地下ホームから地上へ向けて歩くようで
地上へ出るまでは自然の明かりが全く無く
土合駅の感じにそっくりでした。
側溝には水が流れているし
空気がひんやりしているところまでそっくりです。
200段以上階段を上がっていくと
改札口が見えてきました。
改札口を出るとそこは
何もない所でした。
駅の上もコンクリートで
崩れないように固められてはいますが、
ほぼ山です。
もしこの駅が無ければ
地中深くに鉄道が走っているなんて
想像できませんね(^^;
しかし、駅から少し離れた所に
集落があるとの事なので、
駅員さんにこの辺りの地図をもらい、
散策に出かけてみます。
山道を下ると海が見え始めました。
日本海に程近い所を鉄道は
走っているのだ。と思い出しました。
結構急な山道を歩くと
小学校が見え、バス停が見えというように
もらった地図の通りに出現しました。
少し離れた所にある
レンガで作られたのが
旧北陸本線のレンガ橋であり
昔は海沿いを走っていたことを
再度理解できました。
北陸本線は線路を付け替え、
少し内陸に入り、トンネルを
突っ切るようになったのです。
海の方を見ると地平線の両端が
斜めになっている感じがします。
地球は丸いというのを実感できる所で、
人も少なくのんびりと眺めていました。
近くにたまたまビールを
売っている店があったので
1本購入し汗をかいて乾いた喉を
一気に潤しました。
これといって他には見所もないようなので
筒石駅へ戻ります。
先ほどは下りだったのだから
当たり前ですが、今度は上りになります。
かなりきつい坂だったので
だいぶへばって筒石駅へ戻りました。
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