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2016年10月30日

自己愛性人格障害者の末路

自己愛性人格障害者は恋をするか?でも書きましたが、自己愛性人格障害者はドーパミンでしか幸せを感じられない=勝ち負けでしか幸せを感じることが出来ません。

そして、その幸せも炭酸飲料の泡のように儚くすぐに消えてしまうため、次々と勝利が必要になってしまうのです。

働いている間はまだ良いでしょう。

サラリーマン社会というのは競争社会です。

勝ち抜けば勝ち抜くほど出世することが出来ます。

(出世する人は自己愛が強い人とも言えます。)

しかし、定年退職した後はどうなるでしょう。

仕事ばかりで当然家庭など省みなかった人間が大人しく家庭にいることなど出来ないでしょう。

今まで外で見つけていた、自分が勝利を感じるために必要な人間は、当然家族の中で見つける事になります。

大体ターゲットになるのは妻でしょう。

つまり、自己愛性人格障害者と暮らす限り、穏やかな老後などありえないのです。

常に自己愛性人格障害者がなすりつけてくる軽蔑、罪悪感、無力感などと共に生きていかなければならないのです。

ターゲットが逃げない限り、自己愛性人格障害者は炭酸飲料の泡のような儚い勝利感を抱いたまま虚しく死んでいくでしょう。

では、ターゲットが逃げたらどうなるでしょう。

次のターゲットが見つからない限り、自己愛性人格障害者は、虚しさに耐えられず、何かに依存しながら生きていく事になると思います。

例えばギャンブル、例えばアルコール、例えばモノ。

よく、ゴミ屋敷の特集をテレビでやっていたりしますが、ああいう家の住人が自己愛性人格障害者の末路ではないかと思います。

家族に逃げられ、自分の中の不安をモノをいっぱい集めること、モノに依存することで埋めているんです。

こう考えてみると、ドーパミンがもたらす快感に左右される人生というのは、本当に"足るを知る"事がない人生なのだなぁ、と思います。

今の自分にというものに自身がなくて幸せを感じられないから、

人より高いブランド持ちたがったり、

人より良い条件の人と結婚したがったり、

人の子よりも自分の子の方が優秀であってほしがったり。

今よりもっと良い暮らしを目指して頑張ることは良いことですが、それが他人に自慢したいとか、他人に勝ちたい、という動機から端を発していたとすれば、いくら良い暮らしをすることができるようになっても、永遠に満足して幸福感を得ることは無理なのだと思います。

今、自己愛性人格障害者に苦しめられていて、自己愛性人格障害者の末路が気になっている人は多いと思うのですが、彼らは(自己愛性人格障害者が治らない限り)いつだって穏やかな幸福感に包まれて満ち足りるという事はないのです。

だから自己愛性人格障害者の元を去ることが、彼らが唯一幸せ感じられる勝利を遠ざけるということになるのです。






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2016年10月29日

【モラハラ】モラハラ加害者と自覚

モラハラ加害者は、自分がモラハラという名の嫌がらせをしている事を自覚していません。

あくまでも、ターゲットがダメなやつだから指導・改善しようとしているという形に、自分もターゲットもマインドコントロールします。

そうすれば、自分は悪を罰する正義のヒーローになれて、ますます気持ち良いですからね。

だから、ターゲットはダメでどうしようもない人間であってもらわなきゃダメなわけです。

ターゲットが優秀で素晴らしい人間という事になってしまったら、自分も他人も騙せませんから。

ターゲットの優しさに漬け込み、反撃しない事を良い事にどんどんターゲットをダメ人間化していくモラハラ加害者。

だから、モラハラ加害者は初めからダメ人間であり、それを自覚している人をターゲットには出来ないんですね。

どういう事かというと、例えばアンパンマンでバタ子さんがモラハラ加害者だったとします。(衝撃の展開)

バタ子さんはカレーパンマンをターゲットにしてモラハラを始めます。

バタ子:「カレーパンマン、あなたアンパンマンに比べて困っている人を助ける機会が少ないんじゃない?やる気がないんじゃないの?」

バタ子:「カレーパンマン、あなたバイキンマンと戦う時カレーをまき散らしているけど、食べ物を無駄にして良いと思っているの?」

バタ子:「カレーパンマン、ちょっと臭いがキツイんじゃない?」

まぁこんな感じで、カレーパンマンの心にダメージを与える言葉を投げかけ、言われた時のカレーパンマンの表情を巧みに読みながら、どういう風に言えばカレーパンマンの罪悪感を刺激できるかを探っていきます。

