2023年10月07日
床田投手がCS初戦に先発へ!
【広島】床田寛樹で先勝狙う「1人ずつ1イニングずつ」チーム最多11勝左腕がCS初戦先発へ
10/7(土) 17:20配信
日刊スポーツ
練習試合広島対JFE西日本 広島先発の床田(撮影・加藤孝規)
広島新井貴浩監督(46)が7日、CSファーストステージ初戦をチーム最多11勝の床田寛樹投手(28)に託すことを明らかにした。この日、社会人JFE西日本との練習試合に先発した左腕は、3回を31球2安打無失点に抑えた。新井監督は「今年1年レギュラーシーズンを戦って、やっぱり一番安定していたと思うので、そこで決めました」と信頼して初陣に送り出す。
改良を重ねてきたスライダーに手応えを得た。トミー・ジョン手術明けから球速が上がり、直球との緩急をつけられないでいた。球速を落として変化を大きくなるように試行錯誤してきた。この日は三振を奪うなど、イメージ通りに操ることができた。「カウントで使えるか、決め球で使えるか。反応は悪くなかった。(真っすぐと)同じ腕の振りでしっかり球速を抑えて、変化量がちょっと増えたので、手応えを感じた」。パームやツーシームを武器とする左腕に新たな引き出しが増えた。
今季DeNAには7度対戦し、3勝1敗。防御率1・88と相性は悪くない。「自分が長いイニングを投げようというより、1人ずつ1イニングずつの積み重ね。飛ばせるだけ飛ばしていけたら」と先制点を与えない投球を意識する。2戦目は今季9勝の森下が続く見込みだ。【前原淳】
○…CSファーストステージ第2戦先発が決定的な森下も、上々の実戦登板を見せた。社会人JFEとの練習試合で2番手として登板。緩急を意識した投球で、3回1安打無失点に抑えた。自身初のCS登板に向けて「初めてなので目の前の打者に集中したい。その中でしっかりと抑えられるように、四球とか細かなところを減らしていけたら」と無駄な走者を出さない投球と誓った。
CSファーストステージ開幕まであと1週間となりました。DeNAとの戦いで、床田投手が初戦の先発に決まりました。今季対DeNAは7試合に先発して、3勝1敗、防御率1.88と好相性です。
今日行われた社会人JFE西日本との練習試合で先発し、3回2安打無失点の好投を見せました。この日は球速を落としたスライダーを試して、手応えを得たようです。左肘の手術の後、ストレートの球速が上がってきましたが、ストレートと変化球の緩急をつけるピッチングが課題でした。この度、緩いスライダーが使えるようになると、パームボールやツーシームと合わせて、床田投手のピッチングのバリエーションが広がってきます。
14日のCSファーストステージの初戦は、DeNAは最多勝の東投手が先発すると思われます。床田投手には先に先取点を与えないピッチングが求められます。是非頑張って欲しいと思います。
また、第2戦は森下投手、第3戦は九里投手が先発するものと予想されます。ドリヨシ的には、第2戦で勝ち抜けを決めて、ファイナルステージに進んで欲しいです。できるだけ先発投手を消費しないようにファーストステージを戦うことが出来れば理想ですね。
しかし、何が起きるかわからない短期決戦ですから、カープとしても打てる手はしっかり打っていかなくてはなりません。
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