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2016年09月24日

自己愛性人格障害者が未来を考えられないわけ

自己愛性人格障害者は、未来を考えた行動をする事が苦手です。

あらゆる事が彼らにとっては勝負であり、その勝負に勝ちさえすれば良いのでその後どうなろうなどと考えながら行動できないのです。

これはある意味チンパンジーと同じです。

チンパンジーは人間に近い猿であり、優れたコミュニケーション能力を持っていますが、彼らが生きる世界も「今」です。

彼らはコンピュータの画面に一秒間ほど9個のランダムな数字とその位置を見せた後、その数字を四角い箱で覆い隠し、小さい順にその四角をタッチしていくという課題を楽々とこなします。

目の前の物を一瞬で覚えるという瞬間記憶能力は、ヒトよりチンパンジーの方がはるかに優れているのです。

これは、彼らが暮らす熱帯雨林の森の中で餌を確保するのには、出来るだけ視野を確保して餌の位置を把握し、素早く行動する必要があったから、と言われています。

そして、このような瞬間記憶能力が高い代償として、チンパンジーは今目の前にある事には共感できるが、目の前にないものに対して共感するのは難しいと言われています。

どういうことかと言うと、驚くべきことに彼らは助け合ったり協力しあったりという事をしないのです。

もし、隣のチンパンジーが困っていて、自分が手を差し伸べれば助けられるという状況にあっても、彼らは助けようとしません。

それは、助け合う協力し合うということの効果はすぐに反映されないと言うことが関係しています。

自分が他人のために何かしても、ある時間が過ぎないとその利益というのは戻ってきません。

それをじっと耐えて待つと言うのは、未来を予知できない生物には非現実的です。

だからその猶予期間を過ごすために、共感の能力というのは欠かせません。

その人に親切にした時点ではまだ私に幸せはないけど、共感する能力があればその時点で他者の気持ちが自分の気持ちになります。

他者の喜びを我が喜びとする事が出来るのです。

それが共感するということです。

共感があれば、共有出来る相手の幸せを第一義の目的として率先して親切にしようとする意思が生まれます。

そうすると巡り巡ってやがて自分にも利益が帰ってくることに気付く。

それが続けば助け合う関係が始まることになるのです。

しかし、その関係が了解されるまでの間、一方的になるかもしれない親切を施す必要があるわけです。

その壁を乗り越えるには、基本的に想像する力が過去や未来に広がるように、他者にまで広がっていくことが鍵なのです。

このようにヒトが長い年月をかけて獲得した未来を想像するという力。

それが弱い自己愛性人格障害者と言うのはヒトから退化した存在なのかもしれません。

いや。

自己愛性人格障害者が増えていると言われている今。

ある意味彼らの方がヒトの進化系なのでしょうか…。



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この記事へのコメント
みみさん、コメントありがとうございます。

>距離置かれたら、物凄い顔で睨んできて、みんなが「千と千尋のカオナシとチンパンジーを掛け合わせたような顔してるよね・・」と言っていました。

そうなんですよね。

自己愛の人たちって、「こんな事したらみんなから変な目で見られる」ってことを平気でするんですよね。

そこがやっぱり普通の人と違って面白いなぁと思うポイントでもあるのですが。

近くにいると嫌な思いをすることが多いので、やっぱり距離を置いて遠くから生暖かい目で見ているのがいいと思います。
Posted by ばんまつり at 2022年07月25日 00:17
これ、本当ですよね。
普通に親切にしても向こうは何もしないんですよね。それどころか、家庭環境に恵まれていないから、家庭環境に恵まれた人に平気でマウントやモラハラする。目先にある利益にしか目がいかないんですね。

距離置かれたら、物凄い顔で睨んできて、みんなが「千と千尋のカオナシとチンパンジーを掛け合わせたような顔してるよね・・」と言っていました。
Posted by みみ at 2022年07月24日 19:01
コメントありがとうございます。

自己愛から逃げ切って幸せになってくださいね!
Posted by ばんまつり at 2016年10月21日 20:45
2度目の縁切りの為、自己愛性人格障害の兄から逃げている者です。

もう15年近くターゲットにされていたんだなとやっと気付きました。
1度目の絶縁は両親の死で解いてしまいました。
これが大きな過ちだったと今なら分かりますが、、、。

今まで金銭的にも精神的にも大きな被害を受けてきましたが、何より辛いのは、事実を話しても兄弟、親戚の誰一人として私の話を信じてくれないことです。
事実とは逆に私こそ兄に迷惑ばかりかけるクズな弟ということで親戚中から煙たがられています。

私が事実を訴えれば訴える程、「やはり私は基地外である」という確信を深めさせてしまっているようで、今はもう何も言わず、兄弟、親戚からフェードアウトしようと距離を取り始めているところです。

他のサイトを散々調べ回っている内、こちらのブログにたどり着き、記事を拝見して正に目から鱗でした。
自己愛性人格障害者の特徴や行動パターンなどは他のサイトで調べまくっていましたが、それだけではどうしても理解できない事や納得できない点が多々ありまして、それが頭から離れず苦しい日々でした。

それが今日こちらのブログを拝見して一気に氷解しました。
自分の人生を第一に考えて生きていく事への後ろめたさを完全に振り払うことができました。

本当にありがとうございます。
Posted by 逃亡者 at 2016年10月20日 23:52
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