モラハラ加害者としては、自分は完璧主義なので、細かいところが気になってしまう、という事なのです。
そして、どうしてそんな簡単な事をターゲットができないのか理解できないのです。
それもこれもターゲットがダメ人間だからという風に責任を押し付けてきます。
でも、モラハラ加害者にとっての完璧なんて実はとんでもない事なのです。
完璧を目指そうとしたら、モラハラ加害者の気持ちになり、ヤツが何を求めているのか先を読んで行動する必要があります。
例えば、「アイスコーヒーが飲みたいな」と思ったら、目の前にアイスコーヒーが置かれているようなものです。
そんな事が出来るのは、全能の目を持つ神様くらいです。
(神様だって忙しいので、そんなセコイ男の気持ちを考えているほど暇じゃありません。)
そういう神様にしか出来ないような特殊能力を、モラハラ加害者はターゲットに求めてきます。
何故なら、彼らは自己と他己の分離が上手く出来ていないからです。
自分の延長に他人がいるという認識なのです。
だから、それができないターゲットの方が悪いと完全に思う事が出来るのです。
そして、そういう時、ターゲットに罪悪感を抱かせるためにターゲットの大事なものを人質に取っている事が多いのです。
・俺の事が好きだったら当然できるはずなのにどうしてお前は出来ないんだ?
・良い妻だったら当然できるはずなのにどうしてお前は出来ないんだ?
・常識的な人間だったら当然できるはずなのにどうしてお前は出来ないんだ?
・子供の母親だったら当然できるはずなのにどうしてお前は出来ないんだ?
・社会人だったら当然できるはずなのにどうしてお前は出来ないんだ?
あくまでも、要求している事はモラハラ加害者の望みではなくて、ターゲットがこうありたいと思う人間であれば当然できるはずの事なので、お前はダメな人間なのだ、と罪悪感を抱かせるのです。
しかも、自分の事は棚に上げて。
だから、誰もモラハラ加害者にとっての完璧な人間になんてなれないし、なる価値もないんですよ。
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