2018年03月13日
2018年03月12日
昨年カモにしたヤクルトを警戒?
広島 昨季カモのヤクルトを警戒する理由
3/12(月) 16:45配信
東スポWeb
広島は11日のヤクルトとのオープン戦(福山)に3―3と、同カード2試合連続のドロー。昨季は17勝7敗1分けとカモにしていた相手だが、チーム内からは「今季は警戒すべき」との声が上がっている。
いずれの試合もリードで迎えた9回に同点とされて勝利を逃した。ただ、タナキクマルといった主力野手は途中で交代。今村、中崎ら中継ぎ陣の起用も「勝利の方程式」通りではなく、若手にチャンスを与えるなど、必ずしも勝利を意識したものではなかった。緒方孝市監督(49)は「チームとしての戦い方」を重要視しつつも「結果だけがすべてじゃない。内容も見ている」といった発言を繰り返している。
だが、目先の結果だけでなく、今回の2連戦でヤクルトを脅威に感じたのは、昨季まで広島で指導にあたった石井打撃コーチと河田外野守備走塁コーチの“ヤクルト移籍”に要因がある。10日の試合では2回にバレンティンが畠山の二塁打で一塁から一気に生還し、3回無死三塁では山田哲の右打ち(一ゴロ)で得点を挙げるシーンがあった。あるチーム関係者は「次の塁を狙うといった意識や、安打でなくても点を奪うといったことは、石井さんや河田さんの考えが浸透している証拠」と分析した。
また、11日の試合では3回、一死一塁の場面で荒木がバスターエンドランを試みるなど、ファウルになりながらも積極的な攻撃を仕掛けてきた。別の球団関係者は「ヤクルトの選手には(両コーチを含めた)首脳陣の采配になんとか応えようという姿勢が感じられた」と振り返り、警戒心を強めていた。
昨季得意とした相手だけに「いつも通り自分たちの野球をやっていくだけ」と過剰に反応しない意見もあるが…。今季のヤクルトはこちら側の手の内を知り尽くしている2人の存在で、一筋縄ではいかないかもしれない。
確かに要警戒かもしれません。コーチ2人がヤクルトに移り、広島カープの手の内を知っているだけに、今季は厄介な相手になりそうです。土日のオープン戦を観た限り、ヤクルトの選手の意識が変わっているのが分かります。走塁は積極的になっていますし、チームバッティングに徹している印象があります。攻撃に粘りが出て来ているので、特にカープの投手陣はエネルギーを消耗しかねない状況になるかもしれません。事実、土日の試合は9回に追い付かれ、ドローに持ち込まれました。いやあ、今季は大変かもしれません。
しかし、広島とヤクルトで違うのは、主力選手の平均年齢が広島の方が若いということです。なので、2人のコーチが求めていた走・攻・守のバランスがそろっているのが広島カープの方で、ヤクルトはその器が完成されていないということです。仮にヤクルトが開幕からバランスのそろった野球が出来たとしても、おそらく息切れしてしまうと考えます。ヤクルト投手陣も完全ではないので、最終的には然るべき位置に落ち着くのではないかと思います。
2018年03月11日
オープン戦@福山 広島3−3東京ヤクルト(9回規定により引き分け) 高橋昂也投手5回無失点!エルドレッド選手先制タイムリー!石原選手気迫のタイムリー!
広島・高橋昴也が上々、5回無失点「四球が続いたのが課題」
3/11(日) 15:46配信
デイリースポーツ
「オープン戦、広島−ヤクルト」(11日、福山市民球場)
広島・高橋昂也投手が先発し、5回3安打無失点と好投した。
直球とスライダーを中心に淡々と相手打線を封じた。三回は先頭の谷内に四球を与えたが、荒木を直球で二ゴロ併殺。続く山崎には四球と盗塁を許し、この日唯一となる得点圏の走者を背負った。それでも冷静に、山田を三ゴロに打ち取った。
開幕ローテ入りを狙う2年目左腕は降板後、「結果的に0に抑えられて、いいところも課題もあった。真っすぐは良かった方」と、うなずいた。一方で「四球が続いたのが課題。制球面をレベルアップできるようにしたい」と反省も忘れなかった。
広島エルドレッド、ヤクルト戦で先制適時打
3/11(日) 14:43配信
デイリースポーツ
「オープン戦、広島−ヤクルト」(11日、福山市民球場)
広島がブラッド・エルドレッド内野手の先制適時打などで3点を先制した。
三回までは相手先発・由規に無安打に抑えられていた打線。四回1死に鈴木が左越え二塁打を放つと、エルドレッドがカウント1−2から変化球を中前へはじき返し先制に成功した。
その後2死一、二塁からは石原が2点中前二塁打を放ち追加点。均衡していた中、流れを引き寄せた。
高橋昂也投手がまずまずの好投を見せてくれました。若干コントロールにばらつきがあり、全体的に球が高めだったものの、ストレート、変化球にキレがあり、時々右打者のインコースに決まるストレートは素晴らしいものがあります。制球面の修正ができれば、先発ピッチャーとしての役割は十分果たせるて思います。九里投手とのローテーション争いはますますし烈になりそうですね。
2番手のアドゥワ投手、4番手の藤井投手がそれぞれ失点しました。中継ぎ投手として一軍に生き残るためにはさらに今後オープン戦で見極めていかなくてはなりません。
打線はエルドレッド選手が元気でした。奥様の出産で来日が遅れて調整面はどうかなと心配されましたが、体にもキレがあり、よく動いているので安心しました。一軍外国人枠の競争も激しいですので、エルドレッド選手も本気モード全開です。外国人枠が5人だったらなあとドリヨシは切に思っています。
石原選手もうかうかできませんが、今日は一発回答のタイムリー2ベースを放ちました。前の打順の西川選手が申告の敬遠をされて、石原選手の闘志に火がついた模様です。まだまだベテランも元気です。一軍の捕手争いもし烈で、石原選手の他に會澤選手、磯村選手、坂倉選手など、近年ない争いにドリヨシも注目です。