2023年10月22日
前田健太投手はカープ復帰なるか?
新井広島は今オフも大型補強の予定なしだが…ツインズFA前田健太の“復帰補強”に現実味
10/22(日) 9:06配信
日刊ゲンダイDIGITAL
前田健太(C)ロイター/USA TODAY Sports
下克上は果たせなかった。2連敗で迎えたCSファイナルS第3戦。広島は2−2で迎えた六回2死一、二塁から、床田が坂本に右前にポトリと落ちる勝ち越し打を浴び、2−4でジ・エンドだ。3連敗でアドバンテージを含め0勝4敗で敗退となったが、さる球界関係者がこう言う。
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「新井貴浩監督(46)は就任1年目なのに、大した補強もなく、開幕前の専門家の予想はほとんど最下位。それをベテラン再生と育成と采配でシーズン2位。球団はCSもファーストSを主催して勝ち上がったのは上出来という評価のようです」
今オフも大型補強は行わない予定だが、「復帰」となれば話は別だ。ターゲットはツインズの前田健太(35)である。
2015年オフに広島からドジャースへポスティング移籍。最初に結んだ8年2400万ドル(約36億円)という低い基本給の代わりに、出来高を重視した8年契約が終了した。右肘のトミー・ジョン手術から復帰した今季は21試合に登板(20試合に先発)し、6勝8敗、防御率4.23だった。さる米球界関係者が言う。
「8年前は選手会が問題視した変則的な契約だったし、マエケンはまだ一度も、メジャーで正当な評価を受けていない。このオフはメジャー移籍後初めてFAになるから、本当の評価は知りたいでしょう。思えばマエケンが海を渡った16年から広島はリーグV3。マエケンも35歳なので残るか帰るか熟考するでしょう。広島の関係者は可能性が十分にあるとみています」(同前)
もし前田が復帰すれば、来年は一層、阪神を脅かす投手陣になりそうだが……。
2015年オフに大リーグのドジャースへポスティング移籍し、今季まで3年間ツインズに所属した前田健太投手ですが、もう35歳なんですね。今季でメジャーの8年契約が終了します。
アメリカの移籍情報サイトでは、前田投手は退団する可能性があると言及しています。その記事では今季104回1/3を投げて、防御率4.23をマークした前田投手の成績に触れ、不安定ながらも力強いシーズンを過ごしたと総括しています。4月に右上腕三頭筋の張りで離脱し、復帰後の防御率は3.36で、29.6%の割合で三振を奪う活躍を見せたと評価しています。
注目されるのはツインズが残留オファーを出すかという点です。アメリカの移籍情報サイトによると、ツインズがおよそ1年2050万ドル(約30億6500万円)を提示した場合は、前田投手が受諾する可能性があるとしています。ただ、来季36歳になる前田投手がシーズンをフルに活躍できるかは不透明な状況です。ツインズも好条件を提示できるかどうか、難しい選択が迫られることが予測されます。
仮に前田投手が退団となった場合、日本球界に復帰の可能性があります。NPBでは、読売、ソフトバンク、そして我らが広島東洋カープも興味を示しているようです。カープは今オフも大型補強は行わない予定ですが、前田投手が日本球界復帰となれば話は別です。前田投手も年齢の事がありますので、メジャー残留か日本球界復帰か熟考するのは間違いないと思います。
あのレジェンドの黒田投手がカープに電撃復帰したように、前田投手も「故郷」の広島に戻って欲しいのは、我々カープファンの切なる願いです。前田投手がカープに復帰してくれれば、先発ローテーションの厚みがさらに増して、若手選手に対してとても良い刺激になるはずです。来季の6年ぶりのリーグ優勝と40年ぶりの日本一が現実味を帯びて来ますね。
「マエケン」の今後の動向に注目しましょう。
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