左側のドアが開くのでそちらへ移動し
自分もドア付近へ移動しました。
定刻１５時３５分より
だいぶ遅れてしまいましたが、
ここでの時間的余裕はかなりあるので
それほど焦ってはいません。
雪の積もったホームへ降り
靴の中に雪が入らないように
注意しながら連絡橋へ向かって
歩いていきました。
歩いている時に【海峡】も動き出し、
自分を車掌が追い抜いていく時に
敬礼してくれたので
自分も手を振って別れました。
走り去ったなんとなく愛着がわいた【海峡】は
これから函館までの長い旅ですが、
何事もなく走ることを祈って
改札口へ向かいました。
奥内の駅小屋は結構きれいですね。
駅前には無人駅らしく何も無く、寂しいです。
特に津軽半島の一部らしい風が強く
雪が舞っているので寒さが倍増します。
早々と駅小屋へ戻らざるを得なかったです。
駅小屋に戻ったらとりあえず
トイレへ行き用を足し、
身軽になろうと思っていたのですが、
水を使用してはいけないらしく、
トイレも使用禁止となっていました。
無人駅だから監視する人がいないので
仕方ないとは思いますが、
そこまで寒さが厳しいとは思わなかったです。
結局、駅小屋にいても面白くなくなってきたので
ホームへ移動し、待合室と思われる
囲いのある物置でくつろぎ、
軽くパンを食べておきました。
これから先、ものを口にする暇が
無くなってくるので
とりあえず栄養補給という感じです。
奥内１６時００分発の
三厩（みんまや）行は
特に遅れも無く到着しました。
２両編成のディーゼルカーで
キハ４０系といわれる車両が使用されています。
車内はセミクロスシートで
車両の両端にロングシートを配置し
中央部にクロスシートが並んでいます。
自分はクロスシートへ腰掛
しばらくはゆっくりとしていました。
奥内から蟹田までコツコツと
小さい駅に停車していきます。
この辺りは強風が厳しいらしく
線路の両端には暴風柵が建てられているなど
あまり景色の見栄えは良くないですが
安全のためなので仕方ないと諦めました。
列車は順調に進んで行き、
蟹田へ到着です。
