2018年07月28日
12回戦@マツダ 広島1−9横浜DeNA 打線沈黙。拙攻で10残塁。大瀬良投手6回4失点。
広島・大瀬良、苦手DeNAにまたも勝てず 強力打線も沈黙
7/28(土) 21:45配信
6回、DeNA・筒香(右)に適時打を打たれ追加点を許す広島・大瀬良=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
「広島1−9DeNA」(28日、マツダスタジアム)
広島がDeNAに完敗し、連勝が2で止まった。
二回、四球と安打などで1死一、三塁とし、西川の内野ゴロの間に先制。しかし、今季DeNA相手に白星のない先発・大瀬良が直後の三回にソトに逆転の2ランを被弾。六回には筒香に適時打を浴びるなど、6回6安打4失点で降板。5敗目(11勝)を喫した。
打線もDeNAの先発・京山の前に沈黙。5四球と走者は出すものの、三回の1死満塁では鈴木、安部が凡退に倒れるなど、六回途中降板するまでわずか1安打。その後もリリーフ陣に抑え込まれた。
今日はいいところがほとんどなかった試合になりました。結果的に完敗でした。
2回裏、DeNA先発の京山投手から、四球とヒットなどで1アウト1、3塁のチャンスを作り、西川選手の内野ゴロの間に1点を先制します。欲を言えば、タイムリーが欲しかったですね。
しかし、直後の3回表、2アウトランナーなしから、DeNA梶谷選手のヒットに続いて、ソト選手が右中間スタンドへ逆転の2ランを打ち、1−2とされました。2アウトからの失点は非常に痛いですね。大瀬良投手は被弾の数があまりにも多いですね。
6回表はDeNA筒香選手のタイムリーと倉本選手の犠牲フライで1−4とリードを広げられました。大瀬良投手は6回までで6安打4失点で降板しました。大瀬良投手はDeNAに勝てないですね。
今日はリリーフ陣もパッとしませんでした。8回表には3番手の中田投手がDeNA宮崎選手に2点タイムリーを浴びて1−6とされ、さらに9回表は4番手の佐藤投手がDeNAロペス選手に2点タイムリーと、田中選手のエラーで3点を失い、1−9とされ、試合を決められました。中田投手はコントロールが甘く、佐藤投手も自分のペースで配球の組み立てが出来ていません。勝ちパターンでの起用は出来ないですね。
打線は沈黙で4安打に終わりました。特にDeNA先発の京山投手の前に1安打と封じ込められました。しかし、四球は5つももらって、チャンスもありました。3回裏に四球2つとエラーで1アウト満塁のチャンスが訪れました。最低でも1点と思っていたところが、鈴木選手が空振り三振。続く安部選手がライトフライで無得点に終わりました。今日はここがポイントだったようです。
終わって見れば広島は10残塁という、完全に消化不良の攻撃になりました。昨日の派手な勝ちの反動が返って来た感じでした。
どうして広島はDeNAに重苦しい展開になりやすいのでしょうか。これで昨年と同じ屈辱を味わうことになったらと思うと、心配でなりません。
さて、明日は薮田投手がおよそ2ヶ月ぶりの先発です。前回は西武戦、あの1イニング10失点の屈辱を味わった試合です。ファームで結果を出しての登板ですが、とにかく思いきって投げて欲しいですね。DeNAは今永投手です。前回、前々回と負け投手になっており、本来の調子ではありません。攻略できる可能性は十分あると思います。
ただ、天気が微妙です。台風が近づいています。無理して試合を強行はできません。中止もやむを得ませんが、それ以上に被害がない事を祈るのみです。
ソフトバンクからトレードの曽根選手が入団会見!
ソフトバンクからトレードの広島・曽根が会見「田中さん、菊池さんに追いつけるよう」
7/27(金) 13:52配信
ユニホームに袖を通し、カープでの活躍を誓う広島・曽根海成=マツダスタジアム(撮影・飯室逸平)
ソフトバンクから広島にトレード移籍した曽根海成内野手が27日、マツダスタジアムで入団会見に臨んだ。
黒色のスーツに赤いネクタイを着用し会見場に姿を見せた23歳。自身の持ち味を「守備と走塁」と説明した。主に二遊間を守れる内野手で「カープの二遊間は田中さん、菊池さんとお手本になる人たち。そこに少しでも追いつけるように、追い越せるようにやっていきたい」と力を込めた。
ウエスタンでは今季39試合に出場し、打率・316、0本塁打、8打点。背番号59のユニホームに袖を通し、「1からではなくゼロからのスタートと思って、必死にアピールして頑張っていきたい」と意気込みを示した。
曽根選手はユーティリティープレーヤーとしての期待が高まります。ピッチャー以外はどこでも守れるらしく、走、攻、守そろった選手です。バッティングがクリア出来れば、一軍でも十分使えると思います。上本選手と共に切磋琢磨しながらレベルアップして欲しいですね。将来的には今は亡き木村拓也選手のようになってくれればと思います。
11回戦@マツダ 広島10−1横浜DeNA 2本の満塁弾で快勝!野村投手5勝目!
