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【広島】床田寛樹 好投で8勝目 打撃でもバウアーから2安打「何とか今日は取り返せた」
7/17(月) 22:51配信
東スポWEB
広島・床田
走攻守で見せた。広島・床田寛樹投手(28)が17日のDeNA戦(横浜)に先発し、6回2/3を2安打1失点の好投。打者として相手先発・バウアーから2安打しただけでなく、走者としても得点に絡む活躍で、チームの勝利に貢献した。
まずは5回先頭でバウワーの151キロ直球をはじき返して右前打。続く上本の二塁打で三塁へ激走した。7回先頭では自身の中前打と相手失策で、一気に二塁まで走った。二死後に秋山が右前打すると、再び激走して勝ち越しのホームを踏んだ。
「暑さに負けないようにと思って、しっかり準備して試合に入った」という床田は本職≠フ投球について「何とか粘れた。スリーボール(にする場面)が結構多かったが、そこで根負けせず勝負できたのが良かったかなと思う」と話した。
昨年8月の試合で走塁中に転倒して右足を骨折した因縁の°場での激走には「きつかったし、怖かったですけど、二死になった時点で絶対に(ホームに)かえろうと思っていた。あまり足のことは気にせず走っていました」と語った。
球宴前最後の試合で自身が前半戦の目標にしていた8勝(2敗)を達成。床田は「前回の巨人戦でやられている(5回3失点)ので、今日は何とか取り返せた」とほほ笑み、後半戦に向けて「1試合でも多く勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。
東スポWEB
今日は床田投手のピッチングのみならず、打撃でも走塁でも大活躍で、まさに「床田デー」になりました。まさか敵地横浜でDeNAに3タテするとは思いませんでした。もし、今季リーグ優勝した暁には、このDeNA3連戦がターニングポイントになりそうですね。
打線はDeNA先発のバウアー投手に対して菊池選手をスタメンから外し、1番セカンド上本選手、4番ファースト松山選手、6番サード田中選手、8番レフト大盛選手のオーダーを組みました。
1回表、上本選手が初球を叩いてレフト線2ベース。野間選手は見逃し三振、秋山選手は四球、松山選手は見逃し三振、坂倉選手は死球で2アウト満塁となりましたが、田中選手がファーストゴロに倒れ、先制出来ませんでした。
先発の床田投手は1回裏、先頭のDeNA蝦名選手に2ベース、DeNA関根選手を送りバント失敗のファーストファウルフライに取りましたが、DeNA佐野選手にレフト前タイムリーを浴びて0−1と先制されました。
打線は2回表、先頭の小園選手が2ベースで出塁も同点に追いつけず、4回表も2アウトから小園選手がヒットに2盗を決めましたが、大盛選手は空振り三振に倒れました。
5回表の攻撃で、先頭の床田投手と上本選手の連打でノーアウト2、3塁とします。ここで野間選手のセカンドゴロの間に床田投手が生還して1−1の同点に追いつきました。なお1アウト3塁で、秋山選手のショートゴロの当たりで上本選手が本塁に突入しましたが憤死して勝ち越しにはなりませんでした。
しかし打線は7回表、先頭の床田投手のセンター前ヒットと、DeNA桑原選手の失策でノーアウト2塁とします。上本選手と野間選手は凡退しましたが、秋山選手がライト前へ弾き返し、2塁から床田投手が激走して生還するタイムリーで2−1と勝ち越しました。
床田投手は2回以降、6回まで1人のランナーも出しませんでした。しかし、7回裏、先頭のDeNA牧選手に四球、DeNA桑原選手の送りバントで1アウト2塁となり、DeNA大和選手をファーストファウルフライに打ち取ったところで床田投手は降板しました。代わった栗林投手がDeNA代打宮崎選手を空振り三振に斬って同点のピンチを脱しました。
床田投手は6回2/3、91球を投げて2安打、2四球、3奪三振の1失点のナイスピッチングでした。低めを丁寧に突くピッチングで、DeNA打線を翻弄しました。今日の試合にかける床田投手の気迫が伝わって来ました。
8回裏は島内投手が登板しました。DeNA代打ソト選手をショートゴロ、柴田選手に四球を与えましたが、DeNA代打楠本選手の三遊間への強烈な打球をショート小園選手が好捕してアウト。DeNA関根選手を見逃し三振に取りました。
9回裏は守護神の矢崎投手が登板しました。「矢崎劇場」が開演しました。DeNA宮崎選手をレフトフライ、牧選手をショートゴロに打ち取り、2アウトとなりました。しかし、DeNA桑原選手に四球を与え、DeNA大和選手はショートへの内野安打で2アウト1、2塁のピンチを招きましたが、DeNA戸柱選手をセカンドゴロに打ち取り、試合が終わりました。
チームは今季3度目の5連勝で、オールスター前の前半戦を終えて47勝38敗の今季最多の貯金9としました。対DeNA戦は6連勝で、この3連戦は2−1、3−2、2−1と全て1点差の接戦を制しました。もし、カープがリーグ優勝した暁には、このDeNA3連戦がターニングポイントになる可能性が高いですね。
素晴らしい形でシーズン前半戦を終える事が出来ました。試合をする毎に選手の皆さんがたくましくなってきている感じがします。シーズン後半戦のカープの戦いがますます楽しみになってきました。
明日から21日まではオールスターブレイクになります。シーズン後半戦は22日、マツダスタジアムでの中日戦からスタートします。
明日は富山でフレッシュオールスターゲームが開催されます。我らが広島東洋カープからは、益田投手、内田選手、二俣選手、中村貴浩選手の4人が出場します。ぜひMVP目指して頑張って欲しいですね。