そして、その幸せも炭酸飲料の泡のように儚くすぐに消えてしまうため、次々と勝利が必要になってしまうのです。
働いている間はまだ良いでしょう。
サラリーマン社会というのは競争社会です。
勝ち抜けば勝ち抜くほど出世することが出来ます。
(出世する人は自己愛が強い人とも言えます。)
しかし、定年退職した後はどうなるでしょう。
仕事ばかりで当然家庭など省みなかった人間が大人しく家庭にいることなど出来ないでしょう。
今まで外で見つけていた、自分が勝利を感じるために必要な人間は、当然家族の中で見つける事になります。
大体ターゲットになるのは妻でしょう。
つまり、自己愛性人格障害者と暮らす限り、穏やかな老後などありえないのです。
常に自己愛性人格障害者がなすりつけてくる軽蔑、罪悪感、無力感などと共に生きていかなければならないのです。
ターゲットが逃げない限り、自己愛性人格障害者は炭酸飲料の泡のような儚い勝利感を抱いたまま虚しく死んでいくでしょう。
では、ターゲットが逃げたらどうなるでしょう。
次のターゲットが見つからない限り、自己愛性人格障害者は、虚しさに耐えられず、何かに依存しながら生きていく事になると思います。
例えばギャンブル、例えばアルコール、例えばモノ。
よく、ゴミ屋敷の特集をテレビでやっていたりしますが、ああいう家の住人が自己愛性人格障害者の末路ではないかと思います。
家族に逃げられ、自分の中の不安をモノをいっぱい集めること、モノに依存することで埋めているんです。
こう考えてみると、ドーパミンがもたらす快感に左右される人生というのは、本当に"足るを知る"事がない人生なのだなぁ、と思います。
今の自分にというものに自身がなくて幸せを感じられないから、
人より高いブランド持ちたがったり、
人より良い条件の人と結婚したがったり、
人の子よりも自分の子の方が優秀であってほしがったり。
今よりもっと良い暮らしを目指して頑張ることは良いことですが、それが他人に自慢したいとか、他人に勝ちたい、という動機から端を発していたとすれば、いくら良い暮らしをすることができるようになっても、永遠に満足して幸福感を得ることは無理なのだと思います。
今、自己愛性人格障害者に苦しめられていて、自己愛性人格障害者の末路が気になっている人は多いと思うのですが、彼らは(自己愛性人格障害者が治らない限り)いつだって穏やかな幸福感に包まれて満ち足りるという事はないのです。
だから自己愛性人格障害者の元を去ることが、彼らが唯一幸せ感じられる勝利を遠ざけるということになるのです。
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>先日、肺炎で入院して退院しましたが、体調もいまいちで衰えを感じています。
うわ!大変でしたね!
>自分が病気になることが一番気がかりのようで、わざとらしくせきこんだりすると、ストレス上昇します。
自己愛性人格障害者は、自分だけしか見えない世界にいますから、自分が一番大事なんですね。
共感性がありませんから。
だから、自分が病気になったら周りがドン引きするほどビビります。
そして、自分の身近な人が病気になっても(心配するメリットがない限り)全然気にも留めないんですね。
本当、腹が立ちますよね。
>相手にしてはいけないと思いつつも我慢できない。
>思わずけんかになるのです、そんな自分にも腹が立ちます。
「「純粋な知覚」は存在しない」という記事(https://fanblogs.jp/banmaturi/archive/1098/0)にも書いたのですが、人間というのは何かを見たりすると自動的にそのものに関する感情が沸き起こってしまうのだそうです。
何かを見て、何らかの感情が湧きおこらないという事がない、という事です。
だから、ピースケシロさんが旦那さんを見てイラっとするのは自分が悪いわけではなく、「人間なんだから仕方がない」という事なんですね。
旦那さんに関しては、もう「同じ人間じゃない」と割り切って人間らしい行動を期待しなければ良いのかも知れません。
相手に対する期待値を下げるのです。
同じような共感性を持つ人間の行動を期待するとイライラしますしね。
まぁ、向こうもこちらを同じ人間として扱っていないので、こっちも出来る限り利用してあげましょう。
今回もよろしくお願いいたします。
先日、肺炎で入院して退院しましたが、体調もいまいちで衰えを感じています。
人格障害ダンナがせき込んでいたので肺炎かも?といったら「お前のがうつった!」と断定的でひどい言い方。(いつもだけど)
自分が大事だから病院に行ってくすりもらって、その先生に奥さん入院で大変でしょう(家事に関して)といわれたが、全然平気だと答えたと言ってみたり、
入院中に食べたいもの注文しても、探してでも買って食べさせてやりたいとは思わないで、代替え品で済ます。
大したものじゃなくて七味あられが無性に食べたくなったから。
スーパー行けば売ってると思うけど・・・・
自分が病気になることが一番気がかりのようで、わざとらしくせきこんだりすると、ストレス上昇します。
世の中のじいさんたちは、こんなんでしょうか?
