2017年08月13日
2017年08月12日
19回戦@マツダ 広島1−0読売 薮田投手プロ初完投初完封!西川選手決勝弾!
広島・薮田、菅野に投げ勝ちプロ初完封「絶対、先にマウンド降りたくなかった」
8/12(土) 21:34配信
デイリースポーツ
「広島1−0巨人」(12日、マツダスタジアム)
広島・薮田が巨人・菅野との緊迫した投手戦を制して、プロ初完投初完封勝利を挙げた。
初回、先頭打者にいきなり四球を与える不安定な立ち上がり。三回には2死から連打を浴びて一、三塁。続く四回にも無死から連続四死球を与えるなど1死二、三塁と、序盤はピンチの連続だったが、そこから粘りを発揮。150キロを超える速球を主体に押しまくり、ホームベースだけは許さなかった。
八回にも先頭打者にヒットを許し、九回にも1死から走者を出したが、終盤になっても球威は衰えをしらず、西川のソロアーチによる“虎の子”の1点を守り切った。終わってみれば、9回を119球、4安打6三振のうれしい初完封で、11勝目(2敗)を挙げた。
お立ち台に上がった薮田は「苦しい展開になると思ってたんで、何とかゼロでつなげていけてよかったです」とプロ初完封の味をかみしめた。4安打に抑えた自身の投球については「先頭への四球とか、四死球もたくさんあって、2ケタ安打ぐらい打たれているようなピッチングだったんですけど、野手の方がしっかり守って下さったのでよかったです」と野手に感謝した。
ハーラートップの12勝を挙げている巨人・菅野との対戦となったが、「絶対、菅野さんより先にマウンドを降りない気持ちで投げました」と球界を代表するエースに投げ勝ち、胸を張った。
記念のウイニングボールをどうするかを聞かれると、「これから考えます」と初々しさものぞかせていた。
今日は薮田投手様様でした。今日は相手の読売先発が菅野投手だけに、勝つとすればこの試合展開しかないと思っていましたが、まさにそうなりました。前半は少し不安定な内容でもありましたが、150キロを超えるストレートとキレのある変化球で、読売打線に決定打を許しませんでした。テレビを通して薮田投手の表情を観てましたが、常に落ち着いていて、それでいて内に秘めた闘志を感じました。テレビ中継でゲスト解説をされていた黒田博樹さんも絶賛してました。薮田投手は将来、岡田投手や大瀬良投手とエースの称号を争う逸材になるのは間違いないですね。交流戦でオリックスのエース金子投手に投げ勝ち、今日は読売のエース菅野投手に投げ勝った事で、薮田投手もかなり自信になったでしょう。初完封おめでとうございます!
打っては西川選手が価千金の決勝ソロホームランを放ちました。インハイの難しい球だったと思いますが、持ち味のバットコントロールでスムーズに振り抜き、打球はライトスタンドへ。一瞬の反応で打ったのでしょうが、見事な技術でした。鈴木誠也選手に天才と言わせるぐらいの才能を持つ西川選手だけに、明日以降の活躍にも期待しましょう。
明日の先発は岡田投手です。今日の薮田投手のピッチングはかなり刺激になると思います。明日もストレート主体でグイグイ押し込んでいくピッチングを期待します。ゲームが動くと余計な事を考える悪い癖があるようですが、今日の薮田投手のように、常に冷静かつ秘めた闘志で、キャッチャーミット目掛けてしっかり腕を振ることだけを心がけて欲しいですね。読売先発は今村投手です。明日は打線の爆発を期待します。今日の勝ちは非常に大きいだけに、明日快勝して、阪神との大阪決戦に向かって欲しいですね。
2017年08月11日
18回戦@マツダ 広島2−9読売 福井投手5回途中9安打6失点KO。
広島・福井、五回途中6失点で降板 坂本勇への1球から崩れる
8/11(金) 21:06配信
デイリースポーツ
「広島−巨人」(11日、マツダスタジアム)
広島・福井が、五回途中6失点で降板した。
5月21日・中日戦(ナゴヤドーム)以来の先発マウンドに上がった。四回まで無失点で、2点リードの五回に捕まった。2死一塁からマギーに左前打、坂本勇に四球で満塁。ここで阿部に左翼線へ走者一掃の適時二塁打を打たれ逆転を許した。続く村田にも右前適時打、亀井にも適時二塁打された。2番手・中田も田口に右前適時打を許し、福井は4回2/3、9安打6失点となった。
福井は五回2死一、二塁で坂本勇へのカウント1−2から外角へのカットボールをボールと判定された。最高の1球をボールと判定され、その後2球連続で直球がワンバウンド。気持ちを切り替えることができず、阿部以降に打ち込まれた。
