北九州地方は炭鉱が盛んでした。
その影響で国鉄時代に
縦横無尽に線路が敷かれました。
今となっては当時の面影はほとんどなく
数えるほどしか線路を使用しておらず、
客扱いの線路は鹿児島本線と
筑豊本線だけになってしまいました。
昔は石炭を別名「黒いダイヤ」などと
呼んでいたのを象徴するかのような
賑やかさが、一部でも残った線路で
想像できました。
線路だけでなく
物を運ぶことがなくなってしまった貨車も
線路に放置されており
時代の流れがその一帯だけ
止まっているかのような
感じがしました。
博多に近付くにつれて
高架線になり周りも
高いビルが多くなってきます。
何となく乗ってくる人も
都会人ぽくなり九州最大の都市
博多に近付いているのを
ひしひしと感じました。
博多へ7時29分の定刻に到着。
ここで前と後ろの車両を切り離し、
前が【快速】荒木行、
後ろが【各駅停車】熊本行となりました。
自分は予め前の車両
【快速】荒木行に乗っていたので
車両を移動することなく
先へ進みます。
さて、この列車は【快速】運転なので
快調にとばします。
そして、先行している
熊本行に追いつきます。
どこで乗り換えても
良いのですが、
まぁここは普通に追い抜く駅
二日市で乗り換えることにしました。
813系【快速】荒木行から
811系【各駅停車】熊本行へ乗り換え、
転換クロスシートの快適な旅が続きます。
各駅停車なので
かなりの時間を要します。
西鉄を眺鉄しながら
列車に揺られます。
熊本まで二日市から
約2時間かかって9時51分に到着しました。
いったいここまで来るのに
何回特急に抜かれたことやら(^^;
熊本では乗り換えの時間が
少しあるので、駅を散策してみました。
外は暑いのであまりウロウロするのも
得策ではなく、
八代行列車が到着するや否や
すぐに乗り込みました。
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