朝向かった安芸中野の手前の
海田市から分かれて海沿いの
呉線を走ります。
途中の駅というと広、呉しか
知らない自分にとっては
なかなかなローカル線です。
その呉線を走るのはどういう列車なんでしょう。
期待を膨らませて呉線が
出発するホームへ行くと・・・・
103系通勤型列車が停車しています。
広島止まりの列車が車庫へ
入るのかなぁと
わずかな望みにかけていましたが、
残念ながら、この列車が広行でした。
呉線もロングシート車が主軸のようで
乗った広行はかなりの混雑です。
座ることさえできず、
なんだかガッカリです( ;∀;)
ですが、面白いこともありました。
それは、車内で新人車掌が研修を
行っていたのです。
お偉い方が4,5人乗って
先輩車掌が2人乗って
アナウンスや検札などを
細かくチェックしているのです。
チェックされる側である自分たち乗客も
緊張してしまうくらいの
緊張感の中、研修が続けられました。
ここまで大がかりだと
乗っている方も気を遣うので
もう少し目立たない方法で
研修はした方が良いのでは。
とこのときは思っていました。
広島を出発すると山陽本線を走り、
分岐点の海田市に到着すると
かなりの人が降りました。
自分も空席に座ることができ、
身体的にはだいぶ楽になりました。
席に座るとあまり外の景色を
見ることはできませんが、
それは仕方ないですね。
ロングシートの宿命です。
座席に座ってからしばらくして
先ほどの車掌が検札に回ってきました。
興味本位で他の人の切符を確認している
動作を見ると、
かなり緊張しているらしく
顔が半分引きつったような表情で
ここまで動きや顔が固いと
誰かに文句言われないかなぁ。
とこちらが心配になるほどでした。
運の悪いことに、この車両には
酔っ払いが乗っていました。
酔っ払いは切符をどこまで
買うかで車掌へ問い合わせていましたが、
何度もキツイことばを浴びせていて
気の毒になりました。
特にこれ以外トラブルは無かったのですが、
やはりあの酔っ払いとの絡んだときの
あの表情は・・・頑張ってください。
と思いながら列車に揺られています。
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