奥羽本線、仙山線と同じ所を走り
北山形から左に曲がり
山形の奥地へ入って行きます。
道中は田んぼの中にポツンと
駅がある所ばかりで
これといって見栄えのしない中
寒河江に到着しました。
寒河江は以前足を伸ばした所であり
わりとにぎやかな所というのが
イメージとしてあります。
その寒河江の先には何があるのでしょう。
未乗車区間はどうしてもそういうことが
気になり始めますが
それは乗っている車内から
ゆっくりと観賞することにします。
しかし、残念ながら今までと同じような所ばかりで
これといって目立つ所はないのですが、
ビニールハウスが増え始め
さくらんぼを作っているような気がします。
ハウスの中まで見ることはできなかったのですが
山形といえばさくらんぼが
名産なのでそう思ったのです。
そのままといっては変ですが
山形らしいといえば山形らしい
光景の中、終点の左沢へ
10時00分に到着しました。
片面にしかホームのない駅で
先は車止めにて線路が切断され
なおかつ錆ています。
文字通り終着駅でした。
折返しまで何と5分ほどしかないので
急いで左沢駅前に出ます。
駅は小屋という感じで
駅舎とは程遠いものでした。
自動切符販売機はありますが
改札は無く素通りできる所で
何だか必要とされていないような感じもしました。
そして、駅前からいきなり道路があり
車が頻繁に通っています。
普通なら駅前は、人が歩けるスペースを
取っておくものですが、
そのような配慮が全くなく
道路が後からできたが、
駅を無視して作ったという感じでもありました。
そそくさと折返す列車に乗ると
いつの間にやら結構人が乗っていて
自分はかろうじて2両目の後ろの方に
座ることができました。
左沢10時06分の定刻に
列車は山形へ向け走り出しました。
山形までも40分の移動で
無事到着し、
途中駅でかなり人を乗せたので
立ち客がほとんどの車内から
一緒にホームへ降りました。
次の列車まで余裕があるので
寄り道することにします。
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