カープ バティスタ&田中の満塁本塁打で大勝 安部V打含む4安打 貯金今季最多17
7/27(金) 21:37配信
「広島10−1DeNA」(27日、マツダスタジアム)
広島がバティスタ、田中の満塁本塁打などで10得点を挙げ大勝。貯金を今季最多の17とした。
初回に安部が4戦連続初回先制点となる中前適時打で主導権を握った。三回にはバティスタが来日初の16号満塁本塁打でリードを広げた、七回には田中が6号満塁本塁打を放ちダメを押した。
先制打を含め4安打を放った安部は「前後にすばらしい打者がそろっているんで、前の打者がつないでくれて後ろの打者につなごうと思った結果。前半戦仕事をしていないんで、とにかく後半戦はチームのために仕事をしようという気持ちで試合に臨んでいます」と話した。
満塁本塁打を放ったバティスタは「カタコト通訳」のクレートさんとお立ち台へ。「まあ、その状況は満塁だからやっぱりちゃんと集中して前にボールを飛ばす。この暑さで打った。すごくよかったです。まあ、暑いところ好きです」とコメント。最後は「お好み焼きXポーズ」をファンとともに行った。
今日は何と言っても満塁ホームランが2本出たのが大きかったですね。
1回裏、DeNA先発のウィーランド投手を攻め、2アウトランナーなしから、丸選手、鈴木選手の連続四球で1、2塁とし、安部選手がセンター前へタイムリーを放ち、1点を先制しました。2アウトランナーなしから得点したのは大きかったですね。
さらに3回裏、1アウト後、丸選手のセカンドゴロエラーで出塁。鈴木選手、安部選手がライト前ヒットで満塁のチャンスになり、バティスタ選手がライトスタンドへグランドスラムを放ちました。これで5−0と主導権を握りました。
先発の野村投手は5回を投げて3安打無失点に抑えました。この数字で何故5回で降板かと普通考えますが、なんと5回までに103球を費やしてしまいました。慎重に攻めたために、球数を要してしまいました。ドリヨシ的には、先発投手は7回は投げて欲しいですね。せめて6回は頑張って欲しいと思います。野村投手は球威がなく、コントロールで勝負するタイプなので、球数が増えるのはある程度仕方ないですが…。
6回は2番手の一岡投手が無失点に抑えましたが、7回表、3番手の永川投手が四球とヒットとエラーで1アウト満塁のピンチを招き、ここで4番手のフランスア投手に代わりました。しかし、DeNAソト選手にタイムリーを浴びて、5−1とされました。
しかし、7回裏、DeNA3番手の武藤投手を攻めて、四球2つと死球で1アウト満塁の大チャンスを迎え、フランスア投手が押し出しの四球を選び、6−1とします。さらに田中選手がライトスタンドへグランドスラムを放ち、10−1と試合を決めました。
8回は飯田投手、9回は佐藤投手が締めて、今日の試合は快勝でした。
守備面では、鈴木選手や菊池選手がファインプレーを見せて、投手陣をもり立てたのも大きかったです。そして安部選手が復調を見せてきました。今日も4安打と好調です。西川選手も好調だけに、サードのポジション争いがますます過熱しそうです。
さて、明日の先発は大瀬良投手です。前回は読売戦で6回途中6安打4失点で勝ち投手になっています。打線の援護で助かった感がありました。明日は快刀乱麻のピッチングを期待します。出来れば完投を目指して欲しいです。DeNAは京山投手です。久々の先発です。前回は西武戦で4回5安打4失点で負け投手になっています。実際、投げてみないとわからない感じですが、キレのあるストレートがはまれば、打線も苦労するかもしれません。明日も打線の爆発を期待しましょう!