2017年03月20日
オープン戦 広島3−3オリックス(引き分け) ドラ1加藤投手制球に課題
広島D1・加藤がオリックス戦で5回2失点「安定したフォームで投げることができなかった」
サンケイスポーツ 3/20(月) 16:06配信
広島のドラフト1位・加藤拓也投手(22)=慶大=が20日、オリックスとのオープン戦(マツダ)に先発。直球とフォークのコンビネーションで4三振を奪ったものの、球数は102球を要し、5回4安打4四球2失点と課題を残した。
「2アウトからランナーを出してしまった。点が絡んだのもフォアボール。安定したフォームで投げることができなかった」
0−0の三回一死二、三塁で小谷野に直球を中前へ弾き返され、先制点献上。打球に飛び込んだ中堅手・丸が後ろにそらし、二走の生還も許し、対外試合5試合目で初めて複数失点を喫した。
なおも一死一、三塁で中島にライナーを打たれたが、一塁・松山の正面。飛び出した一走・ロメロが戻れず、ダブルプレーでピンチを切り抜けた。5回2失点と粘った加藤。一、二、三回は四球で歩かせるなど無駄なボール球が多く、開幕を前に不安を残す内容となった。
最終更新: 3/20(月) 16:06
加藤投手の制球力に課題を残す試合となりました。ストレートが高めに抜けるケースが多く、5回を投げて与えた四球が4つと、首脳陣を悩ます内容でした。実際に4安打打たれたということで、 実質8安打打たれたのと同じ内容の中で、よく2失点でおさまったなという感じです。あまりにもボールが荒れていたので、逆にオリックス打線が的を絞れなかったのかもしれません。次回オープン戦の登板があるかどうかわかりませんが、課題を払拭する内容のピッチングを見せて欲しいです。
後続のリリーフ陣ですが、中田投手がソロホームランを浴びて失点しましたが、飯田投手、薮田投手、ジャクソン投手と上々のピッチングでした。中継ぎ投手陣は層が厚いと見ています。
今日の打線はオリックスドラ1の山岡投手に翻弄されてしまい、5回まで無安打でした。しかし、8回につなぐバッティングで攻めてようやく降板させることが出来ました。一挙3点取ったのは大きかったです。
オープン戦はあと5試合です。若手選手の一軍争いは熾烈ですが、切磋琢磨してチームの底上げにつなげて欲しいと思います。
WBC決勝ラウンド直前強化試合 日本2−3ロサンゼルスドジャース(9回サヨナラ)
侍ジャパン逆転サヨナラ負け 松井裕樹打たれる
日刊スポーツ 2017年03月20日 08時11分
<練習試合:侍ジャパン2−3ドジャース>◇19日(日本時間20日)◇アリゾナ州グレンデール
侍ジャパンがドジャースに逆転サヨナラ負けを喫した。
2−1と1点リードの9回裏、2死一、二塁から楽天松井裕樹投手が逆転サヨナラ打を許した。
8回までは日本の持ち味、スモールベースボールでリードしていた。1−1同点の6回。先頭の4番筒香が左二塁打で出塁。代走平田を送るとすかさず初球に三盗成功。5番中田が右方向に軽打。中前適時打となり勝ち越しに成功した。
守っては先発武田が大きなカーブを低めに集め4回1失点。5回から岡田、秋吉、平野、牧田とつないで1点差を守っていたが、9回から登板松井が四球から崩れた。
侍ジャパンは米国での練習試合を0勝2敗で終え、21日(同22日)の準決勝、米国戦に臨む。
最後の松井投手が誤算でした。フォアボール2つ出したうえに、長打を浴びて逆転サヨナラ負けとなってしまいました。
今日の試合は、昨日より落ち着いた試合運びだったようです。筒香選手に2本の2塁打が出ました。外国の環境に即順応しているようで安心しました。中田選手にもタイムリーが出たので、クリーンアップは大丈夫かなと思いました。
投手陣も粘りの投球で良かったと思います。先発の武田投手が、前回までの不調を払拭するピッチングで、得意のカーブが決まっていました。その後の継投もうまくいきましたが、最後の松井投手が…。
明後日の準決勝アメリカ戦も、今日の試合のように1点勝負の僅差のゲームになると予想されます。ここで日本が誇る「守り勝つ野球」ができるかどうかがカギになりそうです。おそらく、準決勝、決勝と細かく継投するでしょうから、ブルペン陣の結束が求められます。
打線は長打はそんなに期待できないでしょうから、いかにつないで点をコツコツ取る事が求められますね。持ち前の機動力もいかに発揮できるかも大事なところです。
とにかく、悔いのないように、全力でぶつかって欲しいです。そうすれば自ずと結果がついてくるはずです。がんばれ!侍ジャパン!がんばれ!カープ3人衆!