定刻通り15時13分に到着です。
とりあえず、列車を降りて
改札を通り駅の外へ出ます。
軽井沢へはバスでしか行けなくなり、
今回はこの先へは時間が合わないので
進めませんが、いつかは行かなければ
と思っています。
碓氷峠はやはり走ってみるべき
ところですからね(^^)
横川の駅前は、思った以上に狭く
車が2台通るのがやっとというくらいで、
車はもちろん侵入してこないです。
さて、改札を出て右手には
「おぎのや」という旗が出ています。
昔を思い出させるのではないですか?
昔の活躍を懐かしんでかどうかは
分かりませんが、
資料館までありました。
たまたま中に入ってみましたが、
廃止になる前の横川駅や
周辺の風景などが説明されていました。
なぜ、資料館まであるのかというと、
横川は隣駅の軽井沢まで行くのに
難関である碓氷峠が待ち構えていました。
電車のモーターだけでは
急こう配を登ることも下りることも
できない区間だったんです。
そこで、横川からは
電車の後ろに電気機関車を2両連結し、
電気機関車の力を借りて登っていきます。
逆に軽井沢から下ってくるときは
電車のブレーキでは、厳しいので
電気機関車のブレーキを借りて
下りてきます。
後から知ったのですが、
電気機関車を連結するのは
ブレーキの役割が大きかったようです。
ということで、横川と軽井沢では
毎回、電気機関車の連結と切り離しが
行われていたんですね。
その光景も名物でしたが、
それ以上かもしれないのが、
ホームでの釜飯の販売でした。
連結、切り離し作業には数分の時間が
必要なので、必ず数分の停車時間があります。
その間に、ホームでは釜めしを販売する
業者があったのです。それが「おぎのや」です。
乗客は、横川に到着した列車がドアを開けると
釜めしを購入するために、ホームにいる
売り子の前に並んで購入していました。
お客が殺到するようなときもあったようです。
そして、出発時間になると
乗客が車内に戻り列車はゆっくりと
動き出します。
ゆっくり動き出すと、ホームの
釜めしを売っている人たちが
お辞儀をして見送るという挨拶が
定番でした。
見たことが無いので、調べたことですが、
実際にこういう光景にぶつかって見たかったです。
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