2018年11月03日
SMBC日本シリーズ2018第6戦@マツダ 広島0−2福岡ソフトバンク 34年ぶりの悲願達成ならず。新井選手が引退。
広島4連敗で終戦…34年ぶり日本一ならず 新井、最後の試合で思い届かず
11/3(土) 21:50配信
8回、遊ゴロに倒れる代打新井
「日本シリーズ・第6戦、広島0−2ソフトバンク」(3日、マツダスタジアム)
広島は4連敗を喫し、1勝1分け4敗で34年ぶり4回目の日本一はならなかった。敵地での3連敗から気持ちを切り替えたいところだったが、ソフトバンク甲斐に立て続けに二盗を阻止されるなど、らしさを出せなかった。
0−2で迎えた九回。ソフトバンク抑えの森唯斗に先頭の菊池、続く丸と倒れ2死走者なし。大観衆の「誠也コール」の中、今シリーズで好調の鈴木が打席に入ったが、快音は響かなかった。
今季限りでの引退を表明している新井は八回、代打で出場も遊ゴロ。九回に一塁守備にもつき、ベンチ最前列で見守ったが思いは届かなかった。
悔しいです。本当に悔しいです。悔しいですが、ソフトバンクは試合巧者でした。ドリヨシ的には守り負けた感じがありました。
今日の試合ですが、先発ジョンソン投手は前回に続き内容あるピッチングをしてくれました。ナイスピッチングでした。ただ、強いて言えば、4回表、ソフトバンク先頭の柳田選手に四球を与えたのが悔やまれます。続く中村選手にヒットでつながれて、続く内川選手に送りバントをさせるあたりは、ソフトバンクの1点にこだわる執念を感じました。そして、続くソフトバンク西田選手がスクイズを成功させ、0−1と先制されます。この先制点はかなり重かったですね。
そして、5回表ですが、2アウトランナーなしから、ソフトバンクグラシアル選手にレフトスタンドへソロホームランを浴びて、0−2とされました。このシリーズは2アウトランナーなしからの失点がかなり多かったような気がします。一発に警戒しなくてはいけない場面で一発を浴びるケースも多かったですね。
結局ジョンソン投手は6回を投げて3安打2失点と、素晴らしい内容でした。ソフトバンクはその後ヒットは出てませんでした。逆に言えば3安打で勝ちきるソフトバンクの執念はすごいです。
打線は散発4安打で、ソフトバンク投手陣を前に零封されてしまいました。チャンスらしいチャンスは初回と2回でしょうか。いずれの回も盗塁を試みましたが、ソフトバンクのキャッチャー甲斐選手の好送球に阻まれて、チャンスを潰してしまいました。このシリーズは広島は盗塁が1つも成功せず終わってしまいました。これも非常に悔しいですね。
今季限りで引退する新井選手は、8回裏の先頭に代打で打席に入りましたが、ショートゴロに終わりました。ベンチに引き上げる新井選手の背中が寂しそうでした。
これで広島は1勝4敗1分けで34年ぶりの悲願の日本一はまたしてもお預けになりました。それも、マツダスタジアムでおととしは日本ハムの胴上げを、そして今日はソフトバンクの胴上げを目の当たりにする屈辱を味わうことになりました。カープファンとしてもかなり辛いシーンになりました。
さて、今年の広島東洋カープの戦いは終わりました。監督、コーチ、選手、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。来年こそはリーグ4連覇はもちろんですが、是非悲願の日本一目指して頑張って欲しいと思います。
「真っ赤なドリヨシ」を読んでいただいた皆様、今シーズンもありがとうございました。カープの試合はありませんが、シーズンオフも毎日更新していきますので、よろしくお願いいたします。
PS、鈴木選手はまた悔し涙の特打してるのかな…。