2018年07月09日
豪雨災害に広島の選手も心痛める
広島・岡田、豪雨惨状に胸痛める 「すごく大変な思いしている人が…」
7/9(月) 14:29配信
広島が9日、マツダスタジアムで投手指名練習を行った。西日本豪雨の影響で阪神3連戦が中止となり、岡田、ジョンソン、九里、高橋昂らはキャッチボールなどで調整した。
久々に広島に戻った岡田は「近くの川がにごっていた」と驚き、「すごく大変な思いをされている人がいると思う。自分たちは仕事をして、勝っていけるプレーができるようにしたい」と神妙な面持ちで話した。
広島大瀬良、後半戦に向けて「貢献できるように」
7/9(月) 17:35配信
広島大瀬良大地投手(27)が9日、前半戦を投げ終えた体のメンテナンスのためマツダスタジアムを訪れた。
大瀬良はここまで15試合に先発し、10勝4敗、防御率2・55の成績を残す。リーグただ1人2桁勝利を挙げるだけでなく、防御率、三振数ともにチームトップ。13、14日のオールスター戦にも初出場する。
苦しい投手陣をけん引する働きに「これだけのイニングを投げられたのは一生懸命やった結果。何とか頑張れたかなと思うけど、満足してはいない。後半に入ってからチームにとって大事な試合になるので、貢献できるようにやっていきたい」と、後半戦へ向けて気持ちを切り替えた。
また、広島県内の豪雨災害による被害を目の当たりにし「僕らにできることは一生懸命に1試合、1試合に向かって頑張っていくこと。そういう姿をみんなでみせていければと思う」と言葉を選びながら表情を引き締めた。
西日本豪雨で阪神との3連戦中止 家族も避難した広島・緒方監督「当然の措置」
7/9(月) 11:30配信
広島は8日、甚大な被害を及ぼしている西日本豪雨の影響で9日から本拠地で予定されていた阪神との3連戦を中止にすることを決定した。
鈴木球団本部長は「被災した方たちの心情や救助が進むなかで、試合ができる環境ではないと判断した。鉄道もストップしているし、学校も休校になると聞いた」と説明。また、最終的には松田元オーナーが決定したといい「このように災害のときは広島で試合をやって盛り上がるべきではないということ」。
これを受けて緒方監督は「試合するには厳しい環境と球団が判断した。当然の措置」とコメント。今回の豪雨では自身の家族も避難したこともあり「広島に帰ってみないと。ニュースではいろんな情報を耳にするが、まだ行方不明の方もいるみたいだし」と心配そうな表情で語った。
選手会長の会沢は「広島がこういう状況なので何と言っていいか分からない。ただ、勇気を与えられるようにするのがプロの使命。(選手会としても)何らかの形で支援できれば」と話した。
未曾有の被害となった西日本豪雨です。あらためてこの度の豪雨災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様方に心からお見舞い申し上げます。未だに行方不明の方々もおられる中で、懸命の救助活動が続いています。警察、消防、自衛隊、各地からの援助隊の皆さん、大変ですがよろしくお願いいたします。
広島の選手の皆さんもこの度の災害にも衝撃を受けているようです。チームとしては16日からのナゴヤドームでの中日戦まで実戦がありません。ドリヨシとしてはそのあたり実戦感覚がどうかなと少し心配です。しかし、そこは広島東洋カープの選手ですから大丈夫でしょう。被災された皆さんに元気と勇気を与えるべく、リーグ3連覇。そして悲願の日本一を是非実現させて欲しいです。