ある日、私たちが食事をしているテーブルの隣に親子連れが座りました。
お父さん、お母さん、6歳と2歳くらいの女の子です。
隣なので会話もまる聞こえだったのですが、お母さんと思しき人が2歳の子供に対して頻繁に
「バカ」
と言うのです。
多分、2歳なので食べものをこぼしたり、好き嫌いを言ったりしてたみたいなのですが、それに対して頻繁に「バカ」と言っているのです。
これ、本当にやめてほしい。特に女の子には。
昔、私も母親から何かあるたびに「バカ」と言われていました。
この「バカ」という言葉。
親にとってはとても便利な言葉だと思います。
「バカ」と言われた子供はビクッとして一瞬思考停止になり、その後の親の言葉をちゃんと聞いてるように見えますから。
でもこの「バカ」という言葉。
確実に子供の自己肯定感を下げます。
「どうせ自分はバカだから」と自信も自尊心も低い人間になってしまいます。
そして、そういう自信も自尊心も低い人間はモラハラの餌食になりやすいのです。
「私はバカだからそういうことを言われるんだ。私が我慢すればいいんだ」と。
子供にバカと言い続けることは、自分の子供をモラハラホイホイに育てているようなものです。
雑巾として育てられてきた子供は雑巾として扱われても受け入れてしまうのです。
自分の子供にそうなってほしくない人は、ぜひ「バカ」と言うのをやめてほしいです。
そして、親から「バカ」と言われ続けて育ってきた人。
あなたたちはバカではありません。
親が楽をするために「バカ」と言っていただけと理解して、自信をもって生きてください。
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