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【広島】コイの首位登り!床田−会沢バッテリーが4年ぶり10連勝に導き、4月以来の首位浮上
7/27(木) 21:50配信
日刊スポーツ
広島対ヤクルト 5回裏広島無死二塁、会沢の先制中前適時打で生還した堂林を迎える新井監督(左)(撮影・加藤孝規)
<広島4−1ヤクルト>◇27日◇マツダスタジアム
広島が破竹の10連勝で最大9ゲーム差をひっくり返し、4月17日以来の首位に浮上した。
9連勝中、防御率1・38と快進撃を支える先発陣に床田も続いた。5回まで2安打無四球無失点。1点リードの6回は連打からピンチを招いて同点犠飛を打たれるも、2死一塁で迎えた村上は空振り三振に切った。7回を3者凡退に切ると、その裏にチームが勝ち越し。8回1死後、丸山和の打席でアクシデントにより降板となったものの、リーグ最多タイの9勝目を手にした。緊急降板となったターリーが8回をしのぎ、9回は前日危険球退場の栗林が締めた。
床田の好投を引き出した女房役の会沢が、バットでも援護した。5回無死二塁からはヤクルト先発石川の真っすぐを中堅にはじき返して先制点をプレゼント。同点で迎えた7回1死二塁は、追い込まれながらも外角スライダーをバットの先に乗せて中前に落とし、勝ち越しの走者を迎え入れた。
すべて接戦をものにして、11連勝した19年5月25日以来の大型連勝。前日は若手が勝利に貢献し、この日は主軸が勝利の立役者となった。勢いだけではない新井広島が、90試合目にして首位に立った。【前原淳】
チームは10連勝で、ついに単独首位に浮上しました。最大9ゲーム離されていたのが、ここに来て一気にひっくり返しました。カープは本当に強いチームへ変貌しつつあります。
今日も打線が先手を奪いました。ヤクルト先発の石川投手に対して、ノーアウト2塁から會澤選手がレフト前へタイムリーを放ち、1−0と先制しました。
先発の床田投手は粘りのピッチングで5回まで無失点に抑えました。しかし、6回表、ヤクルト塩見選手にライトへの犠牲フライを許し、1−1の同点に追いつかれました。でも、勝ち越しは許しませんでした。
7回裏、打線は1アウト3塁から再び會澤選手がセンター前タイムリーを放ち、2−1と勝ち越しました。
8回表、床田投手が1アウトでヤクルト丸山選手を迎えていた打席中に、左手を気にするような仕草で異変を訴え、97球で緊急降板しました。床田投手は8回途中1失点の粘りのピッチングでした。暗雲が垂れ込んだかと思われましたが、2番手のターリー投手が後続を抑えました。
8回裏、打線は1アウト満塁から堂林選手がセンター前へ値千金の2点タイムリーを放ち、4−1とリードを広げました。このタイムリーは大きかったですね。
9回表は栗林投手が登板し、ヤクルト打線を3者凡退に抑えて試合が終わりました。
チームはこれで今季最長を更新する10連勝で、貯金を14まで伸ばしました。試合終了後、約48分後に阪神が敗れた事で、我らが広島東洋カープが4月17日以来、101日ぶりの単独首位浮上となりました。
さて、明日からは甲子園で阪神との首位攻防の3連戦です。最悪でも1つ勝てばまずはOKかなと思いますが、今のカープの勢いはすごいので、もしかしたら3タテ出来るかもしれません。明日のカープの先発は野村投手です。今季1軍の試合では17イニング連続無失点中です。明日も巧みなピッチングを期待しましょう。阪神は村上投手です。簡単には得点出来ない可能性があるので、野村投手の頑張り次第になりそうです。