終わってみれば完敗でした。序盤の福井投手のピッチングを見る限り、粘っていけるかなと思っていたのですが、4回裏鈴木選手の2ランで2点を先制した直後の5回表に崩れてしまいました。2アウトまで取っていただけに非常に痛かったですね。2アウト1、2塁での読売坂本選手への投球で、カウント1−2からの4球目のアウトコースへのカットボールをボールと判定されて、ガタガタっと崩れてしまいました。タラレバではないですが、あれがストライクの判定だったら、流れが違っていたと思います。
打線は読売田口投手の前に8安打しながら鈴木選手の2ランの2点のみで終わり、田口投手に完投させてしまいました。つながりに欠く内容となりました。
ポジれる内容としては、4番手に登板した佐藤投手がまずまずのピッチングをしたというところでしょうか。
今日先発の福井投手もピリッとしない中で、次は誰が先発候補になるのでしょうか。今日ファームでジョンソン投手が先発登板しましたが、結果は最悪でして、もう少し調整する必要がありそうです。中村祐太投手、あるいは中村恭平投手にチャンスがくるかもしれません。
ナゴヤドームからの嫌な流れが払拭出来ずに続いてしまいました。ここはマジック点灯とかいう話はなしにして、一戦必勝で戦っていきましょう。明日は薮田投手と読売菅野投手のマッチアップです。僅差のゲームになるのは間違いないです。カープの隙をつく野球で、ギリギリのところで勝ちをもぎ取りましょう。明日の試合はカープにとっては非常に大事です。我々ファンも全力で応援しましょう!
2017年08月10日
18回戦@ナゴヤドーム 広島5−6中日(9回サヨナラ) 序盤のリード守りきれず。マジック再点灯ならず。
広島がサヨナラ負け マジック再点灯ならず…中日・大島がサヨナラ打
8/10(木) 21:47配信
デイリースポーツ
「中日6−5広島」(10日、ナゴヤドーム)
中日が5度目のサヨナラ勝ちで1分けを挟んで3連勝を飾った。
同点の九回、代打谷の左中間二塁打と犠打で1死三塁から大島の中前適時打で試合を決めた。
先発八木が2回5失点で降板したが、五回までに同点に追いついた。九回無死一、二塁のピンチをしのいだ田島が2勝目。
広島は初回、エルドレッド、新井の連続適時打、二回には鈴木の24号3ランで八木を攻略したが、三回以降得点を挙げることができなかった。阪神が負けたため勝てばマジック再点灯していたが、連敗を喫した。
2回表、鈴木選手の3ランが出た時には、ナゴヤドームのカープファンも、全国でテレビ、ラジオを通じて応援しているカープファンも、今日は勝ったと思ったに違いありません。ところが、先発九里投手が最悪のピッチングで、5回までに貯金を全部吐き出してしまいました。全体的に球が高めに浮き、ストライクが全て甘く入っている状態でした。ドリヨシ的には、九里投手を早い回に諦めて、ヘーゲンズ投手にスイッチした方がいいと思ってましたが、緒方監督は5回に同点に追い付かれるまで九里投手を引っ張りました。中日のリリーフ陣は結構強力であり、最近のカープ打線の湿り具合を考えると、リードしている状況の中で、早めに先発投手を代える必要があったと思います。実際3回以降、カープはヒット2本に抑えられてしまいました。
9回表のカープの攻撃ももったいなかったですね。先頭の田中選手が四球で出塁、続く菊池選手が絶妙なバントヒットでノーアウト1、2塁のチャンスです。ここで丸選手ですが、ドリヨシ的にはここは9回、1点勝負なので、丸選手に送りバントをさせるべきだと思っていたのですが、そのまま打たせて空振り三振に倒れ、続く鈴木選手も空振り三振。エルドレッド選手がセンターフライに倒れ、絶好のチャンスを逃してしまいました。丸選手が送りバントで2、3塁に進めておけば、何が起きるかわかりませんし、鈴木選手も気楽に打席に入れる状況になり、ゴロでも1点もぎ取れたかもしれません。
結局チャンスの後に9回裏にピンチを招き、サヨナラ負けという、何とも悔しい敗戦になりました。
今日の試合は、先発九里投手の交代のタイミングと、9回表の策のない攻撃で落とした試合でした。選手の皆さんには何の責任もありません。今日は監督はじめ首脳陣の責任が大きいと思います。勝てる試合は確実に勝たないと、大変な事になりかねません。しっかりした采配を希望します。
さて、明日からマツダスタジアムで読売との3連戦です。カープ先発は福井投手です。初回から全力で飛ばして欲しいですね。明日は継投で試合を進めていくと思います。読売は田口投手です。なかなか大量得点は難しいでしょうから、コツコツと確実な攻撃で点を積み重ねて欲しいですね。僅差の試合になると思うので、ベンチワーク、緒方監督の采配が問われる試合になりそうです。頑張れ!カープ!頑張れ!福井投手!
