青森方面へ走っています。
車内は間違いなく青森まで乗る人は
ほとんどおらず、途中で降りるでしょう。
となるといったいどこで降りるのか
なぜか気になり始めました。
自分は途中の八郎潟で途中下車するので
それまでに何かしら動きがあれば
良いなぁと思いながら列車に揺られていました。
しかし何の動きもないまま
八郎潟に到着してしまいました。
残念ですね。
席を立ち、ドアからホームに降りると
かなりの人が一緒に降りました。
そして車内を振り返ると
ガラガラまではいかなくとも
先ほどとは比べ物にならないくらいに
空いていました。
八郎潟が自分が思っていた
住宅街なんでしょうね。
皆さんはここから秋田へ
仕事や学校、買い物に
出ているようでした。
八郎潟のホームに降りて
自分はわざとゆっくりと歩いています。
それにもかかわらず、みんな
同じくらいのスピードで歩いていました。
それだけゆっくり時間が流れているんでしょう。
とても関東地方や大阪、名古屋では
考えることができないスピードでした。
改札には駅員さんがいて切符を
見せて駅前に出ると
地方らしい光景が待っていました。
そう出迎えの車たちの渋滞です。
駅から出た人たちは
自分の車を見つけるとサッサと乗り込み
順序良く出ていきます。
その流れは熟練の技を感じるほどでした。
そしてあっという間に駅は
閑散としてきて
なんだか風も強くなってきたように感じました。
人がいるのといないのでは
こうまで寒さの感じ方が変わるのかと
しみじみ思いながら駅へ戻りました。
この八郎潟に来たのには
目的があります。
まぁ眺鉄ですが(^^;
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