相手にしてはいけないと思いつつも我慢できない。
思わずけんかになるのです、そんな自分にも腹が立ちます。
親が自己愛だと大変ですよね。
子供は親の事をなかなか客観的に見る事なんてできませんから。
悪いのは自分だと思う事が多くなってしまうと思います。
やっぱり、自己愛からは離れるのが一番ですよ。
反吐が出るような半生を過ごしましたが
最近ようやく夜逃げして物理的に距離を置きました連絡もとっていません
やはりどうしようもない人間もどきと関わっても自分が不幸になるだけだと実感出来ます
自己愛性人格障害と一緒に居ると金銭の損以上のデメリットを被る
とりあえず距離を置くだけでも冷静に分析して飲み込めるようになるので
気持ちに少しずつでも決着をつけれるようにはなりました
>妻から離れる一番理想的な形を、息子は私に与えてくれたのだと思えるようになりました。
そう考えると良いかもしれないですね。
yukiさんも今まで精神的にかなり辛い思いをされてきたと思います。
今後は奥様と離れ、しばらくは自分の幸せと息子さんの幸せを中心に過ごされたら良いかもしれません。
息子さんも受験という人生で大事な時期だと思うので、親としてできることはしてあげたいですもんね。
そして、私は子育てで大事なことは親の精神的安定だと思っているので、yukiさんには是非ご自分を癒してもらいたいです。
>少し記憶が薄らいできましたが、ここまでされたら戻りたくても戻れない、っていつでも思えます。
そうですね。
自己愛性人格障害者からの被害、特にモラハラは記憶に残りにくいという特徴があるので、加害者のもとに戻ってしまう被害者も多いです。
今回、目に見える形(家から追い出された)で被害を受けたので、かなりインパクトがあったと思いますが、その他の被害もメモなどに取っておくことをお勧めします。
もし加害者のもとに戻っても良いかなと思ってしまった時に、どんな被害を受けたかを思い出すためです。
戻ったら、100%また辛い日々が始まります。そして、戻ってしまったことで、「あぁ、こいつはここまでしても私のところに戻ってくるんだな」という認識を加害者に与え、ハラスメントはもっとひどくなります。
>反撃したい気持ちもありますが、中途半端な反撃は逆に妻の術中にはまってしまので、無視することにします。
そうです。相手の思い通りの行動をしないことが一番です。
>娘を捨てた形になってしまったので、娘に恨まれてもしょうがありませんが、まず一番の被害者の私が逃げて、生き延びないことには、娘が妻の異常性に気が付いた時に助けられないと思えるようになりました。
そうですね。
まずyukiさんご自身の生活基盤と精神的安定をしっかりと持つ事、そして娘さんとの連絡を絶たないことが大事かなと思います。
>ばんまつりさんのブログのひとつひとつが、まるで自分の心情を書いているのように思えてきます。
多分、自己愛性人格障害者による被害者はみんな同じような気持ちになるからかもしれませんね。
yukiさんは絶対悪くありませんよ。
全部、加害者側の心の問題なんです。
今後も、同情心には注意してみてくださいね。
もし息子が娘同様、妻に依存してたとしたら、未だに私は別居出来ずにいたし、仮に私一人で別居したとしたら、私が家族を捨てた形になっていました。
妻から離れる一番理想的な形を、息子は私に与えてくれたのだと思えるようになりました。
