アンガーマネジメントという、自分の怒りをコントロールし、社会人生活や子育てでイライラしないようにしましょう、なんていう方法もあったりします。
確かに、怒りというのは、生きていくうえでコントロールできた方が便利です。
何を言われても何をされても聖母マリア様のように微笑んでいられる人に憧れたりもします。
でも、私がそういう「怒りをコントロールするような自己啓発本って良いのかな?」と主人に聞いたところ、意外な答えが返ってきました。
「自分の怒りをコントロールしてなかったことにしろってことは、やられてもやり返すな、やられっぱなしでいろってことだよね?それっておかしくない?攻撃する人はずっと攻撃してくるんでしょ?俺はそういう本はブラック企業の社畜を作っているようなもんだと思うよ。」
たまに良いことを言う主人ですが、これは本当に目から鱗でした。
自分が感じた怒りをなかったことにしたり、自分の中で消化し外に出さないようにするという事は、確かにやられっぱなしで我慢しろ、と言っているようなものです。つまりゴミ箱になれって言っているようなものです。
ほんと、これでは自己愛性人格障害者の被害者を製造しているようなものです。
そして、攻撃してくる奴はずっと攻撃し続け、しかも相手がやり返して来ないことを知ると、その攻撃は治まるどころかより強くなっていくのです。
しかも、攻撃するような奴は、まず自分の怒りを収めようとする本なんて読みません。なぜなら、自分の怒りは正義の怒りだからです。自分は絶対に正しいのです。
また、モラハラするような自己愛性人格障害者は、あくまでも自分は被害を受けている側で、それを正すために相手を指導している、という体を装うので、そんな本まず読みません。
だから、結局本当に読まなければならない人には読まれず、読まなくても良いような人たちが読むのが、こういう怒りをコントールする本なのかな、なんて思います。
誰かのゴミ箱になってしまったら、いくらマリア様のような人だってうつ病と糖尿病を抱えたシワシワ婆さんになってしまいますよ。(ストレスが原因で発症する病気)
ほんと、そんなことになってしまったら何のために生まれてきたのか分からないですよね。
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