カレーパンマンは、自分はみんなを助けるヒーローでありたいと思っているので、それに次々と疑問を投げかけてくるバタ子さんをどんどん恐れるようになっていきます。

今までうまく周りをごまかせていたけど、自分はヒーロー不適格だったんじゃないのか、バタ子さんにはそれが分かってしまったんじゃないか、と。

このままいけば、カレーパンマンはどんどん情緒不安定になり、本当にヒーロー業務に支障をきたす日も遠くないかもしれません。

そうなってくると、アンパンマン、食パンマン、ジャムおじさんなんかも、「あれ?カレーパンマンおかしくね?」という事になり、カレーパンマンはますます精神的に追い詰められていくのです。

カレーパンマンはいつしかバタ子さんが背後でため息をついたり、バタ子さんとすれ違うだけでも精神的に辛くなっていきます。

とまあ、ダメ人間でないカレーパンマンにモラハラをするのは簡単です。

同じ方法はアンパンマン、食パンマン、ジャムおじさんにも効くでしょう。

しかし、バイキンマン。

彼にモラハラは通用するでしょうか。

バタ子:「バイキンマン、あなた街をそんなに破壊して良いと思ってるの?」

バタ子:「バイキンマン、あなたそんなに自分勝手に食べ物を独り占めして良いと思ってるの?みんなの事を考えないの?」

バタ子:「バイキンマン、バイキンUFOの残骸が道を塞いでいて、みんな迷惑してるの。これで良いと思ってるの?」

こういう事を言われても、バイキンマンには全くモラハラは通用しないでしょうね。

だって、バタ子さんへの回答は全て、「ああ、俺様良いと思ってるぞ。」ですから。

彼は良い人であろうとしてないのです。

自分の欲望のためなら平気で他人に迷惑をかけても良いと思っているわけです。

自分の欲望のためなら他人に迷惑をかけても良いというところはモラハラ加害者も同じなのですが、モラハラ加害者は自分は、周りから良い人・すごい人と思われたいわけです。

でもアンパンマンや食パンマンのように悪者を倒すとか、すごい業績を上げるとかいう能力が自分にはないため、周りにいる反撃してこない人(カレーパンマン)を悪者に仕立て上げ、彼を指導・改善しているという形を取ることで歪んだ自己愛を満たしているわけです。

なお、カレーパンマンがウツ病になったり自殺したとしても、バタ子さんにはノーダメージです。

なぜならそうなった場合、表見的には加害者はカレーパンマン自身だからです。

カレーパンマンが自分の不甲斐なさを苦にした結果、ウツ病や自殺になったという形を取れるからです。

カレーパンマンにはやっぱり問題があったんだね、とバタ子さんは逆に周囲に同情してもらうことが出来ます。

そしてバタ子さんはまた潰れたカレーパンマンの代わりにターゲットを作れば良いだけなんです。

こんな感じでモラハラ加害者のバタ子さんは根っこはバイキンマンと同じ悪者です。

その違いは、バイキンマンはターゲットが360度全方向なのに対して、バタ子さんは一人のターゲットを狙い撃ちというところです。

しかし、面白い事にバイキンマンにモラハラは効きませんが、バタ子さんにはモラハラは効くんですね。

何故ならバタ子さんは、周りから良い人・すごい人と思われたいからです。


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↑バタ子さん、悪者にしちゃってゴメンなさい。







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2016年10月27日

職場の自己愛観察@

私は一つ前のプロジェクトで、初めて真性のモラハラを受けました。

でも、モラハラという観点で職場を観察してみると、モラハラ的な言動は少なくないという事が分かってきました。

なので、職場で発見したモラハラちっくな場面を「職場のモラハラ観察」として、シリーズでお届けしたいと思います。

最近発見したのは、「自分が辛くなってくるとB君を巻き込もうとするA君」です。

A君とB君は同じプロジェクトで働いていますが、普段から仲は良くありません。

二人が会話すると必ず喧嘩腰になるので、あまり二人揃って何かをしない方が良さそうだという事は周囲もなんとなく察しています。

しかし、A君は、仕事で上手くいかなくなると、必ずと言って良いほどB君を巻き込もうとするのです。

例えば、A君の仕事の進捗が芳しくなかった時、「B君、手伝ってくれない?一緒に仕事をする仲間なんだから手伝うべきだよね?」とか、指摘が多そうなレビューがあれば、「B君は似たような仕事を以前しているのでレビューの時はB君も一緒に来て欲しい」と言ってみたり。

