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【広島】今季阪神戦初黒星 先制も先発床田寛樹が4回つかまり3失点
7/6(水) 20:26
配信
日刊スポーツ
阪神対広島 4回裏阪神2死満塁、北條に左前2点適時打を打たれがっくりする床田(撮影・前岡正明)
<阪神3−2広島>◇6日◇甲子園
広島が阪神に今季12戦目にして初めて敗れた。
打線は2回に先制した。エラーで出塁したライアン・マクブルーム内野手(30)を一塁に置いて、坂倉将吾捕手(24)が右越えの8号2ラン。2点のリードを奪った。
ところが、先発床田寛樹投手(27)が4回につかまった。2死から連打と四球で2死満塁とすると、北條史也内野手(27)に左前にポトリと落ちる2点適時打で同点とされた。なお2死一、二塁で次打者山本泰寛(28)にしぶとく二遊間を破られる中前適時打で勝ち越しを許した。いずれも打ち取っていた当たりだったが、不運も重なり逆転された。
結局この1点が決勝点となり、試合を落とした。床田は今季阪神戦3戦3勝と好相性だったが、初黒星で5敗目。チームもここまで阪神戦は2分けをはさんで9連勝中だったが、12戦目にして初黒星。勝てば88年の球団記録に並ぶ同一球団からの開幕10連勝だった。4位阪神に1ゲーム差に迫られた。
床田投手は好投したのですが、4回裏、それも2アウトランナーなしから捕まりました。あの4回のピッチングだけ乱れただけです。それだけに悔しい負けでした。
打線は阪神先発の西勇輝投手を攻めて、2回表にマクブルーム選手が阪神ショートの中野選手の失策で出塁。続く坂倉選手がライトスタンドへ2ランを放ち、2−0と先制しました。しかしながら、得点はこの2点のみでした。
阪神西勇輝投手は7回表1アウトで降板しましたが、ヒットは坂倉選手の2ランと床田投手のヒットのみでした。阪神のリリーフ陣の2番手渡邊投手、3番手の湯浅投手に8回まで抑えられ、9回表も阪神岩崎投手に3者凡退に抑えられ、万事休すとなりました。
先発の床田投手は試合前まで今季阪神戦は3戦3勝で防御率1.17でした。
2−0で迎えた4回裏、2アウトランナーなしから阪神近本選手、佐藤選手に連打されて1、3塁のピンチを招きました。続く阪神大山選手に四球を与えて満塁とされると、阪神北條選手にレフト前に2点タイムリーを浴びて2−2の同点に追いつかれました。さらに1、2塁から阪神山本選手にセンター前にタイムリーを浴びて2−3と逆転されました。この当たり、ショートの小園選手が打球に追いついていたように見えましたが、捕れませんでした。小園選手の守備は球際に弱いような印象があります。一歩目のスタートが遅いのではないでしょうか。
床田投手はこの4回だけ失点しただけで、結局7回105球を投げて5安打、3失点で5敗目を喫してしまいました。ナイスピッチングをしていただけに、4回の失点が悔やまれます。
8回裏は2番手の中崎投手が登板し、阪神中野選手、島田選手、近本選手を3者連続空振り三振に斬りました。今日の中崎投手は素晴らしかったです。ストレートは重く走っていましたし、変化球も切れていました。今後は僅差のゲームでも登板させても面白いと思います。今日のポジれるところでしょうか。
床田投手の失点は仕方ありませんが、やはり打線がしっかり援護してあげないといけません。やはり2安打では勝てませんね。
これでカープは連敗で、借金は3になり、4位阪神とのゲーム差は1になりました。
明日のカープの先発はアンダーソン投手です。1軍ローテーションに残れるかどうか、明日も真価が問われる登板です。一発回答のピッチングに期待しましょう。阪神は桐敷投手です。おそらく阪神は明日は早めの継投に入るでしょうから、打線は初回からどんどん攻めて欲しいですね。
バッティングも適当ですし、チームとしてはマイナス要素だと思います。
つまらない試合でしたね。
小園は守備から練習し直して欲しいから二軍調整もあっていいと思います。