メタとは「高次の」という意味であり、メタ認知とは「自分が認知している物事を、もう一人の自分が客観的に認知し、制御している状態」なのだそうです。
メタ認知が高い人は、自分を客観的に見ることができ、組織のために自分ができることを周囲に配慮しながら実行できる人、と言えます。
ということを昨日のブログに書いたのですが、ここではメタ認知が下手な人の特徴を書いてみたいと思います。
@すぐに怒る
メタ認知の下手な人は人に何か言われた場合、それをすぐに自分にあてはめてしまいがちです。
例えば、「ポイ捨てする人ってひどいよね」などと言った場合、「それ俺に文句言ってるの?」とか、「俺が悪いってこと?」などと言って怒る場合があります。
一般的な話と自分に向けられた話の区別をうまくつけることができないんですね。
気軽に雑談もできないのでめんどくさいです。
Aすぐにめげる
メタ認知の下手な人は、何か失敗した場合すぐにめげます。
大したことない失敗でも、この世の終わりみたいに大騒ぎして「俺はもうだめだ」みたいなことを言います。
その失敗が、自分以外の人にとってどれくらいインパクトのあるものなのか見えないので針小棒大に騒ぎまくります。
終わりではないと説得したり慰めたりしなきゃいけないのでめんどくさいです。
B嘘をつく
メタ認知の下手な人は、自分に不利だと感じるとすぐに嘘をついてしまうことがあります。
長い目で見れば、そんな嘘は絶対にバレてしまうだろうということでも、長い目で見るということができないのでとっさに口から出まかせが出てしまいます。
信用できないです。
C露骨に人の真似をする
メタ認知の下手な人は、他人から自分がどう見えるか分かってないので人の真似をすることが多いです。
服装、髪型、しゃべり方、癖などなど、「あ、これカッコイイ」とか「私もやってみたい」と思うとすぐに真似をしてしまいます。
でも、真似した人、真似された人の2人を知っている人にとっては、真似したことにすぐ気づいて「どうして真似なんて恥ずかしいことができるんだろう」と不思議なのですが、周りが見えてないのでやっている当人は別に全然恥ずかしくないんですね。
恐ろしいです。
Dナルシスト
メタ認知の下手な人は客観的に自分を見ることができないので、「俺はカッコイイ」とか思い込んでいる場合があります。
カッコ悪いのにカッコつけてたり、異性に対しては「お前、俺のこと好きなんだろ」みたいな態度をとることも多いです。
迷惑だし気持ち悪いです。
以上、メタ認知の下手な人の特徴ですが、人によって出る特徴は異なります。
5つの特徴をすべて持っている人もいれば(めちゃくちゃ迷惑な人ですね)、1つか2つの人もいます。
メタ認知が上手にできた方が、人生楽なのは確実なので、ぜひ下手な人には上手になってもらいたいです。
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