なお、A君の仕事が順調に進んでいる時は、B君を巻き込もうとしません。手柄は自分一人のものにします。

なんだか、私にはA君は自分の失敗を押し付けるためにB君を巻き込もうとしているように見えるんですよね。

言い換えれば、自分のウンコを拭くためのトイレットペッパーとしてB君を利用しようとしているように見えるという事です。

paper.png

しかし、B君はA君の思い通りトイレットペッパーになるような人ではなく、「俺はお前の尻を拭くためのトイレットペッパーではない」という(当然の)前提で生きているため、A君と常に喧嘩腰になってしまうのかな、と思っています。

この二人がこんな感じになったのは、A君だけのせいではなく、B君にも原因があったのかもしれません。

ひょっとしたらB君にもモラハラ加害者的要素があり、A君をトイレットペッパーのように扱っている事があるのかもしれません。

ただ、この二人が所属するプロジェクトの上司は「腹割って話せば仲良くできるんじゃないか」と言っていましたが、それは確実に無理だろうと思います。

参考:
https://fanblogs.jp/banmaturi/archive/316/0






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2016年10月18日

【モラハラ】モラハラ加害者とWIN-WINの関係になる方法

モラハラ加害者とWIN-WINの関係になる方法。

それは、モラハラ加害者と距離を置くことですね。

モラハラ加害者はターゲットの落ち度を見つけては、あるいは捏造しては、怒りをぶつけてくるのです。

だから、落ち度を作ってしまうターゲットはモラハラ加害者から離れるべきなのです。

そうすれば、モラハラ加害者は足手まといがいなくなって、色々なことがスムーズにいくはずだし、

ターゲットもモラハラ加害者と離れることで、モラハラ加害者の要求する天井知らずのハードルの仕事から離れることができます。

もっと仕事のハードルが低い世界で、それでも「ありがとう」と言ってくれる人たちと仕事をすることが可能なのです。

だから、モラハラ加害者からターゲットが離れることは、WIN-WINの関係なのです。

私がいなくなったことで、さぞかしモラハラ職場は仕事がしやすくなっただろうなと思うと、彼らのために本当に自分は良いことをした、とシャルドネを飲みながら満足感に浸る日々です。






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自己愛性人格障害者は恋をするか?

自己愛性人格障害者は恋をするのでしょうか。

答えはYESです。

恋をすると、脳の腹側被蓋野にある細胞から恋愛ホルモンと呼ばれるドーパミンが分泌されます。

ドーパミンは高揚感や集中力、興奮や快楽の感情と関係の深いホルモンです。

恋をしている時のドキドキする感じは、このドーパミンの分泌の影響だそうです。

そして、この腹側被蓋野という部分は衝動や欲望を司るところで、認知や思考を処理する部分よりもずっと深部にある領域なのだそうです。

深部にあるということは、古くからある機能と言うことで、哺乳類だったら備わっているのだそうです。

ということで、自己愛性人格障害者も哺乳類なので、恋はします。

しかし、このドーパミンが過剰に分泌している状態と言うのは体にとって良くないため、自己防衛反応が働いて分泌量が徐々に減っていくのだそうです。

多くの場合は3か月から3年でドーパミンの分泌は減ると言われています。

恋が終わったら、恋人と別れる、でも結婚していた場合はそんなに簡単に別れるわけにはいきませんよね。

そこで、恋の代わりに登場するのが愛です。

その人と一緒にいると、ドキドキするという状態から、安心する状態に切り替わるのに必要なのが、「βエンドルフィン」や「セロトニン」なのだそうです。

「βエンドルフィン」というのは、鎮痛剤のような役割をし、気分が高揚したり幸福感を得られるという特徴があります。

「セロトニン」は精神を安定させる役割を担い、幸福を感じやすくするため、幸福ホルモンや幸せ物質と呼ばれることもあります。

アルコールやギャンブルなどの依存症を防ぐときにも、セロトニンが効果を発揮します。依存症はドーパミンが暴走したときに発生しやすいのですが、脳内にセロトニンがたくさんあれば、ドーパミンの過剰な働きにブレーキをかけることができます。その結果、依存症を回避しやすくなるのです。

