今到着した蟹田で
津軽海峡線と津軽線が分岐します。
よって蟹田までは津軽線も
電化されていますが
蟹田より先になると
電化されていないため
ディーゼルカーで
運行されているのです。
蟹田で車内の人たちはほとんどが下車し、
車内は閑散としてきました。
自分のボックス席に座っていた人も
蟹田で下車しボックス席に
1グループないし
1人しか座っていない状況になってしまいました。
蟹田からしばらくは
津軽海峡線と同じ線路を走り、
途中で分岐します。
津軽海峡線が右手の方へ消えていくと
いよいよローカル線らしくなってきました。
そして、一駅停車するたびに
人が減っていき、
陽も暮れてきているので
だんだんと寂しくなってくる
車内と車窓の光景でした。
人があまり住んでいない地方なので
民家も少なく、灯りがポツポツと見える程度で
しかもオレンジかかった灯りを使用しているので
この辺りの過疎化を目の当たりにしました。
列車は右手に津軽海峡を見ながら走ります。
といっても海はたまに顔を出す程度ですが、
荒れ狂う海に青より黒に近い海の色なので
かなりの恐怖を覚えました。
ちなみに北海道は見えなかったです。(当たり前である。)
さて、列車は海沿いを走ることなく
津軽二股へ到着しました。
実はこの駅、右手に
津軽今別という津軽海峡線の駅があります。
駅名は違っていますが、
隣り合わせの駅なので
何だかちぐはぐですね。
この時間帯なので
人もいるわけ無くひっそりと
駅がたたずんでいるといった感じのところへ
轟音を響かせて特急が通過していきました。
ほとんどの列車がああいう感じで
通過するのだから
あまり駅として必要ないなぁと
思いながら眺めていました。
2020年03月28日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/9493669
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック