知事が失職した経緯は、大体以下のような感じらしいです。
元県民局長が怪文書をマスコミにばらまき、知事から懲戒処分を受けた後公益通報を行う。しかし、どうやら自殺の原因は、元局長が使用していた公用PCの中にあった不倫データを暴露されることを恐れたためらしいのです。
それで、「公益通報の通報者を処分するとは何事だ」と騒ぎ始めた兵庫県県議会議員たちが百条委員会を設置。
百条委員会のさ中、元県民局長が自殺。
自殺の原因は知事のパワハラということにされ、不信任案全員可決で知事が失職。
その数10年で10人とも言われています。
百条委員会というのは嘘をついてはいけないことになっています。
なので、PCの中身を開示せよと言われれば開示しなければなりませんし、不倫についても本当のことを言わなければいけません。
このように、怪文書をばらまいたり不倫をしたりと県庁で好き勝手だった元県民局長。
彼は、県内コラムを書いていてなかなか人気だったらしいのですが、その一部はこんな感じだったらしいです。
渡瀬局長「上司の矜持」https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/82063?page=4
1 手柄は譲り、責任は取る
2 仕事に厳しく、人に優しく
3 好き嫌いで人を選別するな
4 人を育てる視点を失うな
5 信用しない人は信用されない
6 任せたら、待つ
7 過去の自分と部下を比較するな
8 来る者を拒まず、去る者追わず(頼られたら応え、軽視されても怒るな)
9 考え過ぎない(心配事の80%は起こらない。起きてしまう20%のうち80%は解決可能。つまり、全体の4%が本当に問題)
怪文書を書いたり不倫をしたりするような人が書いたとは思えませんね。
本当、人って表と裏の顔がありますね。
いくら人当たりが良くて周りから善人扱いされている人でもよほど親しい間柄でもなければ信頼しきるのは危険ということでしょうね。
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