2019年07月22日
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2019年07月21日
14回戦@マツダ 広島2−1読売(延長10回サヨナラ) 鈴木選手執念のサヨナラタイムリー!土俵際踏ん張って3連勝!
鈴木誠也がサヨナラ打!広島が巨人を3タテ、自力V残す
7/21(日) 21:21配信
サヨナラ打を放ち歓喜する鈴木(撮影・飯室逸平)
「広島2−1巨人」(21日、マツダスタジアム)
広島が延長十回、鈴木誠也のサヨナラ適時打で、本拠地で巨人に3タテを食らわせた。サヨナラ勝ちは今季7度目。今カードは自力優勝消滅の危機に瀕していたが、首の皮一枚で踏みとどまった。
1−1で突入した延長十回、広島の攻撃。この回から登板した巨人のマシソンから代打・田中広に四球を選ぶと、1番に打順がかえって西川が犠打。菊池涼が中前打でつないだ。1死二、三塁でバティスタは申告敬遠。満塁で4番・鈴木に打順がまわった。
鈴木は右前にはじき返し三走が生還。選手はお祭り騒ぎ、本拠地のファンから大歓声があがった。
この試合、引き分けるか負けるかで自力優勝消滅という状況だったが、勝利への執念を見せつけた。同一カード3連勝は今季5度目。借金は3まで減らした。首位・巨人とのゲーム差は9となった。
この3連戦は広島東洋カープの意地を見ました。ドリヨシはこのカードは3連勝しかないと思っていましたが、見事にやってくれました。
打線は1回裏、読売先発の桜井投手から先頭の西川選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、1−0と先制しました。インコースのストレートの難しい球を見事に体の回転で持っていった、技ありの一発でした。
広島先発の九里投手はまずまずの調子で、しっかりゾーンで勝負が出来ていました。
しかし、3回表、読売先頭の亀井選手が左中間への2ベースで出塁しました。亀井選手は絶好調ですね。低めの変化球の難しい球を見事に弾き返しました。続く読売坂本選手のセンターフライで、1アウト3塁とし、丸選手がセンターへの犠牲フライで1−1の同点とされました。この失点は仕方ない所かなと思います。
その後、広島九里投手と読売桜井投手の投げ合いが続き、九里投手は8回まで95球を投げて6安打1失点の粘りのピッチングでした。勝ちがつかなかったのは残念ですが、今日の貢献度は抜群でした。
9回表、2番手のフランスア投手が今日最大のピンチを招きました。1アウト後、読売岡本選手が四球で出塁。続く代打の読売ビヤヌエバ選手がセンター前ヒットで1、3塁。続く読売若林選手が四球で満塁とされます。しかし、こからフランスア投手が開き直り、ギアチェンジしました。続く代打の読売阿部選手、さらに代打陽選手と空振り三振に打ち取り、ピンチを脱しました。
試合はそのまま延長戦に入り、10回裏にチャンスが訪れます。読売4番手のマシソン投手を攻め、先頭の田中選手が四球で出塁。西川選手が送りバントを決めて1アウト2塁。菊池涼介選手がセンター前ヒットと中継ミスで1アウト2、3塁と、絶好のサヨナラのチャンスとなります。続くバティスタ選手が申告敬遠で1アウト満塁とします。続く鈴木選手が3球目を打ち、ライト前にしぶとく落とし、サヨナラタイムリーとなり2−1で勝利しました。鈴木選手は落ち着いていましたね。打てる甘い球を冷静に待っていました。
これで広島は3連勝になりました。読売に3タテ出来たので、広島も優勝へ向けて首の皮一枚つながりました。気をつけないといけないのは、この読売戦で燃え尽きないように、あさってからの中日戦もしっかり戦って欲しいと思います。広島東洋カープの逆襲第2章を完成させるには、もう一度大型連勝が必要です。とにかく打線に頑張ってもらいたいですね。ドリヨシとしては読売に3タテ出来てホッとしているところです。
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2019年07月20日
13回戦@マツダ 広島4−2読売 バティスタ選手2本の2ランで逆転勝利!連勝で自力V消滅を回避!
