列車を探しています。
駅構内を案内している声が
人の多さでまったく聞こえません。
なんとなく聞こえても
果たして何を言っているのか
把握できないほどの混雑ぶりです。
仕方ないので、階段を上り
案内表示板を見に来たというしだいです。
吉永行のホームが判明し、
ホームへ向かうと、
この車両が吉永行なんだ。
という感じでした。
115系1000番代の列車だったんです。
主に、岡山から岩国、下関方面への
運行が主だと思っていたので
吉永まで行くとは思いもしなかったのです。
ドアが2つのセミクロスシート車で、
転換クロスシートの車内です。
まさか岡山からの上りで
乗るとは思わなかったので
うれしいような、悔しいような
妙な気持ちになって乗り込みました。
ラッシュ真っ只中の時間ですが、
首都圏に比べれば明らかに
空いている車内です。
座ることはできませんが、
岡山に来るまでの混雑よりは
だいぶ余裕があるので
ホッとしました。
定刻17時40分より少し遅れて
列車は岡山を離れ、山陽本線を
走ります。
だんだんと日が傾いてきており
秋らしい色に染まりつつある
景色の中を、
駅に停車するたびに乗客を
降ろしながら列車は進みます。
そして、自分の下車駅
瀬戸へ17時56分に到着しました。
瀬戸では、大勢の乗客が降りたので
ホームいっぱいに人が溢れました。
それもすぐに解消されたのですが、
意外と降りる人が多かったのには
驚きました。
駅前は、バスなどが停車できる
スペースはなく、
自家用車が所狭しと待機しています。
瀬戸で降りた人たちも
自分を迎えに来た車に向かって
散らばっていきます。
あっという間に車も
人もいなくなりました(^^;
自分だけが取り残された
閑散とした瀬戸で、
とりあえず店でも探しに行きます。
しかし、この辺りには
店やコンビニらしき建物が
まったく見当たらず、
駅へ戻りました。
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