ゆったりとした雰囲気のまま
時間調整を行う浜原へ到着しました。
だいぶ日も暮れてきて暗くなる前の
静かなひと時を山陰の山の中で
迎えることになろうとは
まったく考えていませんでした。
こういう落ち着く時間が
なんだか貴重ですね(^^)
浜原では5分ほどの調整時間があるので
すぐ駅前に行ってみました。
田舎駅らしい趣のある駅舎です。
夕暮れ時の色と匂いと空気が
また更に良い感じでした。
浜原には18時01分に到着し
18時06分に出発です。
きっかり5分を駅前とホームで
過ごし、三江線に戻りました。
浜原から三次までは、
時間調整による停車はありません。
なので、1時間20分程を
車内でぼんやりと過ごしました。
日暮れにより、車窓は見にくく
なってきてはいますが、
それに反するかのように
赤い色に染まっているところが
所々に見えたりと
車窓の景色には飽きませんでした。
しかし夕暮れというのは
止まらないので、
暗闇に吸い込まれるかのように
列車は真っ暗な中を
走ることになりました。
今までの車内は地元の人も
多数乗っていて、
あまり気にならなかったのですが、
自分と同じような旅人が1人いました。
どうも江津で見たような気がするので
そのときは自分と同じだなぁ。
くらいにしか思わなかったんですね。
ここまで乗っていることに疑問を感じ
あぁという感じで思い出しました。
というのも、江津から
乗っている人は自分を含め2人だけ。
途中駅から乗ってきた人は
多少いますが、始発駅から乗っている
物好きは旅をしている人だけと
自然と答えが出る状況でした。
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