広島連勝、バティスタ2発4打点 巨人デラロサ誤算
7/20(土) 20:57配信
広島対巨人 8回裏広島2死二塁、バティスタは右越えに勝ち越し2点本塁打を放つ。投手デラロサ(撮影・栗木一考)
<広島4−2巨人>◇20日◇マツダスタジアム
巨人が3回に先制。2死走者なしから亀井が右中間へ10号ソロを放った。先発今村は3回まで5つの内野ゴロを打たせ完全投球。
巨人は5回、岡本の中前適時打で1点を加えた。広島は6回、バティスタの20号2ランで同点に追いついた。
広島は8回、バティスタがこの日2本目となる21号2ラン。今カードを勝ち越した。巨人はデラロサが誤算だった。広島今村1勝、フランスア5セーブ、巨人田口1敗。
今日の試合は前半は読売の攻撃を凌いで、後半はバティスタ選手の活躍で連夜の逆転勝利となりました。
先発の床田投手は調子は決して良くなかったものの、粘りのピッチングを展開しました。
しかし、3回表、2アウトから読売亀井選手に右中間スタンドへソロホームランを浴びて0−1と先制されました。その後満塁のピンチになりましたが、追加点は許しませんでした。このイニング1点で凌いだのは大きかったですね。
4回表には、2アウト2、3塁のピンチを招きましたが、読売亀井選手のセカンドへの高く弾んだゴロを菊池涼介選手が捕球し、そのままダイビングしながらグラブトスしてアウトにするという、今シーズン一番と言える好プレーでチームを救ってくれました。
5回表には、四球とヒットでノーアウト1、2塁とされ、読売岡本選手にセンター前タイムリーを浴びて0−2とされます。この回もその後1アウト満塁のピンチを招きましたが、後続を抑えて、1失点で凌ぎました。この1点で抑えたのも大きかったですね。
先発床田投手は5回98球を投げて8安打ながら2失点に抑える粘りのピッチングを展開しました。床田投手自身は勝ちたかったでしょうが、今日の試合展開では、5回降板もやむを得ないでしょうね。
さて、後半からは広島に流れがやってきます。5回まで読売先発の今村投手を前に2安打と抑えられていましたが、6回裏、2アウトから菊池涼介選手がレフト前ヒットで出塁すると、バティスタ選手が粘って8球目を打ち、バックスクリーン左へ2ランを放ち、2−2の同点に追い付きました。2アウトランナーなしからの2点は非常に価値がありました。
さらに8回裏、読売2番手の田口投手から、先頭の田中選手が四球で出塁。続く西川選手が送りバントで1アウト2塁とします。ここで読売は3番手のデラロサ投手に交代しました。菊池涼介選手はサードゴロに倒れ、2アウトになりましたが、バティスタ選手が3球目を打ち、ライトポール直撃の2ランを放ち、4−2と逆転しました。デラロサ投手の速いストレートに打ち負けませんでした。さすがバティスタ選手はこれが魅力ですね。
リリーフ陣は6回7回は菊池保則投手、8回は今村投手が読売打線を無失点に抑え、ゲームをしっかり作ってくれました。このリリーフ陣の好投も、逆転の立役者ですね。
9回はフランスア投手が抑え、4−2と連夜の逆転勝利をおさめました。
これで広島は久しぶりにカード勝ち越しを決め、49日ぶりに連勝しました。今日は中日が敗れていますので、順位も3位タイになりました。自力での逆転Vの望みをつなぎました。
さあ、明日も絶対勝たなくてはなりません。明日の先発は九里投手です。気合いの入った素晴らしいピッチングを期待します。読売は桜井投手です。対広島の今季の防御率は27.00です。必ずいけると思います。明日勝てば、広島東洋カープの逆襲第2章は現実化しそうです。
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12回戦@マツダ 広島7−6読売 5点ビハインドを大逆転勝利!會澤選手値千金の逆転2ラン!リーグ4連覇に夢つなぐ!
【広島】会沢、8回の逆転弾で自力V消滅阻止「これがカープの野球」会見全文
7/19(金) 22:58配信
8回1死三塁、会沢が右翼へ逆転2ラン
◆広島7―6巨人(19日・マツダスタジアム)
広島が引き分け以下で自力優勝の可能性が消滅する状況で、5点ビハインドをはね返す大逆転劇を見せた。小刻みに反撃しつつ、2点を追う8回に、鈴木、松山の連打で1点を返すと、なおも1死三塁で会沢翼捕手(31)が逆転の9号2ランを放った。お立ち台を降りると、ファンの声に感動したのか、鼻を真っ赤にして囲み会見に応じた殊勲の選手会長に聞いた。
(お立ち台)
―今の気持ちは
「うれしいですね。はい」
―8回は1死三塁。どんな気持ちで打席に
「心は熱く、頭は冷静にという感じで。何とか外野に飛ばそうという気持ちで入って、最高の結果になって良かったです」
―手応えは
「そうですね。もうファンの皆さんが押してくれたのかと思います。ありがとうございます」
―5点差をつけられながら粘って逆転
「カープの野球ができたと思いますし、あきらめない気持ちでみんな戦っていますんで、そういう気持ちが良かったのかなと思います」
―雨の降る中、ファンは最後まで応援した
「感動しています。ありがとうございます」
