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広島床田寛樹が19日巨人戦先発「まずは内容と結果を第一に」開幕ローテ入りたぐり寄せる
2/18(金) 17:23
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日刊スポーツ
広島床田寛樹(2021年9月28日撮影)
開幕ローテ当確へ。広島床田寛樹投手(26)が19日の巨人との練習試合に先発する。
広島の開幕ローテーションは大瀬良、森下、九里は確定しており、4番手以降は「競争」となっている。ただ、昨年後半戦だけで4勝の床田はローテ争いをリードし、4番手と期待される存在。それでも本人は「アピールしないといけない立場。しっかりと結果を残さないといけない」と危機感を口にする。
昨年の前半戦1勝に終わったスロースターター脱却を目指し、今春はペースを上げて調整を続ける。8日の実戦形式でのシート打撃では打者11人に2安打5三振。最速146キロの直球と変化球をきっちり両サイドに投げ分ける投球に、佐々岡監督も「力、制球がすごく良かった。真っすぐも変化球も、抜け球も曲がり球も、しっかりと内、外に投げ分けられていた」と高評価。初実戦となった12日紅白戦では2回を1安打無失点。ここまで順調な仕上がりで首脳陣を納得させている。
初の対外試合に向けて「まずは内容と結果を第一に。その中で自分のやりたいことをやれるように。点を取られそうになったら抑えに行きますが、余裕があるときに試したいことは試したい。結果を求めながら、やりたいことができるようにしたいです」と意気込む。紅白戦に続く好結果で、開幕ローテ入りをグッとたぐり寄せたいところだ。
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広島ドラ1黒原拓未、19日巨人戦デビュー登板へブルペン入り フォーム確認87球
2/18(金) 7:41
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日刊スポーツ
ブルペンで投球練習する広島黒原。後方は見つめる佐々岡監督(撮影・前田充)
広島ドラフト1位の黒原拓未投手(22=関学大)が19日の巨人との練習試合(那覇)に向けて17日、ブルペン入りした。
いつものクイック投法だけでなく、足を大きく上げて28球を投じるなど全87球。15日のシート打撃では打者11人に5連打を含む8安打と打ち込まれたこともあり、右足を上げたフォームも確認した。「昔からクイックの方がバランス良く投げられていたので、練習をして自分の身に染みこませていくしかないと思います」。シート打撃から修正し、デビュー登板に挑む。
明日は那覇で読売との練習試合が予定されています。この春のキャンプで好調の床田投手が先発します。ドリヨシ的には、床田投手は先発ローテーションの4番手として確定したと言っていいと思います。
ストレートに威力が戻ってきた事で、変化球とのコンビネーションが抜群になりました。さらに、床田投手の持ち球にパームボールが加わったのが、ピッチングの幅をさらに広げることになりました。制球力も向上していますし、先発左腕投手の柱としての活躍が期待されます。
今季の床田投手の表情を見ると、自信にあふれているように感じます。12日の紅白戦では2イニングを1安打無失点の好投でした。佐々岡監督も高い評価をしていますし、野球解説の達川光男さんも床田投手には太鼓判を押しています。明日のピッチングが楽しみです。
そして、ドラ1ルーキーの黒原投手もリリーフで登板予定です。その黒原投手ですが、15日のシート打撃では打者11人に8安打1四球と打ち込まれました。佐々岡監督の助言もあり、セットポジションから右足を上げて、左足1本で立った状態を作ってから投げ下ろすピッチングフォームに修正しました。
正直、黒原投手の胸中は穏やかではないと思います。今まで通用していた自身の投げた球をことごとくヒットされる事に焦りを感じたはずです。しかし、ドリヨシ的には打たれた事をポジティブに考えて欲しいなと思いました。背番号24の大先輩の大野豊さんも、最初に登板した時には1アウトしか取れずに打ち込まれて降板し、防御率が100点台になった所からスタートして、素晴らしいピッチャーになりました。黒原投手も心が折れる結果になることもあると思いますが、プロとしてスタートを切ったばかりですから、明日の読売戦では持っているもの全てをぶつけるつもりで頑張って欲しいと思います。