【広島】山足達也が赤ネクタイでつかみはOK「やってやろうという気持ちが強い」内野陣に挑戦状
12/20(金) 16:22配信
日刊スポーツ
現役ドラフトでオリックスから広島に移籍、入団会見をする山足(撮影・加藤孝規)
オリックスから現役ドラフトで広島に移籍した山足達也内野手(31)が21日、マツダスタジアム内で入団会見を行った。
真っ赤なネクタイを巻いて登場。「ラオウさん(オリックス杉本)にもらって。絶対言ってと言われたのでこれ書いてください。本人喜ぶんで」。遠征先などで食事をともにするなどお世話になった先輩からのはなむけを笑いに昇華させた。
大阪府出身の山足は、大阪桐蔭から立命大、ホンダ鈴鹿をへて、17年ドラフト8位でオリックスに入団した。初めて関西圏ではない地で勝負することとなった。「環境も新しくなるので、やってやろうという気持ちが強い。来年、何とかいい1年になるように頑張っていきたい」。広島内野手陣は菊池と矢野の二遊間に侍ジャパンの小園がいる。ドラフトで獲得した新人ら若手もいる。「ライバルではありますが、自分ができる精いっぱいのプレーでまずは信頼を勝ち取ること。山足のところにいったらアウトにしてくれるなと思ってもらえたら」。堅実な守備とスピード感あるプレーに加え、昨季までの3連覇や低迷期を味わった経験も武器のひとつ。広島では現役ドラフトで初めて野手の獲得となった山足が、チームに新風を吹かせる。【前原淳】
現役ドラフトでオリックスから移籍して来た山足選手の入団会見が行なわれました。
山足選手は大阪桐蔭高の出身で、ホンダ鈴鹿から2017年のドラフト8位でオリックスに入団しました。ドラフト8位というのが、オリックスの豊富な資金力を物語っている感じがします。7年間で1軍の試合に283試合に出場し、主に内野のユーティリティープレーヤーとして活躍しました。打撃では65安打、23打点をマークしています。
会見の中で山足選手は、自身のストロングポイントについては「スピードと守備」としつつも、打撃についても意欲的です。「この世界にいる以上バッティングでなんとか打席をもらって、1軍でピリピリした場面で打席に立ちたい。長打をバンバン打つようなタイプではないので、相手のバッテリーが嫌がるようなバッティングをして。年齢も若くないので(31歳)、色々な選手を見てきた経験を活かしていい所を打席で披露できるように頑張っていきたい」と語りました。
しかし、オリックスの杉本選手は粋な計らいを見せてくれましたね。会見前日に杉本選手から赤色のネクタイを渡されました。山足選手がオリックスの選手の皆さんやオリックスファンからも愛されていたんだなあと感じました。
カープとしては、主に内野の守備固めとしての活躍を期待しているのだろうと思います。今季限りで戦力外となった曽根選手のような、あるいはそれ以上のはたらきに期待しましょう。
山足選手の背番号は69に決まりました。
-
no image