寒さに耐えながら、
たまに猫の喧嘩を見ながら、
さて、自分の乗る列車が
来ないか来ないかと待っている頃、
塩山方面にライトが2つ見えました。
しかし、随分先ですね。
山をいくつも越えたところに
かすかに見えたという感じです。
それからライトが消え
またライトが見え、
またライトが消え
という感じでやっと列車が到着しました。
あのトンネルを抜けてきた列車でです。
何だか「よく来たなぁ」という
労いの気持ちのまま列車に乗り込みました。
後はこの列車の終点である高尾まで
帰るだけです。
高尾到着まで、まだ1時間あるのだが、
ゆっくりと寛ぐには決して長くないでしょうね。
そして、景色も真っ暗で何も見えないので
寝ること数10分。
相模湖の手前辺りで目を覚ましました。
後はここから一つで高尾なので
もう寝る事は許されないです。
しばらく眠いまま起きていること
10分ほどで終点高尾に到着しました。
この列車は、どこかで遅れたらしく
高尾到着予定の21時38分を
2分ほど過ぎていました。
さて、後はここから通勤列車として
有名なオレンジ色の中央線快速東京行に乗り
八王子まで行って横浜線に乗り換えます。
そして、橋本から相模線に乗るという
いつものパターンで帰ります。
それぞれ接続もうまくいき、
JR線の終点である海老名には
22時45分に到着しました。
相鉄線に乗り換え、かしわ台までの
移動で今日はおしまいです。
今回はたった2日間でしたが
時間にすると48時間です。
丸々2日間ですね。
これは長いとしかいえないでしょう。
しかも、昨日は、奥只見の
山の中を走っていたのですよ。
さっきまでは、飯田線の秘境を。
何だか奥只見では日本ではないような感じがし、
そして今、海老名にいると随分と慣れた土地なので
妙に落ち着きますね。
いったいなんだったのだろうか。
幻かと思えるようなギャップがあります。
うまく説明できないのですが、
旅というのはそういう
何だか分からないけど楽しい
ものなのではないでしょうかね(^^)
そう思うからこそまた異国の地へ
足を運びたくなるんだなぁ。
そして、その異国の地での楽しみは
特急や新幹線では決して味わうことの
できないローカル線。
いわゆる鈍行列車だからこそ良いのでしょう・・・・・・・・。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image