2020年08月31日
14回戦@マツダ 広島3−5阪神(延長10回) 中盤菊池涼介選手の3ランで追いつくも、延長でフランスア投手が2失点で敗戦。
広島競り負け…佐々岡監督「1点を争う試合での四球はこういうことになる」
8/30(日) 22:47
配信
サンケイスポーツ
選手交代を告げる広島・佐々岡真司監督=マツダスタジアム(撮影・水島啓輔)
(セ・リーグ、広島3−5阪神=延長十回、14回戦、阪神7勝5敗2分、30日、マツダ)広島が阪神に2連敗を喫し、2カード連続の負け越し。シーズンの折り返しとなる60試合目を終えた広島・佐々岡真司監督(53)のコメントは下記の通り。
−−3−3の延長十回に投入した守護神・フランスアが先頭・近本への四球から2死一、二塁を招き、大山に決勝の2点三塁打を許した
「ああいうところで投げる投手は先頭。相手ピッチャーとの違いはそこ。先頭打者というのはずっと言っている。1点を争うゲームでのフォアボールはこういうことになる」
−−シーズンの半分となる60試合を終えた
「チーム状態がよくないところでひとつずつ借金を返さないといけない」
−−打線は3点のビハインドを追いついた
「点が取れていない分、なかなか追い越せていないところ。先発が頑張らないといけない。いきなりの3失点は厳しい」
−−後半戦の戦い方は
「ピッチャーを中心の守る野球が基本だけど、打って勝って勢いに乗りたい」
−−前日の試合中の守備で左足首をひねり、この日は欠場した堂林の状態は
「大丈夫」
結果的には阪神に競り負けました。これで延長戦は2敗6分けで、勝ちがありません。接戦に弱いカープを象徴する数字ですね。
先発遠藤投手がいきなり阪神打線に捕まりました。1回表、内野安打と四球などで1アウト1、2塁とされると、阪神サンズ選手に左中間スタンドへ3ランを浴びて、先制を許してしまいました。渾身のストレートがアウトコース高めのやや中よりに入り、サンズ選手の打ち頃の球になってしまいました。たちまちマツダスタジアムは重苦しい雰囲気になりました。
しかし、遠藤投手は気持ちを切り替えて徐々に制球も安定してきました。2回から4回は3者凡退に打ち取りました。5回表には2アウト2、3塁のピンチを背負いましたが、阪神糸井選手をサードフライに打ち取り、ピンチを脱しました。
ピンチの後にはチャンスが来るては良く言ったもので、5回裏にチャンス到来です。阪神先発の秋山選手を攻めて、2アウト2、3塁から、菊池涼介選手が3球目を打って、レフトスタンドへ3ランを放ち、3−3の同点に追いつきました。最近の菊池選手のバッティングは上向きになってきているようです。菊池選手はパンチ力があるので、ここで打ってくれると思っていたのですが、本当に打ってしまいました。
遠藤投手は6回、7回も3者凡退に打ち取り、結局7回118球で4安打3失点の粘りのピッチングでした。2回以降、遠藤投手らしい内容で無失点だっただけに、初回の3ランがもったいなかったですね。
試合はその後両チーム譲らず延長戦に入りました。10回表、カープは守護神のフランスア投手が登板しました。が、先頭の阪神近本選手に四球を与え、続く阪神木浪選手が送りバントを決めて1アウト2塁。2アウト後、阪神サンズ選手を申告敬遠して2アウト1、2塁とされました。続くバッターは阪神大山選手です。フランスア投手としてはセカンドランナーを牽制しながら進めていくところです。そして、フランスア投手の投げた4球目を打って、右中間を破る2点タイムリー3ベースを放ち、ついに均衡が破れ、3−5とされました。カープファンの皆さんにとってはガクっと力が抜けた感じだと思います。ここでドリヨシは守備体勢を指摘します。2アウト1、2塁となったところで、外野は定位置で守るべきではなかったかと思います。バッターが阪神大山選手なので、大きい当たりが来る確率は高いと思います。実際にはカープは前進守備にしたのですが、2塁ランナーが阪神近本選手でかなりの俊足ですから、外野に抜けた当たりならば、間違いなく生還できるはずです。なので、ドリヨシとしては定位置がベストだったと思います。結果、定位置ならばライトフライでアウトのところが、前進守備だったが故に右中間を破られる形になりました。まあ、ベンチの指示でしょうから仕方ないですが…。
10回裏はカープに反発力はなく、阪神の守護神スアレス投手の前に3者凡退に終わり、試合終了となりました。
カープの勝てない日々が続きます。このままで2020年シーズンが終わってしまうのでしょうか。いつかは連勝を伸ばして、上位へ進出して、首位読売を慌てさせる展開にならないかなと思っていたのですが、そうも行きそうにないみたいです。9月1日からは恐怖の13連戦が始まります。チーム状態が良くない中での戦いになります。13連勝がベストですが、ドリヨシとしては最低でも7勝6敗で乗り越えて欲しいなと思います。とにかく勝つ試合が見たいです。
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