ホームへ戻ります。
10時39分発の宝積寺行に乗り
折り返します。
烏山に来た時と同じように
大金で行き違いをし、
宝積寺に11時20分に到着しました。
宝積寺では乗り換えのために
少し時間があるので、
駅前に出てみます。
宝積寺は平屋の駅で、タクシーが
思った以上に多く停まっていますね。
看板に七福神が描かれていたり
宝船が描かれていたりと
「宝」を強調しているようでした。
駅前にコンビニもあり、
小腹が空いたので、
軽く握り飯とビールを購入し
ホームのベンチで寛ぎながら
頬張りました。
ここから黒磯方面を目指すので、
自分の待っているホームは
それほど人がいません。
反対側のホームには宇都宮へ
向かうらしき人が、そこそこいて
到着した宇都宮行に乗り込んでいきました。
この宇都宮行もそこそこ混んでいる
状態で到着したので、
宝積寺を出発するときには
ギュウギュウ詰めになっていました。
自分が乗る11時37分発黒磯行は
4両編成で到着しました。
最後尾に乗り込み、たまたま
ボックス席の後ろ向きに座るところが
空いていたので座ると
酔っ払いの太ったおじいさんの前でした(^^;
一般の人はこの席を遠慮して
いたのかもしれませんね。
ですが、そんなこと構わずに
自分もビールを飲みながら
しばらく過ごしていました。
いつの間にやら日本酒のおじいさんと
一緒に話ながら飲んでおり、
どうやらこのおじいさんも昔は
よく旅に出ていたらしく、
自分のことをダブらせていたようですね(^^)
途中の西那須野に到着するや否や
那須与一の話になったり、
急に話が飛んで、
お酒の肴は何が良いだとか、
今日はどこへ行こうとしているだとか、
とにかく話題が尽きずに
かなり盛り上がりました。
ちなみに那須与一とは、
源平の合戦であの扇を打った
弓矢の名手で、この辺りの
出身ということです。
那須与一から那須という
地名になったとも言われています。
意外な相席で、
おじいさんも酔っ払いとしては
品が良く、楽しい時間を過ごせましたが、
黒磯に近付き、ここでお開きとします。
おじいさんは、この先どうするか
まだ決まっていないから、
最後にのんびり降りるとのことです。
自分は、接続する列車に乗るので
先に列車を降りることになりました。
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