というと、
以前、寝台特急【瀬戸】が走っていました。
東京から大阪、岡山と経由し
宇高連絡船の発着する宇野までを
結んでいました。
その後、瀬戸大橋が開通されると
岡山から瀬戸大橋線を走り、
宇野ではなく、坂出、高松へと
行先が変わりました。
そして、時代の流れからか
電車型の寝台特急【サンライズ瀬戸】の
登場により、客車型の寝台特急
【瀬戸】は廃止となりました。
自分は寝台特急の中で
なんとなく【瀬戸】が好きだったので、
残念でした。
ヘッドマークもおそらく瀬戸内海を
表していると思うのですが、
海と島が描かれていました。
ということで、昔を思い出すために
瀬戸で下車してみました。
寝台特急【瀬戸】とは
関係ない駅のようでした。
さて、周囲に何もないことが分かり
ホームのベンチで寛ごうとしていると
たまたま酒屋を見つけました。
ビールを購入し、
非常食として持っている
パンでしばらく時間を過ごします。
反対側岡山方面の列車が到着すると
先ほどと同じように大勢の人が
降りたのを見ながらのんびりしていると
周りの風景が目に入ってきました。
瀬戸が思ったより山に囲まれている
のが分かりました。
今まで、そのようなことを
見もせずにここを通っていたので、
降りてみて初めて発見しました。
時間が合えば、ちょこちょこと
駅に降りてみるのは
このようなこともあるので楽しいですね(^^)
少しずつ人が集まり始めました。
どうやら列車が到着しそうです。
そして、ホームに列車到着の
アナウンスが入ると、
瀬戸18時16分発の
姫路行が静かに到着しました。
先ほどよりは空いている車内ですが、
やはり大勢の人が一斉に下車します。
自分は入れ替わるように
車内に入りました。
残念ながら座ることは
できませんが、
かなり余裕のある車内なので
過ごしやすい方でした。
車内は、部活帰りのジャージを
着た学生も多く
社会人のおっちゃんたちに混じって
いやいや立っていました。
みんなに共通しているのが
疲れ切っているということで、
車内が異様な静けさでした。
瀬戸ではだんだんと日が沈み
暗くなっていく過程を
ホームで感じていましたが、
列車に乗ってしばらくすると
真っ暗になってしまいました。
もう少し日が沈む際の
空を眺められたら良かったのですが。
【このカテゴリーの最新記事】