興奮しやすく、いじめ依存症・勝利依存症ともいえる自己愛性人格障害者は、セロトニンが不足しているような感じがしますが、その予測通り最近ではセロトニンの過不足が原因で、自己愛性人格障害になるのではないかという説もあるのだそうです。

ということで、自己愛性人格障害者と恋に落ちることは可能ですが、それがまともな愛(夫婦愛、家族愛など)になることはない、と思ったほうがいいですね。

参考:
http://matome.naver.jp/odai/2136283408907844001
http://www.berry-counseling.com/4045/
http://josei-bigaku.jp/serotonin3779/
http://narcip.com/genin3/
https://jooy.jp/19128






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2016年10月13日

共感性がない→優しくなれない、の例

人は共感性があるから人にやさしくなれます。

逆に言うと、共感性がないと人にやさしくなれないのです。

例えば、私は主人が浮気しても構わないと思っています。

だって主人の人生ですもの。

彼の好きなように生きていってほしいと思うんです。

そして私から離れたければ離れていけばいい、と考えています。

しかし、こういう考えを持っていると、「主人に浮気されて辛い」という人の気持ちに共感できないのです。

下手をすれば、以下の事を言ってしまいそうです。

「え?人を好きになるのは仕方ないことじゃない。」

「あなたよりその女性の方が魅力があったってことないんじゃない?」

「さっさと離婚して慰謝料なり養育費なりがっぽりもらっておいしいものでも食べればいいじゃない?」

そして、言われた人が傷ついている姿を見ても、「私間違ったこと言ってないし。めんどくさいなぁ」と思ってしまうかもしれません。(だから言いませんが。)

こんな感じで、共感性がないということは、苦しんでいる人の気持ちに寄り添うことができない→冷たい人というように見られることが多いのです。

しかし、人はすべての事に共感性を持っているわけではありません。

体験・経験しないとその気持ちが分からないことも世の中にはいっぱいあります。

皆、どこかしら共感性が少ない部分があるのです。

そして、色々なことに共感性を発揮できる人と言うのは、確かにとても優しい人と言うことになりますが、実はめんどくさい人にもなり得るという問題を抱えているのです。

その例として挙げられるのが、反捕鯨団体のグリーンピースとかシーシェパードとかですね。

彼らは鯨に共感しすぎているのです。

そして、こちらの鯨に対する共感性のなさを批判しているのです。

(その割に同じ哺乳類であるはずの牛の気持ちに寄り添う気はほとんどなく、自分の国で牛が大量に殺されていることに関しては無関心のようですが。)

また、共感性が強いことの弊害に、物事の判断スピードが遅くなるというものが挙げられます。

最近アメリカの大統領選で注目を浴びているドナルド・トランプ氏。

彼は自己愛性人格障害として有名なのですが、同時に一代にして不動産王にまで登りつめた優れたビジネスマンでもあります。

優れたビジネスマンの条件として判断力の迅速さが挙げられますが、共感性が多いと物事の判断スピードが落ちてしまうのです。

数学の問題で条件が1つ余計に増えるのと同じなのです。(風の抵抗を考えるとか、潮の満ち引きを考慮に入れるとか)

条件が少なければ少ないほど、考えなければならない問題はシンプルになるのです。

また、他人の気持ちを考えなくて良いということは自分の気持ちを最優先に考えることができるということなので、常に自分に有利なように物事を進めることができます。

しかし、大統領というのはビジネスマンとは違い、様々な事情の人の気持ちに寄り添い、総合的に問題を解決していくことが必要とされています。

なので、発言すれば発言するほどその共感性の少ない発言で人々の反感を買ってしまうドナルド・トランプ氏が大統領に選出されることはまずないと思いますが、共感性があるからすべてが良い、共感性がないからすべてが悪いというわけではないということなんですね。