―3連戦の初戦を取った。勢いに乗れるのでは
「頑張るしかないです」
―ファンが巻き返しを信じている
「選手を信じて、これからも熱い応援よろしくお願いします」
(囲み会見)
―逆転2ランを振り返って
「久しぶりにグッとくるものがあった。何とか初戦を取れてよかった」
―打席で何を考えていたか
「何とか同点に追いつく打撃をしようと思っていた。相手(マシソン)はすごくいい投手。1球で仕留められたらいいなと集中していた」
―入った手応えは
「ああ、ないない。なかった。『よっしゃ外野フライ!』と思ってた(笑い)。純さん(三塁コーチャーの広瀬外野守備走塁コーチ)を見て(本塁打だと)気づいた」
―昨季までの広島のような野球
「1点ずつ(返す)。それがカープの野球だと思っているし、それができたと思う」
―この巨人3連戦は重要
「それなりのプレッシャーがみんなにあったと思う。その中であきらめず粘れたことが、みんなの力だと思う。まだまだ試合は続くんでね」
―最近険しい表情が多かったが、きょうは笑顔
「いろいろありますよ(笑い)。これを機にチームも良くなっていけば」
―お立ち台で「選手を信じて」と
「選手は一生懸命頑張っているし、一生懸命応援してくれるファンの方がいる。それに応えていければ」
広島の選手は諦めていませんでした。ネガティブになっているドリヨシをお許しください。今日の試合は以前の熊本のゲームのように、V字回復のきっかけになる試合になって欲しいです。
先発の大瀬良投手は立ち上がりからしんどいピッチングになりました。大瀬良投手らしくありませんでした。1回表、先頭の読売亀井選手のライト線への2ベースと続く読売坂本選手のレフト前ヒットでノーアウト1、3塁のピンチを招き、続く読売丸選手のセカンドゴロの当たりを菊池涼介選手が後逸し、タイムリーエラーとなり1点先制されました。なおもノーアウト満塁の大ピンチでしたが、後続をなんとか抑えて、この回1失点で終わりました。今となっては、ここを1点で凌いだのが大きかったですね。
3回表は読売岡本選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて0−2とされました。このホームランは岡本選手がインコースのストレートを腕をたたんで上手く打たれた感じですから、これは仕方ないですね。
続く4回表も、大瀬良投手に試練が訪れました。ヒット2本と四球で1アウト満塁のピンチを招くと、読売大城選手にレフト前にタイムリーを浴びて0−3。続く読売若林選手にライト前へタイムリーを浴びて0−4。代打読売阿部選手にセンターへの犠牲フライで0−5と、一方的にリードを許してしまいました。
ドリヨシは、もうこれで広島の自力Vが消えるのかと、意気消沈していたのですが、ここから広島が粘りを見せました。4回裏、読売先発の菅野投手を攻め、1アウト1、2塁から、鈴木選手がレフト前へタイムリーを放ち、1−5とします。
5回裏は、2アウトから代打坂倉選手にライトフェンス直撃の2ベースで出塁し、続く西川選手がレフト前へタイムリーを放ち、2−5となりました。2アウトからの得点は大きかったですね。
6回裏は、安部選手がライトスタンドへソロホームランを放ち、3−5とします。安部選手は菅野投手に相性がいいですね。このホームランで、通算4本目だそうです。
7回裏は、2アウトから西川選手が技ありのバッティングでライト線への2ベースで出塁すると、菊池涼介選手が右中間へのタイムリー3ベースを放ち、ついに4−5と1点差に迫りました。
先発大瀬良投手は4回105球を投げて10安打5失点と、今日も苦しいピッチングになりました。狙った所に球が行かないという、ピッチャーとしてはストレスを感じるマウンドだったと思います。
リリーフ陣は5回に菊池保則投手、6回7回は遠藤投手が読売打線を無失点に抑えました。今日はこの2投手がしっかり投げてくれたのも大きいですね。
しかし、8回表、4番手のレグナルト投手が、読売坂本選手にライトスタンドへソロホームランを浴びて4−6と2点差に広げられました。ドリヨシはさすがにこれでダメかなと思いました。
が、8回裏、読売3番手のマシソン投手を攻め、先頭の鈴木選手がセンター前ヒットで出塁。松山選手が左中間へのタイムリー2ベースで5−6とします。なお送りバントで1アウト3塁とすると、會澤選手が4球目を打ってライトスタンドへ逆転の2ランを放ち、7−6としました。
9回はフランスア投手が抑えて、広島が逆転勝利しました。
いやあ、素晴らしいですね。選手全員一丸で勝ち取った試合でした。今日勝った事で広島のリーグ4連覇に望みをつなぎました。會澤選手のヒーローインタビューにドリヨシもうるっと来ました。選手全員が諦めていないのに、我々ファンが諦めてはいけません。野球は何が起きるかわかりませんので、ドリヨシも最後の最後まで応援し続けます!
さあ、明日も勝利が絶対条件です。広島は床田投手です。とにかく初回から飛ばして行って欲しいです。読売は今村投手です。今日のような集中力があれば、必ず攻略できます。選手の皆さんを信じましょう!