モラハラなんかをする奴は不幸だから一時的に快楽を得るためにモラハラなんかをすると書きました。
このモラハラ加害者たちの"不幸"についてなんですが。
これ、不思議に思ったり、違うんじゃないかと思ったりする人もいるかもしれません。
事実、モラハラをするような人の中には、社会的に成功している人もいますから。
会社では多くの部下を従えていたり、ママ友であれば中心的な人物であったりします。
表面的に見れば、彼らは多くの者たちを従え幸せそうに見えるかもしれません。
では、彼らの不幸とは何なのか。
その中心にあるのは、「自分の理想的な姿」と「現実の自分」の乖離、なのです。
社会的に見れば高い地位にいるとは言っても彼らの理想は天井知らずです。
常に他人より特別な存在として扱われることを望んでいます。
しかし、世の中そうそううまくはいきません。
仕事で失敗することもあるでしょうし、ママ友の子供が自分の子供よりかわいい場合もあります。
普通の人だったら「そんなこともあるよね」と自分の心の折り合いをつけることもできますが、モラハラ加害者の場合それが上手くできません。
なぜなら、自分は完璧な人間で劣ったところなどないはずなのですから。
なので、そういう消化できないストレスを「自分より下の人間を作って虐待し快感を得る」ことで発散しているのです。
ちなみに、普通の人でも日常的にイラっとすることもあるかと思いますが、モラハラ加害者の場合その頻度が普通の人よりも多いです。
なぜなら「自分は特別」という妄想でごまかしながら生きていますが、根拠がないので常に不安があり、あらゆることがその不安を刺激するからです。
つまり、彼らは普通の人よりも常に不安になったり嫉妬をしやすいってことですね。
そんな人生って不幸だと思いませんか?
普通の人の心の天気がだいたいいつも「晴れ時々曇り」だとしたら、モラハラ加害者たちの心の中は「超大型の台風の暴風域の中」。
ちょっと晴れたと思ったら瞬く間に暴風雨。とてもじゃないけど安心して生活することなんてできません。
ちなみに、彼らを普通の人みたいに治してあげることも難しいってわかりますよね。
「自分は特別で素晴らしい人間だ!」という妄想に必死にしがみついて生きている人に、「違います!あなたは平凡で普通の人間です!」なんて言っても聞き入れるわけないですから。「バカにしてるのか?」と怒るだけです。
まぁ、客観的に自分を見ることができないんですよ。
だから彼らの言動はたびたび普通の人にとって滑稽に映るのですが。
彼らは一生台風の暴風域の中で生きるしかないのです。
そんな人と関わっていたらこちらも暴風域に巻き込まれるだけなので、関わる方が人生の無駄遣いだと思います。
そして、彼らに何かされても彼らを不幸にするためにやり返す必要はないと思います。
彼らはそのままで不幸なのですから。
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