次の大きな駅佐久平に到着しました。
先ほど軽く触れましたが、
この佐久平は長野新幹線との
接続駅です。
乗客の乗り降りはそれほど無いですが、
駅前はだだっ広いしすぐ目の前に
大きなスーパーがあり、これから
発展を目指していけそうな街作りをしていました。
さてそんな佐久平ですが、
一つだけ奇妙な事があります。
それはこの小海線が高架駅ということに
別に違和感が無くても
新幹線の駅が問題なのです。
小海線と長野新幹線は
垂直に交わる感じなので
当然立体交差となります。
しかし、長野新幹線の方が
小海線の下を走っているのです。
なぜだか分からないが実際
この佐久平を先に線路を敷いたのが
小海線なので明らかに
長野新幹線の方が上を通らなくて
はならないと思うのですが
このような奇妙な状態に
なってしまっているのです。
しかも、ごく一般常識的に
新幹線は高架を走っており
しかも駅も数段高い所に設置されていて
エスカレーターやエレベーターで
ホームまで移動するものという先入観があったのですが、
この佐久平では全く逆の事が起こっているので
かなりびっくりしてしまいました。
とりあえず連絡線としての機能が
全く無いような佐久平を後にし
終点小諸を目指します。
途中「乙女」などというロマンチックな
駅名を過ぎ、小諸の一つ手前の東小諸で
【しなの鉄道】と平行し、
小諸に12時41分に到着しました。
小淵沢から乗ってきている人も
多少いるようで、
この長旅によく耐えられるなぁ
と自分の事を棚に上げて感心していました。
時刻はちょうど昼時なので
駅弁でも食おうと思いますが、
そんなもん売っていません。
昔の面影は全く無いようで
一気にローカルな駅になったようでした。
横川、軽井沢の碓氷峠越えが
行なわれていた頃は
特急【白山】【あさま】が頻繁に走り
おそらく急行列車も都心から
直通されていたのでしょうね。
それが今では、軽井沢まで新幹線で
そこから乗換えなくてはならないという
非常に面倒なシステムに変わってしまったので
訪れる人も減る一方であると思われます。
それがこの状況にもろに現れてしまったのでしょう。
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