メタとは「高次の」という意味であり、メタ認知とは「自分が認知している物事を、もう一人の自分が客観的に認知し、制御している状態」なのだそうです。
メタ認知が高い人は、自分を客観的に見ることができ、組織のために自分ができることを周囲に配慮しながら実行できる人、と言えます。
反対にメタ認知が低い人と言うのは、自分を客観的に見ることができず、思い込みが激しく言動が独りよがりになりやすい人、と言うことになりますね。
自己愛性人格障害者もターゲットも、この「メタ認知」が低いと言えるのかもしれません。
自己愛性人格障害者は、自分を「優秀で素晴らしい人間」だと思い込んでいる人間なのに対し、
ターゲットは、基本的に自分を「大したことなく人より劣った人間」と思い込んでいる人間。
そう考えてみると、ターゲットになりやすい人がいる、と言うことも頷ける話ではあります。
ターゲットになりやすい人がメタ認知を高めれば、自分の置かれている状況を客観的に見ることができるようになるので、以下のようなメリットがあります。
@「なぜ自分はあんなろくでもないやつにいびられなければいけないのか?」と自分が置かれている状況を客観的に見ることができ、自己愛から逃げられるようになる。
A自己愛のターゲットになりにくくなる
B自己愛以外の人間関係も良くなり生きやすくなる。
なお、メタ認知を高める方法としては、以下のようなものがあるそうです。
1.瞑想https://achievement-hrs.co.jp/ritori/metacognition/?p=2659
2.セルフモニタリング
3.ライティング
4.コーチング
メタ認知という概念は知りませんでしたが、私も同僚のクソゲロ低能キモ男からモラハラされているとき、過去の経験や周りの人間関係など、色々な部分を客観的に見ることにより、「あのバカが私にやっていることはどう考えてもおかしい」と判断することができたのでモラハラから逃げることができました。
今自己愛のターゲットになって苦しんでいる方も、ぜひメタ認知能力を高め、客観的におかしいと気付いてくれたらいいなと思います。
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ほんと、上滑りで読んでる風味なのが…笑 私の毒母もそうです。地図必須の分厚い歴史書でも「30分で読めたわ」と。感想を求めても、何も答えません。
読まない2人、周りから「それモラハラだよ」と教えられても絶対違う!と鬱になってましたね。境界線が引けず、どこまでもズカズカ入ってきます。「それは私に決定権があるから」と拒否しても、キョトンとしてなんのことやら?という感じで。。言葉を尽くしてもこんなに伝わらないのか、と絶望しました。
でも仕事はできるんですよ。動物的なカンで。あの自己愛的頭の良さが、自己愛に権力を持たせ、社会のガンになってるんだと思います。絵に描いたようなパワハラしますけどね笑笑
>私の出会った2人の強烈自己愛なんですが、本を読んだことがなく、文字を読むとすぐ寝てしまう、とのことでした。
そうなんですね。
「小説で脳を鍛えよう!読書量が多いと他者を理解する能力が高まる!」(https://nazology.net/archives/149697)という記事もあるように、やはり読書というのは他人を理解する能力を高めるのだと思います。
私が過去会った自己愛も、読書をしない人か、読んで自慢できるような本しか読んでない人ばかりでしたね。
(誰も聞いてないのに「あたしハリー・ポッターの本、英語版で読んでるから」など)
私は他者を理解する能力が低い人って、話していて薄っぺらいなと感じてしまうことが多々あります。
多分、自分しか見えていない、自分のことしか考えていない人生なのですべてにおいて浅くなってしまうんでしょうね。
普通の人が3次元で生きてるのに、2次元で生きているような感じです。
ほんとそうです!これ、メタ認知というのですね。知りませんでした!
やたら視野が狭くて、「なぜそんな思考になる!?」と謎だったんですが、この「俯瞰」ができてないのが自己愛ですね(逆の意味で私も)。
私の出会った2人の強烈自己愛なんですが、本を読んだことがなく、文字を読むとすぐ寝てしまう、とのことでした。本を読まないと、恐らく客観機能が育たなくて主観のみ→「あいつむかつく!やっつけていいよね」「自分がこう思ったから、絶対こう!」みたいな短絡思考になるのかな?と思います。相手がどう感じるか、世間はどうか、という視点が抜け落ちてるんでしょう。
もう欠落して育ったものは後付けできないから、自己愛って成人しても直らないのかな?と思いますね。80才になっても幼稚な暴君のまま…☆
謙虚な様子の人を見ると「弱い」「偽善者」のレッテルを貼り、すかさずマウント。めんどくさくて、付き合いを絶ってしまいます。