息子と一緒に家を追い出された形になり、妻の悪行が息子を通して学校中に知れ渡り、妻は被害者面ができず、息子だけ呼び戻したいのだと思います。
一旦は、妻に強制的に許させられ、1週間後に戻ることを約束させられたことがありましたが、妻が頭を下げて、戻ってきて欲しいと懇願した形が納得できず、その話し合いの3日後に、私たちが自発的に戻りたい思うまで戻ってこなくていい。と自ら反故にしたことがありました。あれがターニングポイントだったと思います。
ターゲットに逃げられた妻の怒りは、私や息子の荷物を全て家から押し出し、鍵まで付替え、という常軌を逸した行動となって表れました。「私に逆らったら、こんなに酷いことになるぞ」という脅しのメッセージだったつもりと思いますが、離婚の覚悟ができた今となっては、渡りに船となりました。少し記憶が薄らいできましたが、ここまでされたら戻りたくても戻れない、っていつでも思えます。
反撃したい気持ちもありますが、中途半端な反撃は逆に妻の術中にはまってしまので、無視することにします。
娘を捨てた形になってしまったので、娘に恨まれてもしょうがありませんが、まず一番の被害者の私が逃げて、生き延びないことには、娘が妻の異常性に気が付いた時に助けられないと思えるようになりました。
ばんまつりさんのブログのひとつひとつが、まるで自分の心情を書いているのように思えてきます。
>人生で、何度も何度も、自己愛性人格障害の人に嫌な思いをさせられています。
大変な人生ですね…。
ひょっとしたら、Tさんは外見も中身も優しそうに見える方で、彼らに狙われやすいタイプなのかもしれませんね…。
>心で蔑む、無視するだけではどんどん踏みこまれますよね。踏み込まれない心を作ればよいのかもしれませんが... 少しずつ、うまく感情表出できるとよいのですが。
陰ながら応援させていただきます。
>こういうブログは、とても支えになります。自己愛性人格障害の世間的な認知度を高めることにもなりますし、個人的にも助けられます。ありがとうございます。
こちらこそ、温かいお言葉有難うございます。
私の経験が誰かのお役に立てれば幸いです。
人生で、何度も何度も、自己愛性人格障害の人に嫌な思いをさせられています。その度にやつらがどんな性質を持っているのか理解が少しずつ深くなったり、多少対処の仕方も変わっていったりはしているのですが、もともとこのタイプと縁がない人のように絡まれることなくやりすごすことができません。あいつらは張り子の虎で、見せている姿が一番強い姿、人の目をものすごく気にするので悪事を白日の下にさらせばすぐに弱る、ということもわかっているのですが、自分が感情を表に出すリスクを考えるとなかなかやり返すことができないんですよね。もはやかわいそうとは思いませんが(でもそんな生き方しかできないなんて哀れだとは思いますが。同情のかわいそうではないです)、表立ってやり返すことに慣れていない、躊躇してしまうので、そこをねらわらるのだと思います。心で蔑む、無視するだけではどんどん踏みこまれますよね。踏み込まれない心を作ればよいのかもしれませんが... 少しずつ、うまく感情表出できるとよいのですが。
こういうブログは、とても支えになります。自己愛性人格障害の世間的な認知度を高めることにもなりますし、個人的にも助けられます。ありがとうございます。