実を言うと私の実家の家系は比較的長生きである。
両親も80歳を過ぎているが現在も大病にもかからずかろうじて健康である。
祖父母は両方とも90歳前後まで長く生きた。
曽祖母も90歳近くまで生きた。
ただ、実家から外に出た叔父などの男の人達は長生きが少ない。
長生きしない叔父や先祖を見ていると、共通しているのが酒とたばこを吸う習慣があることだ。
特に母方の実家、父方の現家系の両方で酒を飲む習慣があった先祖は50歳代でなくなっている男性が多い。
昔の女性のほとんどがタバコや酒を飲まないため、先祖のお墓を見ると女性は比較的長生きだが、
叔父などの酒やタバコを吸う習慣があった人は男は肺がん2名、脳血管障害での脳梗塞3名、肝硬変など
50歳代で亡くなっているケースが多い。
医学的に以前は酒は少量なら長生きにつながると言われていたが、
酒には精神安定剤以上に耐性があり、毎日晩酌などで飲んでいると、少しの量では酔わなくなり、
飲む量が増えると肝臓や膵臓、胃腸などにも悪影響を与えるとの見解がある。
酒を飲む習慣がある人は手術の際の麻酔薬が効きにくかったり、一般に薬が効きにくいことも知られている。
最近の医学の見解では酒は百薬の長でないという見解が出された。
酒は様々な病気につながるだけでなく、人生の失敗を招くリスクをはらむ。
なぜなら酒を飲むと人は感情的で衝動的になりやすく、思考能力、記憶力、判断能力が確実に鈍り
しらふでは起こさないような大失敗をすることは有名人や議員、公務員などの毎度のニュース記事でも多いことを知っていよう。
私が身の回りの人を見ていると酒を飲む人で健康で長生きしている人は少数派だと感じる。
人それぞれ満足した生き方があるし、個人個人体質が違うから一概には問題ないと考える人や
仮に酒やたばこが原因で病気になってもそれで満足だと
割り切っている価値観の人は私のブログを読む必要はないだろう。
ちなみに酒をほとんど飲まない50代の私のガンマーGTPは10であり、
その他肝臓の指標はすごく優秀な数値だ。
私はそのような家系の中でも体が弱いほうである。
その原因はストレスを感じやすく自律神経の働きが悪いことに起因すると思う。
それでも現在の中年でも何度も病気からの回復を図りつつ、慢性疾患に至る寸前で慢性病にならずに健康でいられる理由は、
30年前に脳科学に興味を持ち、神経伝達物質と栄養素に密接な関係があることから
栄養学の勉強をしつつ実践で試した経験を積んで相関関係を肌で学習したことや、
脳科学を勉強する中で強いストレスが様々な疾患の原因になっていることを予備知識で知っていたことと
20年前に罹患した慢性前立腺炎の治療でサプリメントや整体、マッサージが大いに役立ったことにさかのぼると思う。
当時大きな病院3か所で治らなかった慢性前立腺炎を治そうとした際に辛い食べ物や刺激性の飲み物が
症状を悪化させ、野菜サラダなどの植物性の食物が症状を緩和させたことをヒントに
いろんなサプリメントや食べ物を試して、その結果、植物系のサプリメントで慢性前立腺炎が快方に向かった。
それで病院で治らない疾患や症状も自分で知識を得て、いろんなことを試すことで問題を解決できることを学習したことが基礎になっていると思う。
健康のためにキーワードとして重要なことは
1、自分なりのストレス対策法の習得
2、日常の食事での食べ物の種類と量と時間の良し悪しの知識と実践
3、適度な運動(少し負荷がかかる程度)を週に1度はする
4、医者には7割頼り、残りの3割は自己に合った治療法を見つける試行錯誤
5、睡眠を深く取るための習慣と知恵
6、食べ物で取りにくいビタミン、ミネラルはサプリメントを利用する知恵
7、炭水化物や甘いものは採りすぎない
8、タバコは止め、酒はほとんど飲まないため肝臓をはじめ内臓は健康そのもの
この8つが大きいことが過去の病気と不調改善の試行錯誤の結果で身に付いた。
したがって、体の不調や病気の予防は主に食べ物やサプリメントと運動で解決する手法を取ってきた。
ストレス解消の一番よいのは私の場合、リラクゼーションのマッサージだ。
それらのための知識の蓄積と実践での試行錯誤が現在と将来の自分の健康を支えているといえる。
中年になり仕事での大きなストレスで一時期不健康で病気を連続して経験したが、
結局は様々な知恵と試行錯誤で克服できた。
その原動力はだめでもともとやってみるという行動力と努力の継続のための少しの忍耐力だと思う。
これからも健康で働き続けるために、さらなる自分に合った健康法を編み出し、健康情報の発信に努める所存だ。
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