世の中、肉など動物性の食品を極端に避け、野菜や穀物中心の食事を習慣とするビーガンの人がいる。
最近の医学の研究結果から、超加工食品と癌や様々な慢性疾患の関係が大きいと言われている中、
ビーガン食の人が増えたように思う。
しかし、人の肉体を維持する上で、動物にしか含まれていない必須アミノ酸があり、
動物性のタンパク質をとらないと逆に不調になる事例がビーガン食をやめた人が報告している。
野菜や穀物が原料の食事だと、気力が出なかったり、様々な体調不良が改善しない中
肉や魚を食べると、元気が出て、慢性病が治ったとの報告がある。
これはのホルモンの原料はやはり動物由来の肉や魚から摂取する必要があり、
ホルモンや神経伝達物質が体内で減少すると、体内酵素の生成にも悪影響がでてしまい
結果的に心身の不調が改善しないことがあると考えられる。
日本は仏教国家であり、明治維新まで、牛や豚など四足動物を食べる習慣が無かったといわれている。
そのような中で魚や卵が動物性たんぱく質の摂取源であり、
戦後まで鶏卵やうなぎなどは元気を出す食べ物として重宝された。
戦後の日本人の身長は伸びたが、それはDNAが急激に変化したためではなく
食生活で肉食や乳製品が増えた関係での栄養が改善されたことだと言われている。
また、医学の発達だけでなく、栄養のおかげで寿命も延びたと言われている。
しかし、近年は糖分の採りすぎや油脂分の多い肉の食べ過ぎ、揚げ物の食べ過ぎ、加工食品の食べ過ぎ、
酒の飲み過ぎなどで栄養が過剰なことで肥満や慢性疾患、癌のもとであることが問題でることが知られるようになった。
精進料理はヘルシーだが、時には肉や魚など動物性たんぱく質を食べることも必要だと考える。
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