カープが菊池＆鈴木の一発で４連勝 阪神戦は６連勝 ジョンソン７勝目
7/24(火) 21:26配信
６回、ソロを放った広島・鈴木は菊池（右）に祝福される
「阪神１−３広島」（２４日、甲子園球場）
広島が菊池、鈴木の２本塁打とジョンソン、フランスア、中崎の継投で４連勝を飾った。
広島は初回、無死１塁から菊池の左中間への９号２ランで先制。六回には１死から鈴木の２試合連続となる１４号ソロで加点した。
ジョンソンは６回１／３、１失点で７勝目。七回途中で登板したフランスアは５打者から４三振を奪う力投を披露した。九回ピンチを招きながら抑えた中崎は２４セーブ目を挙げた。
広島は甲子園で５連勝、阪神戦は５月１１日から６連勝。２０１６年５〜７月にかけての９連勝以来となった。貯金は今季最多の１６となった。
今日の試合は守り勝った野球でした。先発ジョンソン投手はそんなに良い感じではなかったかと思いましたが、粘りのピッチングを展開し、７回途中１失点とゲームをしっかり作ってくれました。ちょっと残念なのは、失点した７回裏、先頭の阪神陽川選手に四球を与えた所でしょうか。送りバントの後、阪神代打俊介選手にタイムリーを浴びてしまいました。
しかし、２番手に登板したフランスア投手が素晴らしいピッチングでした。タイムリーの後、阪神糸原選手を空振り三振。続く北條選手も空振り三振と、見事な火消しを務めました。８回も３者凡退に抑えました。フランスア投手はここに来て見事なリリーフを見せています。広島ブルペン陣の救世主ですね。ただ、ドリヨシは登板過多にならないようにして欲しい思いで一杯です。
９回は中崎投手がランナーを背負いながらも無失点に抑えて締めました。
８回裏、阪神の攻撃で、２アウト後、ロサリオ選手の３塁線の抜けそうな当たりを、途中からサードに入った上本選手がダイビングキャッチし、１塁でアウトにするスーパープレーが出ました。これが抜けていたら流れが変わっていたかもしれません。今日のゲームのポイントだったと思います。プロ野球ニュースのプレーオブザデイになりそうです。
打線は初回、菊池選手が阪神先発の岩田投手からレフトスタンドへ２ランを放ち、２点を先制しました。
そして６回、阪神２番手の望月投手から鈴木選手がレフトスタンドへソロホームランを放ち、３−０とリードを広げました。
心配な点は、日曜日の読売戦と今日の試合、得点が全てホームランだということです。タイムリーが見たいですね。贅沢な悩みでしょうか…。
これで広島は４連勝です。読売が負けましたので、２位まで９ゲーム差になりました。いよいよ広島は加速してきました。明日あさっても連勝といきましょう。明日の先発は九里投手です。前回中日戦では７回途中７安打１失点で勝ち投手になっています。気迫溢れるピッチングを期待します。阪神は才木投手です。前回読売戦では５回５安打３失点で敗戦投手になっています。力強いストレートが武器ではありますが、広島打線はストレートにめっぽう強いので、十分攻略できるでしょう。
