駅に停まるたびに人を降ろしていき
三厩へ１７時１１分に到着した時には
自分を含めて１０人にも満たない乗客数でした。
早速ホームに降りるも
地吹雪が襲ってきてものすごく寒い。
しかも積もっている雪たちが
凍らずさらさらなので
強風と一緒にとんできます。
これもまた冷たいので早々に駅舎へ退散しました。
一緒に降りた人たちは
みんな地元の人らしく（地元の人で無いと怖い気がする）
ばらばらに散っていってしまいました。
中にはこの辺りを巡回している
バスに乗り込む人もいましたが、
このバスというのは
意味が有るのか無いのか分からないまま
出発していきました。
バスを運行する方がもったいないような
気がしたのは自分だけでしょうか。
自分はというとこの三厩を
本日最後に出発する列車に
乗らなくてはならないので
しばらく散策をした後、
駅へ戻ることにしました。
駅には駅員がいるらしいのですが、
姿を見せずに暖かい部屋で
テレビでも見ているようでした。
その証拠に車掌や運転手が
一度駅員室へ入っていった時に
話し声が聞こえたからです。
そんなことはどうでも良いので
自分はせっかくここまで来たんだからと
駅前から歩き始めました。
しかし、雪が強くて何も見えず、そして
何も無くて、何も見えないという状況で
いささかがっかりしました。
人っ子一人いない三厩ですが
駅と駅すぐそばにある定食屋には
数人いるらしく多少ホッとはしましたが
とてもその店に入る時間もないので
諦めて散策を終了させました。
