癌になる要因は食べ物、ストレス、活性酸素、遺伝的素因、ダイオキシンなどの化学物質、電磁波、放射能などいろんな要因があると言われている。
その中でも食品は毎日食べるものであるから、その原因は大きいと考えられる。
ストレスも免疫力を低下させる要因であるからストレス社会の現代では悪化要因でもある。
食べ物の観点から癌の発生を調べると、肉類の食べ過ぎ、糖質や炭水化物の取りすぎ、加工食品での食品添加物、
合成保存料などの化学物質などが原因と言われている。
厚生労働省は昭和20年より日本人の死因のトップ5を公開しているが、高度成長期前の死因の多くが
結核や胃腸炎や感染症、心臓病、脳梗塞などの血管障害が主であったが、
日本も戦後復興がうまくゆき経済成長を遂げて家系の収入が増えて、食事として肉食がより浸透し、
食べ物に困らなくなった高度成長期以降は、各種癌、心臓病、脳梗塞など血管障害などが徐々に増えて
現在も日本人の死因のトップ3を占め、その中でも癌で亡くなる人が3割を超える状態までなった。
多くの病気、死因が肥満と関係しており、肥満と関係が深い病気として糖尿病、高血圧、その他さまざま多くの病気が
原因の多くが一口で言えば「食べ過ぎ」であると言える。
特に肉の食べ過ぎ、糖分や炭水化物の取りすぎ、運動不足、ストレスなどのリスク要因と重なり発症していると考えられる。
肉を食べれば一時的に元気が出るが頻繁に多く食べすぎると胃腸内で消化しきれないものは腸内悪玉菌で癌物質に変換され、
それら有害物質が腸内また消化吸収されて血液に入り、癌のもとになると言われている。
また、糖分など甘い食品を食べれば一時的にはおいしくハッピーな気分で元気が出るように感じるが
糖分の取りすぎは活性酸素を活性化させ細胞を傷つけると同時に、体で余った糖分は癌の栄養源になり癌の成長を助けると言われている。
また糖分や炭水化物の取りすぎは肝臓で寝ている間に脂肪に変換され、脂肪依存型で成長し栄養源とする癌の成長を助けると言われている。
要は肉や甘い食べ物、糖分、炭水化物の取りすぎは体に悪いということが
ここ20年ほどの医学の研究でほぼよくないことだとわかってきたと言える。
今は60年前のように食べ物が不足して生きる上でカロリーが足りない時代ではないのだ。
では、癌になりにくい食べ物はあるのかといえば、それは野菜やキノコ、発酵食品、乳酸菌を多く食べることだという研究結果が多い。
2年前にノーベル賞を受賞した本庶先生は癌を治すのに免疫力を高めるがん治療薬を開発し賞を受賞した。
体に食べ物を多く食べていると腸内環境で悪玉菌が増え、免疫力が低下する。
強いストレスにさらされ続けると免疫細胞の活性が低下する。
よって、免疫力を自然に高める食品を食べることをすれば、癌になりにくいと言える。
肉や糖分の多い食品を食べても野菜を食べること、免疫力の要である腸内環境を良くすることが大切だといろんな文献を見ていて思う。
それと癌の予防に必要な活性酸素を予防するビタミンA、ビタミンC、ビタミンEを含む食べ物も大切だと思う。
例えば胃がんとピロリ菌の関係が深いことは知られており、成人病検診でもピロリ菌の有無の検査も近年は取り入れられており、
食べ物にもピロリ菌の繁殖に都合のよいものと悪いものがあると言われている。
よって、ピロリ菌が増えにくいブロッコリーなどの野菜やヨーグルトなどの食べ物を多く食べていれば胃がんにかかりにくいと言われている。
一番は除菌すればよいのだが、抗生物質投与で体に合わない人など除菌が難しい人もいる。
多くの病気に関係する食べ過ぎと食べる物の種類を自分の生活の中で一度見直してみよう。
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