何事もバランスが大事、と言うことになると思います。

なお、共感性を高める方法としては、いっぱい失敗することが良いようです。

失敗して痛みを経験すれば、他人に同じことが起きた場合、その痛みがわかるのです。

だから子供の失敗経験を妨げる過保護な親と言うのは子供をダメにしているんですね。






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2016年10月11日

【モラハラ】モラハラのターゲットはお母さん代わり

モラハラ加害者にとって、モラハラターゲットはある意味お母さんのようなものです。

生まれたばかりの赤ちゃんというのは、この世界にやってきたばかりで、ここがどんなところなのか良く分かりません。

とても恐ろしいところなのか、自分にとって嫌なものばかりの世界なのか不安で仕方ないのです。

だから泣くのです。

そして、泣いたらあやしてくれる存在がいることに気づきます。

それが母親(あるいはそれに母親代わりの人)です。

自分が泣いたら優しく抱きしめてくれる、大丈夫だよ、と声をかけてくれる。

そうして赤ちゃんは自分が生まれた世界に母親という安全基地を見出します。

これの近くにいれば、自分は守られている。安心していられる。と。

そうして安心感を得た後、赤ちゃんは母親から少しずつ離れて行きます。

ある程度離れても、母親の姿を見れば安心するので、母親以外の人間と交流し、自分の世界をどんどん広げていくことが可能になっていくのです。

そして、他の人との交流があればあるほど、母親との距離が離れても大丈夫になっていきます。

母親から離れ、自分でいろいろな経験をし、自分の世界が広がっていくうちに、正常な人格が形成され、自分で自分を安心させることが出来るようになっていくのです。

(その経緯には、親から離れるための儀式である思春期も含まれます。)

このように、健全な親子関係を築けていた場合、子供は親から離れ自立し、自分の家庭を持つことが可能になっていくのです。

しかし。

親が安全基地になっていなかった場合(ネグレクト、虐待など)や、親が子供の自立を阻むような親子関係だった場合(過保護など)。

そういう親子関係の場合、子供は正常な人格を形成することが難しく、自分で自分を安心させることが難しくなります。

つまり、この世は赤ちゃんの時に感じていたような、なんだか恐ろしく嫌なものがあふれる世界のままなのです。

自分一人では安心できないのです。

なので、そういう人は人格障害になりやすく、アルコールや薬、恋愛やお金などに依存したり、友人、恋人、素晴らしい自分に執着したり、リストカットなど自分を傷つけたりするのです。

そして、モラハラ加害者は、素晴らしい自分に執着があり、素晴らしくない自分・ダメな自分を許容することが出来ないので、ターゲットにそれを背負わせるのです。

ターゲットに選ばれる人は、困っている人、かわいそうな人を見捨てられない優しい人です。(あるいは優しく見える人、優しい人を装っている人です。)

つまり、モラハラ加害者の面倒を見る母親代わりなのです。

モラハラ加害者のことを見捨てるのに母性が邪魔をしてしまうのです。




モラハラのことをいろいろ調べていた時に、加藤 諦三さんという人の書かれた本のある一節が目に留まりました。

「人からやられっぱなしで戦えない人は、自分が好きだと思っているものが本当は好きではないから戦えないのだという事に気づくことである。それに気づけば強くなれる。」

この一節を読んだとき、私は衝撃を受けました。

そうか。いろいろごちゃごちゃ考えていたけど、シンプルに私はモラハラ加害者が嫌いなんだ、と。

そして、モラハラから逃げるためには、モラハラ加害者を嫌って嫌って嫌い抜いていいんだ、むしろ、嫌い抜かないと逃げられないんだ、ということに気づいたんです。

私はもともと母性が少ないほうだったので、気づいた後は割と簡単に逃げられましたが、母性の多い人は大変だろうなぁと思います。

モラハラ加害者は同情を誘う術に長けていますから。

でも、その母性ははっきり言って無駄なんです。

母性を発揮して、モラハラ加害者のもとにとどまったとしても、彼が自己愛性人格障害を克服し、この世界が安心して住める場所だと認識することはできないのです。

むしろ逆なんです。

ターゲットにどんどん自分のダメな部分を背負わせることで自己はどんどん肥大化し、たとえあなたが精神的につぶれても次のターゲットに狙いを変える人格破壊モンスターになるだけなんです。

