2019年07月11日
2019フレッシュオールスターゲーム@楽天生命パーク 全ウエスタン5−1全イースタン 小園選手先頭打者アーチ含む2安打でMVP!林選手もタイムリー!
【フレッシュ球宴】初回先頭打者弾の広島・小園がMVPを獲得 優秀選手賞は中日・梅津とロッテ・中村稔
7/11(木) 20:59配信
1回無死、小園海斗が右越えソロ本塁打(投手・吉田輝星)
◆フレッシュオールスターゲーム ウエスタン選抜5―1イースタン選抜(11日・楽天生命パーク)
ウエスタン選抜が快勝し、初回先頭打者本塁打を含む2安打の活躍を見せた広島・小園海斗内野手(19)が、最優秀選手賞に選ばれ、賞金100万円を獲得した。
日本ハム・吉田輝にいきなり一発を浴びせた小園は「初球からフルスイングするつもりでした。最初は入らないと思ったんですけど、入ってくれてよかったです。最高のパフォーマンスができたのでよかったと思います」と満面の笑みを浮かべた。
優秀選手賞には、ウエスタン選抜の先発を務めて2回を完全投球だった中日・梅津晃大投手(22)と、イースタン選抜の6番手として登板し、1回を3者三振で仕留めた中村稔弥投手(23)が選ばれ、それぞれ賞金50万円を獲得した。
小園選手が躍動しましたね。初回、先頭バッターで打席に入り、相手投手は日本ハムの吉田投手。願ってもない対戦相手です。全球ストレートで勝負でした。カウント0−2と追い込まれましたが、4球目を仕留め、打球はライナーでライトスタンドへ。見事なバッティングでした。第2打席もライト前へヒットを放ち、5打数2安打1打点の活躍で、見事MVPを獲得しました。暗い話題の多い中で、小園選手の活躍は一筋の光のさす明るいニュースですね。ドリヨシ的には1軍でどんどん使って欲しいですね。
林選手はライト前へタイムリーヒットを放ちました。左のスラッガーとして期待がかかりますが、今日も鋭い打球を飛ばしてくれました。1軍のリーグ後半戦の展開次第では昇格もあるのではないでしょうか。
正随選手はライトスタメンで出場しましたが、残念ながらヒットはありませんでした。しかし、勝負強いバッティングが持ち味なので、実戦を積み重ねて1軍昇格を目指して欲しいですね。
島内投手は9回1イニングを投げて1失点でしたが、内容は悪くなかったと思います。先頭のロッテ藤原選手に内野安打を許すと、2盗、3盗を決められ、犠飛で得点を許してしまいました。島内投手は1軍のリーグ後半戦でも、遠藤投手と同様に貴重なピースとなりそうなので、非常に楽しみです。
さて、明日からはオールスターゲームです。広島の選手の活躍を見て、連敗中の暗い雰囲気を払拭してもらいたいですね。
カープアカデミー出身のモンティージャ投手が支配下登録!
フランスアに続け!広島モンティージャ1軍活躍誓う
7/11(木) 19:34配信
入団会見に臨んだ広島エマイリン・モンティージャ
10日に支配下登録された広島エマイリン・モンティージャ投手(23)が11日、マツダスタジアムで会見し、1軍での活躍を誓った。
最速154キロの本格派左腕で、先発として期待される。契約金は10万ドル(約1100万円)で6年契約。今季年俸は8万ドル(約880万円)プラス出来高払い。背番号は98。20年ぶりの11連敗中と苦しむ広島の、救世主になるか。(金額は推定)
マツダスタジアムで行われた会見で、モンティージャの口から熱い思いがあふれ出た。16年にドミニカ共和国のカープアカデミーに入ってから、日本で支配下登録される日を夢見てきた。「幸せです。このような機会を与えてくれた球団、関係者に感謝したい」と、瞳を輝かせた。
17年秋季キャンプで初来日し、以来練習生として力をつけてきた。武器は、190センチ、115キロの巨体から繰り出す最速154キロのストレート。今年に入って自己最速を1キロ更新している。「スライダー、チェンジアップ、フォークも投げる。低めに集めて打たせて取るのが投球スタイル」と自らを分析する。
広島は、カープアカデミー出身者を1軍戦力に育て上げるシステムをつくってきた。フランスアは昨年、練習生→育成→支配下とステップアップし、1軍でセットアッパーに抜てきされた。今季途中から抑えの役割を担っている。モンティージャは、同様のサクセス・ストーリーを目指す。
成功した同僚から貴重な助言をもらっている。「バティスタ、メヒア、フランスア…みんなからアドバイスされた。育成になったときは『目標はここじゃない』と言われたし、練習がきついときも『がんばれ』と声をかけてくれた」。どうすればうまくいくか。進むべき道は、はっきりと見えている。
11連敗中の広島は、先発の駒不足に直面している。佐々岡投手コーチは、モンティージャを13日のチーム練習に参加させ、守備、投内連係、サインプレーなどをチェックする方針。問題ないと判断すれば、いきなりデビューさせる可能性もありそうだ。「真っすぐが魅力。先発として考えている。細かいところにまだ不安はあるが、昨年と比べても暴れなくなった」と期待している。
広島の1軍投手陣は、抑えのフランスアとセットアッパーのレグナルト、先発ジョンソンで3枠が埋まる、野手はバティスタとメヒアのうち、どちらか1人が登録されるのが基本だった。ここにモンティージャが割って入ろうとしている。「100%の準備をして、勝てるように貢献していきたい」と話す左腕が、後半戦のキーマンになるか。【村野森】
◆エマイリン・モンティージャ 1995年10月2日、ドミニカ共和国生まれ。ウルピーナゴンザレス高出身。16年にカープアカデミー入り。広島の17年、18年秋季キャンプに練習生として参加。今春キャンプにも参加し、5月に育成契約。ウエスタン・リーグの成績は8試合2勝2敗、防御率1・98。190センチ、115キロ、左投げ左打ち。
リーグ後半戦のカープの救世主となるでしょうか?ドリヨシは5月のウエスタンの試合でモンティージャ投手のピッチングを見ましたが、ストレートに威力があり、変化球との緩急のコンビネーションで打者を打たせて取るタイプのピッチャーかなと感じました。ただ、ランナーを出すと制球を乱す傾向があるかなとも感じました。同じカープアカデミー出身のフランスア投手という、素晴らしい目標が身近にいるのも、モチベーションを上げるいい要因になっているでしょうか。モンティージャ投手の今後の動きに注目ですね。