませんが、
折返しの列車の出発時刻が
近付いているので、
このへんで、列車に乗り込みます。