東スポ記者が選ぶセ・リーグMVP「先行投票」
本紙記者が日本一早いMVP“先行投票”
8/10(木) 11:00配信
東スポWeb
本紙記者が日本一早いMVP“先行投票”
MVP予想投票結果
セ・リーグ首位の広島が8日の中日戦(ナゴヤドーム)に延長12回の末に1―1で引き分け、2位の阪神が巨人に敗れたため、優勝へのマジック33を点灯させた。しかも25年ぶりにリーグ制覇した昨年と1980年の8月24日を大きく上回る球団最速だ。早くも連覇へのカウントダウンが始まり、MVP争いも過熱してくる。そこで東スポグループ総勢25人の野球記者による「先行MVP投票」を実施。栄えある栄光に輝いたプレーヤーは――。(成績は8日現在)
本紙が実施した「先行MVP投票」は実際の投票同様、野球担当の記者がそれぞれMVP候補3人を選び「1位5点、2位3点、3位1点」で点数化し、合計点の多い選手が最高殊勲選手(MVP)となる。広島が25年ぶりにセ・リーグを制した昨年も本紙は「先行投票」を行っており、“本番”と同じくベテランの新井貴浩内野手(40)が最多得票で圧勝した。
今季の広島は上位打線が安定した成績を残しており、機動力でかきまわし最終的には打ち勝つ試合が多い。その中でも1番・田中広輔内野手(28)は盗塁がリーグトップ。3番・丸佳浩外野手(28)は打率と打点がリーグ3位、出塁率は同2位だ。4番・鈴木誠也外野手(22)は堂々の打点王で、後に控えるブラッド・エルドレッド外野手(37)もリーグ2位の24本塁打と打線に穴がない。超人的な守備でチームのピンチを何度も救っている2番・菊池涼介内野手(27)を含めて、いずれも貢献度は高い。
一方、投手陣は2年目の岡田明丈(23)と3年目の薮田和樹(25)がともに10勝を挙げ、揃って球宴に初出場する活躍ぶり。4年目の大瀬良大地(26)は開幕から負けなしの7連勝中で、昨季最多勝の野村祐輔(28)は防御率がリーグ2位と今季も安定した投球を続けている。
ただ、投打のヒーローがいずれも特出した数字というわけではなく、チームが一丸となって白星を重ねてきた。それだけに票は割れるかと思われたが、25人中22人が1位に推し、ぶっちぎりで「MVP当確」としたのが若き4番・鈴木だ。
3月のWBCでは日本代表に選ばれ、開幕から全試合でスタメン出場。4月後半から4番に定着した。22歳ながら主砲の重圧をはねのけ、打率3割4厘、23本塁打、82打点、13盗塁と文句なしの成績をマークしている。この日の中日戦でも7回一死から同点打を放ち、勝負強さを示した。強肩を生かした守備での存在感も大きい。
2位の丸は交流戦で4割1分1厘、5本塁打、18打点と大活躍。6月16日のソフトバンク戦(マツダ)では3打席連続本塁打を放つなど、強烈な印象を残した。薮田との3位争いを制した大瀬良は7勝0敗で勝率がリーグ1位の10割。どこまで無敗が続くか注目だ。
なお、過去には3冠王に輝いたロッテ・落合やシーズン210安打を達成したオリックス・イチローなど優勝チーム以外からMVPに選出されたケースもあり、勝利数と防御率で2冠の巨人・菅野智之投手(27)や打率2位、出塁率1位の巨人・坂本勇人内野手(28)にも票が入った。
ドリヨシが選ぶセ・リーグMVPは、鈴木選手が打点王を獲得すれば、文句なしで鈴木選手ですね。その次に獲得して欲しいのは、やはり丸選手でしょう。丸選手は残り試合の打率と打点の伸びによって決まってくるのかなと思います。しかし、カープの強さは個々の選手の能力がずば抜けていいと言う訳でなく、総合力で素晴らしいものがあるので、選手全員がMVPと言っても過言ではないと思います。さあ、ゴールが見えてきていますので、選手の皆さん今がキツい時期だと思いますが、頑張って栄光のゴールインを目指してください。そして、昨年の忘れ物をしっかり取り戻してください!