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広島2位森翔平22日実戦デビューへ「ゾーンの中でしっかり勝負」ローテ争いいよいよ本格化
2/21(月) 18:24
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日刊スポーツ
キャッチボールをする広島ドラフト2位の森(撮影・加藤孝規)
残り2枠の争い。広島ドラフト2位森翔平投手(24=三菱重工West)が22日、DeNAとの練習試合(アトムホームスタジアム宜野湾)に先発する。打者を相手にした登板は15日のシート打撃以来。プロでの実戦デビューとなる。
床田のローテ入りが決まり、先発枠は残り2つ。森のほか、玉村や小林、大道ら若手投手による先発争いが本格化する。
◇ ◇ ◇
実戦デビューを翌日に控えても、新人森は落ち着いていた。「まずはゾーンに強い球を。打たれて学んでいくこともあると思うので、ゾーンの中でしっかり打者と勝負できるような投球ができればいいと思います」。新人唯一の先発候補で、開幕ローテ入りを狙う左腕が、いよいよベールを脱ぐ。
広島の先発枠は、床田の開幕ローテ入りが確定したことで残り2枠となった。ここまで対外試合での登板がなかった森と大道が22日に登板予定。先発候補がすべて対外試合に登板することで、玉村、小林、遠藤ら若手投手たちによる争いは本格化する。
昨季チーム4位タイ5勝の高橋昂は1次キャンプで2軍に降格となり、序列はほとんどなくなった。昨季4勝の玉村は状態が思うように上がらず、この日のブルペンで120球を投じた。「納得できなかった。試合を優先しないといけないのですが、まだこの時期は自分の球を投げることを優先していいのかなと」。23日阪神戦前の投球練習としては異例の投げ込みに、ローテ入りへの意気込みが感じられた。若手投手陣による争いに、佐々岡真司監督は「対外試合で結果、内容を求めた中での競争になる」と切磋琢磨(せっさたくま)していくことを求めた。【前原淳】
◆広島先発候補の先発予定(中継ぎ登板)
22日 DeNA 森(大道)
23日 阪神 小林(玉村)
26日 巨人 大瀬良(森下)
27日 日本ハム 九里(遠藤)
<広島開幕ローテーション候補>
九里 確定
大瀬良 確定
森下 確定
床田 確定
玉村 有力
森 対抗
小林 対抗
遠藤 対抗
大道 対抗
※高橋昂 対抗
※2軍キャンプメンバー
<広島ローテ投手候補寸評>
玉村 球持ちと制球力が武器。実戦では2戦連続失点
小林 1軍C最年少。実戦2戦で5回無失点と好印象
遠藤 1次キャンプではアピール不足も、調子上向き
大道 紅白戦は3回3失点。力強い投球でアピールを
森 多彩な変化球を駆使する即戦力。22日にデビュー
いよいよ明日ドラ2ルーキーの森投手が対外試合初登板します。明日のDeNAとの練習試合に先発することになりました。
同期の新人2投手(黒原投手、松本投手)は共に対外試合初登板で結果を残しました。それだけに森投手も負けてはいられないという気持ちで一杯かもしれませんね。
明日の対外試合初登板に向けて、落ち着いてしっかりゾーンに投げ込むというテーマを持ってやりたいと意気込んでいます。
森投手の結果次第で、1軍先発ローテーション争いの構図が変わってきます。森投手が先発で十分起用出来るとなると、大瀬良投手、九里投手、森下投手、床田投手、森投手が確定になり、残り1枠になります。この1枠を、玉村投手、高橋昂也投手、小林投手、遠藤投手、大道投手が争うという、かなりし烈なサバイバルになります。それだけに、明日の森投手のピッチングは、いろいろな角度から注目されそうです。
5番手と6番手がまだ見えてきませんね。
床田投手までは間違いないですね。