京阪線が顔を出しました。
ただ、この列車はちょっと不格好ですね。
というのも、車両が普通の列車より
一回り小さい気がします。
にもかかわらず、線路の幅が
JR線より広いので、
電車と線路幅が同じくらいに見え
なんとなくバランスが悪く感じました。
電車というと、車体より
線路の方が幅が狭く
シュッとしているイメージなので。
ところで、この線路幅ですが、
日本には2種類あります。
1つは、
主にJR線や関東私鉄で使用されている
日本の代表的な線路幅です。
もう1つは、
新幹線や近鉄、京急などで使用されている
広い幅です。
世界的で普及しているのは広い幅の方なので
広い幅の方を標準軌と言います。
日本で普及している狭い方は
狭軌と言います。
例えば、有名なオリエント急行が
日本で走ったことがありますが、
このときは、車輪を日本の狭軌に
合うものに付け替えて走っていました。
もし、日本の線路網が標準機が主だったら
もっと各国の列車が日本の線路を
走ったのですかね?
日本では標準軌と狭軌の線路がありますが、
そのどちらも装備されている箇所がありました。
箱根登山鉄道の小田原と箱根湯本の間です。
小田急線が箱根湯本まで乗り入れています。
小田急線は狭軌です。
それに対し、箱根登山鉄道は標準軌なのです。
つまり、線路の幅が違うのです。
そこで、標準軌の内側に1本線路を敷き
狭軌の列車も走ることができるように
なりました。
珍しい3線区間だったんです。
他にも京急逗子線にあります。
金沢八景にある日本車両までの
引き込み線用ですね。
線路だけでもいろいろあるのが鉄道です。
たまには景色だけでなく
走っている列車から見る
生きているように動く線路?
も見てみると面白いものです。
だいぶ脱線しました。
山科ではあまり時間が無いので、
ホームへ戻ります。
まずは、京都へ向かいます。
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