広島、自力V消滅…ヤクルト戦8連敗 村上に打率・444、9発、19打点に加えて5盗塁も献上
6/29(水) 21:49
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スポニチアネックス
＜広・ヤ＞大敗にガックリの佐々岡監督（右から2人目）ら広島ナイン （撮影・奥 調）
◇セ・リーグ 広島2―9ヤクルト（2022年6月29日 マツダ）
広島は29日のヤクルト戦に2―9で敗れ、開幕から75試合目で初めて自力優勝の可能性が消滅した。ヤクルトには昨季に続いて8連敗（今季は1分けを含む）の屈辱。開幕からいまだ1勝にとどまり、完全に力負けだった。
先発の遠藤淳志投手（23）が6回2失点で降りた後、7回以降は救援陣が毎回失点。特に村上宗隆内野手（22）には8、9回に2打席連発を許し、開幕からの11試合で打率・444、9本塁打、19打点を献上した。加えて5盗塁を許し、完敗続きの大きな要因と言っていい。
遠藤が山田哲人内野手（29）に先制被弾した4回は左前打された村上に二盗を決められ、2点目の失点に直結した。強打だけでなく、走塁でも好き放題にやられる今季を象徴する一戦だった。30日も敗れてヤクルト戦9連敗になれば、93年のワースト記録に並ぶ。
今季は下位の阪神には9勝2分け、DeNAには11勝1敗。逆に首位のヤクルトには歯が立たず、対戦成績の“二極化”が顕著だ。
まずは今日のスタメンですが、キャッチャー坂倉選手とショート小園選手はなしにしていただきたいと思います。今日の試合でも守備でミスはするし、打撃でも打って１塁へ全力疾走していませんし、野球の基本がなっていません。取り組む姿勢が甘すぎます。また、宇草選手を１番にするのもいかがなものかと思います。先日の阪神戦でのサヨナラホームラン以来ノーヒットの宇草選手です。野間選手が使えないのなら、１番は上本選手がベストではないでしょうか。また、キャッチャーは會澤選手でフル出場させる事はできないのでしょうか。一体スタメンは誰が決めているのでしょう。野球センスのなさを感じますね。
打線は１１安打しながらも、得点は７回裏の坂倉選手のソロホームランと９回裏の小園選手のタイムリーの２点のみでした。
１回裏、２アウトから菊池涼介選手が内野安打で出塁するも、２盗を試みるもアウト。２回裏は１アウトから坂倉選手がヒットで出塁も、続く上本選手がセカンドゴロ併殺。３回裏も先頭の小園選手が内野安打で出塁するも、続く中村健人選手がサードゴロ併殺に倒れました。
０−２とされた直後の４回裏、先頭の宇草選手が死球で出塁しましたが、続く羽月選手はセンターフライに倒れ、直後に宇草選手が２盗を試みるもアウト。５回裏は２アウト１、３塁も中村健人選手が空振り三振。６回裏２アウト１、２塁からマクブルーム選手がショートライナーに倒れました。再三にわたってチャンスメイクしましたが、ちぐはぐな攻撃でことごとく潰してしまいました。
先発の遠藤投手は４回表、ヤクルト山田選手にレフトスタンド上段にソロホームランを浴びて先制を許すと、さらにヤクルト村上選手にヒットと盗塁。さらにヤクルト坂口選手にヒットを打たれノーアウト１、３塁からヤクルト中村選手の犠牲フライでこの回２点を失いました。結局遠藤投手は６回９２球を投げて５安打２失点で５敗目を喫してしまいました。遠藤投手は決して悪くはなかったと思います。ただ、ヤクルト山田選手に打たれたホームランは、追い込みながらもインコースに投げたストレートが甘く入ったところを痛打されました。非常に悔やまれる１球だったと思います。
リリーフ陣はそろってヤクルト打線の餌食になってしまいました。７回表は２番手の森投手がヤクルト代打濱田選手にレフトへタイムリー３ベースを浴びて０−３。１−３で迎えた８回表は３番手の菊池保則投手がヤクルト村上選手に左中間スタンドへ２ランを浴びて１−５。９回表は４番手の松本投手がヤクルト山崎選手にライトへタイムリー２ベースを浴びて１−６。続くヤクルト山田選手にセンター前タイムリーを浴びて１−７。トドメはヤクルト村上選手に左中間スタンドへ２ランを浴びて１−９とされ、壊滅状態となりました。
チームは借金２となり、首位ヤクルトと１４ゲーム差となって自力優勝の可能性が消滅しました。今季ヤクルト戦は１勝９敗１分けで、引き分けを挟み８連敗となりました。
もう最悪ですね。今日負けたら自力優勝消滅という中でしたが、選手の皆さんに温度差があったのが残念です。また、継投も、７回からは勝ちパターンのピッチャーを使って欲しかったです。最後の最後までファイティングポーズを取って欲しかったですね。
明日のカープの先発はアンダーソン投手です。明日もアンダーソン投手の真価が問われる登板になります。ヤクルトは石川投手です。前回広島戦で７回４失点で勝ち投手になっています。なんとしても打ち崩したいですね。明日は堂林選手をスタメンで起用して欲しいですね。