もしモラハラ加害者の自己愛性人格障害を直したいと思ったら、まずターゲットがモラハラ加害者のもとから去るのが一番になります。

アルコール依存症の人からアルコールを取り上げるのと同じです。

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2016年10月06日

【モラハラ】正直、モラハラの辛さを忘れてきた。

モラハラな職場環境から離れて半年以上が経ち、モラハラ被害の辛さを忘れてきました…。

携帯のメモを読み返し、「やっぱりモラハラは最悪だな」と思い出さなければいけないくらいです。

(メモ大事です。)

モラハラは、やられる事一つ一つは本当に些細な事で、記憶に残りにくいというのも原因だと思いますが、モラハラ被害者の私でさえこうなのだから、モラハラ被害にあった事のない人にモラハラの辛さや、なぜ逃げられないのかを分かってもらうのは相当難しいと思います…。

ただ、言える事はモラハラされ続けていたら、確実に精神病みます。

なので、モラハラからは逃げるが勝ちです。

そして、モラハラ加害者に言いたい事は、「お前の無能をこっちのせいにするな。」って事です。

本当、てめえのケツはてめえで拭け、ではなく、ご自分の臀部はご自分でお拭きになって下さい、ですわ。

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2016年10月01日

子育ての責任を母親だけに押し付けない生存戦略

チンパンジーというのは、子供が5歳になるまで次の子供を産まないそうです。

チンパンジーの子供は5歳になると自分で木のを登り木の実を食べることができるのだそうです。

チンパンジーと同じように人間が子育てをすると、大体小学校3,4年生まで兄弟・姉妹がいないということになります。

しかし現実の人間は自分では食べることができない手のかかる子供がいるうちに次の子供を産みます。

(チンパンジーより多産ということになります。)

どうして手のかかる子供がいながら、次の子供を産み育てることが出来るのか。

それは母親だけが子育てをするのではなく、周囲の大人たちが協力して子育てをするという生存戦略を人間がとったからなのだそうです。

そもそも出産からして人間は他の動物と違います。

ヒトは森を出て、草原に進出したせいで直立歩行になり、骨盤が変形しました。

それに加え、脳は拡大の一途をたどったため、ヒトの出産は母親一人では不可能になるほど困難なものとなります。

また、ヒトの赤ん坊は生まれた直後は歩くことはおろか、一人では食べることも出来ません。

そのため、ヒトの出産には他人の介助が必要なのです。

だから出産を控えた母親が不安になるのは当然で、誰かがそばにいてくれると安心するのは当然な事なのです。

そして赤ん坊の世話も、母親一人ではなく、おじいちゃんやおばあちゃん、隣近所の人々が手伝ってくれるおかげで、母親はすぐに次の妊娠に取り掛かる事が出来るのです。

また、子供にしても小さいうちから沢山の人々と関わる事で社会性を伸ばす事が出来るのです。

そのように、長い歴史の間、ヒトは母親一人に子育ての責任を負わせない事で子供を増やし、絶滅を免れてきました。

しかし、現代はどうでしょう。

子供を母親一人で孤独に育てている、"孤育て"になっているなんて事が多いんじゃないでしょうか。

それが体力的だけでなく、精神的に辛いのは大変なのは当然なんです。

だって子供は複数の大人で面倒をみるというのが、長い間のヒトの前提だったわけですから。

そのように、今までヒトがとってきた生存戦略から鑑みると、お子さんを一人で抱えているママさん達には、是非周りに頼って楽をして欲しいと思います。

実家や周囲の大人にガンガン頼って、"孤育て"ではなく楽しい"子育て"ができる事が、「もう一人産みたい」に繋がり、結局のところ少子化を食い止める事になるのではないかと思うからです。

たまにネットで里帰り出産から妻がなかなか帰らないなんて相談をしている夫がいますが、妻が帰ってこないのはヒトの歴史から見れば普通の事なんですね。

日本の男性が積極的に育児参加できるようになるのは当分先でしょうしね。



↓この本面白かったです。

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